パパ・ママ
せんせい
きっず


HOME




アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
幼稚園・保育園 登園拒否・行きたがらない・登園後の後追い
保育園に行きたくないとシクシク泣いて、食欲もない
この5月で3歳になった長男の保育園の登園拒否についてご相談したいことがあります。
私は専業主婦です。
子供はこの他に次男(4月で1歳)がいます。
保育所(無認可)は10人の子供がいる環境です。

息子を5月より週2回通わせています。
まだ先週2日間行ったばかりです。(数ヶ月前、私が資格取得講義に行く関係で次男と長男を丸一日4日間預けた経緯があります。その時は何も問題はありませんでした。)

2日間行った最終日より現在まで下痢が続いており、行きたくないと毎日泣いてます。シクシク泣くのです。カンシャクを起こす泣き方ではありません。朝方早く布団の中で泣いている日もありました。理由を聞くと「保育園に行きたくない。」とだけいいます。

おもちゃで遊ぶでもなく、ぼー、として一日を過ごし、私の顔をみて目があえば「保育園に行きたくない」と涙を流しています。食欲もなく、あまり食べてないのに下痢が1週間近く続いています。もとから食は細い方ですが痩せてしまいました。まだ病院には行っていません。また今週2日間保育園に行ってみて様子をみてからと思っています。こういう間隔があいた保育園の通い方は慣れるのに時間がかかるかも、と保育士さんには言われました。続けていかせたほうがよいのでしょうか?週5回は経済的に無理なので、幼稚園に入るまでの1年間は私が見て、週に1回位のペースで一時利用託児でリフレッシュしたほうがよいのでしょか?

週二回預ける理由は、2人の子育てをしていく自信がなくなったのと、私自信こなしたい資格試験勉強があるため自分の時間がほしかった、というのがあります。
長男の性格は割りと社交的で言葉の発達も早く、人の言葉、態度に敏感なところがあります。やさしい性格で気使いもできます。次男が生まれてからも弟に対して焼きもちはありますが、ひどく苛める態度はみてとれません。一緒にからまって遊んでいます。発達は早いほうだと思うので早めにお友達と遊ばせてあげらる環境に行かせてあげたいと思っていたのも預ける理由の一つです。
5月生まれで、来年まで私立幼稚園にはいれない地域にいます。
公立保育園(認可)は働いてないとはいれません。
幼稚園に入れるまで、毎日、公園などに連れていかねば、でも下の子は昼寝をしたくてぐずっているし、とストレスを抱え込んでイライラして長男を叩いてしまう母親といるよりは保育園に行ってお友達と遊んでいた方がお互いにとってよいのではないか、との考えもあり預けることにしました。

実際、先週預けてみて子供が一人いないときの自分がいかにリラックスして過ごせ、帰ってきた長男に優しく接することができたかを感じました。

家にいるときは毎日、「公園に行ってお友達と遊びたい。」といいます。それも私にはプレッシャーなのです。次男はうちでごろごろしていたいのでしょうが無理やり一緒にベビーカーで外に連れていかされます。

毎日一緒にいるとイライラして手を上げてしまうこともしばしばあり、自己嫌悪は深まります。
次男が1歳になるまでの去年1年間は私にとって最悪の子育て期間でした。次男が生まれる月に夫は転勤で他県へいってしまいました。数ヶ月遅れて夫のもとで一緒に生活してみたのですが、知らない土地、知り合いはなし、生まれたばかりの赤ちゃんを連れては外にでることは避けたいのだけど、長男は2歳になりたて。
外で遊びたいさかりなので連れていってあげなければこの子が社会性のない子になってしまうのでは?と公園などに連れて行く毎日でした。

長男は2歳まではおだやかな性格で比較的問題もなく、子育ては楽しい、と思っていました。長男一人の時はほとんど叱ることもせずにスクスクそだってくれていたのでもう一人増えてもそんなに大変ではないだろうと安易に考えていました。
ですから次男ができてからの私のイライラの態度がひどく、長男につらくあたってしまったので少し乱暴なとげとげした態度がみられるようになってしまったのです。これではいけない、両親、親戚を頼れないのであれば他の人に相談等をして子育てしなくては警察ざたになりかねない、と保育所へ出すことにしたのです。
ちなみに夫は育児に協力的ですが去年1年間は自分の職場が変わったのと社内資格試験勉強で育児はほぼ私にまかせきりでした。
最近ようやく、時間が取れるようなり育児を手伝ってくれています。

こんな経緯もあり、3歳になる5月から、無理して子育てを自分だけでしないで他の人の手をかりてストレスを溜めないようにがんばろう、その方が友好な親子関係がまた作れるだろうと預けたのですが・・・。

どのように息子と接しっていったらよいのでしょうか?
ご回答願います。長々と書いてしまてすみません。

(ぎょうしゅんママ さん)


ぎょうしゅんママさん、ご相談いただき御礼申し上げます。旭幼稚園、園長の井上です。ご相談内容、拝見いたしました。
たいへん失礼な言い方になってしまうかも知れませんが、ご了承ください。

ご相談文を拝見しての私の感想です。問題の全てはぎょうしゅんママさんの心に「ゆとり」がないからでは?と感じました。
子育てって、正解はありません。子どもは1人ひとり違います。あるお子さんには通用した方法も、別のお友達には全く通用しないこともあります。ですから…子育ては難しく、また難しいからやりがいがあるのだと思います。誰も子育てに自信のある人なんていません。皆、手探りをしながら子どもと向き合っているのです。

そうは言っても、実際に子育てされる中心になっているぎょうしゅんママさんのご苦労もわかります。(私なんか、子育てはママに任せきりなので、お返事しながらちょっと後ろめたい気持ちもあります)
特に上のお子さまの「要望」に応じられない場合など、ぎょうしゅんママさんご自身にストレスが溜まる。ぎょうしゅんママさんはお子さまのことを考え、できるだけ「子ども」にとって良い子育てをしよう。そう思い、実践してこられた。それだけに現状を考えると、どうにも仕方ない八方塞の状態が新たなストレスを産む。このある種の悪循環がよけいにご自身を責めているように思えます。

保育所に預ける理由は様々です。でも、それによってママの気持ちがリフレッシュでき、その前後お子さまに対した時、おだやかな気持ちでいられるのであるなら、そのような利用方法もあると思います。実際、今の保育所はそのような方向に進んでいます。いづれ介護保険と同じように「在宅サービス」まで行なうようになるでしょう。

でも…問題は保育所になじめないこと。毎回泣いていて、辛い思いをさせるのもかわいそう。その親心もよく判ります。お子さまをお預かりする立場から言えば「毎日来ていただけると早くなじめるのに…」という気持ちがある。これもある意味では事実ですが、子どもの立場を考えると、そうもいえないような気もします。

これは…ぎょうしゅんママさんの、切羽詰ったそのお気持ちを敏感に察知しているように思います。ぎょうしゅんママさんの安定していない、その気持ちがお子さまに不安感を増幅させているのでは?と感じました。例えば…「お家に帰っても、ママがいないんじゃないか?」「お迎えが遅くなるんじゃないか?」様々な不安を頭の中で思いめぐらせ、どうにもならない気持ちを「泣く」ことで表しているように思えました。

ひとつの方法として、子どもにありのままをお話してみることも大切ではないでしょうか。資格試験を受けるということ。そのためにはどうしても保育所に預けないといけないということ。「お勉強」や「お仕事」などという抽象的な表現でなく、どうしても資格を取る必要があるということ。いつまでかかる、という時間的なこと。
そして資格を取った後は、こうなるということ。そのことを真剣に訴えてみてはいかがでしょうか。
子どもには難しいことは言ってもわからない、と思われるかも知れませんが、真剣さは伝わるはずです。最愛のママがこれ程真剣になっているということ。それが理解できたら今の状態が変わるように思います。

それから…あまりストレスをためないように、1人で全てを背負わないように。手伝ってもらえる部分はご主人様の手を借り、保育所も上手に利用しながら、乗り切ってください。
資格取得、私も応援させていただきます!

(アドバイザー:井上智賀)


こんにちは、ぎょうしゅんママさん。はじめまして浜田です。

全く、初めてではないので、週2回という通園でも次第には慣れてくると思います。

感受性の強い子どもさんでは、集団生活が初めての場合は、微熱が出たり、食欲不振になったりすることがあるかもしれません。また、集団生活による緊張や、大好きなお母さんと離れたことによる不安は、特に大きく、落ち着いて安心して登園するにには、長い子は3ヶ月以上かかることがあるかもしれません。

きっと保育士は根気良く、話しかけたり、欲求を受容したりしながら関わっていると思います。なので、保育所に子どもさんが行くことによってママはどうしているか、どのようにしたいと目的があってやっているかなどお話してください。分からないというかもしれませんが、丁寧に子どもさんの気持ちを大切に思いながらお話ししてあげてください。
3歳という年齢ですが、小さいから何を言ってもわからないというのではなく、話しかけてみてください。

ぎょうしゅんママさん、子育てがずいぶんストレスになっていますから、保育園に預けるのは賛成です。距離や時間を少し置くとずいぶん気持ちの持ちようが違います。これで離れている時に勉強が出来て資格がとれたらまた、気持ちも落ち着いてくるかもしれません。
無理をしないで子育て、資格習得勉強をしてくださいね。

(アドバイザー:浜田栄子)


ぎょうしゅんママ さんへ

はじめまして、げんきです。お手紙ありがとうございます。
お返事遅くなってごめんなさいね。
3歳の男の子のご相談ですね。
お話を読んでいると なんだか その子の姿が目に浮かんできます。

今回は 別の視点からお話をしてみますね!

お母さんとお子さんは ほとんど一体です。
もちろん別の存在なのですが・・ 
それほど 影響を受けやすいということです。
お母さんの不安は 感受性の強いお子さんは すべて受け止めてしまいます。

お子さんに そっくりそのまま当てはまることではありませんが、こういうのもあるのかなあという程度で聞いてくださいね。

大人をカウンセリングしてみても よくあることなのですが、人の思いは ほとんどの場合に身体にも影響を与えてしまいます。

受け入れられないという思いが強い人は 受け入れることができなくなる。
つまり 食べ物がのどを通らない。という症状で現れる場合があります。

下痢をしてしまうのは 「消化不良」です。
これは 自分の気持ちや相手の気持ちを受け止めて自分の中で消化できない場合に起こる人がいます。

感受性の強さというのは 身体で受け止めてしまうことも強いということです。

大人でも悩みがあって胃が痛くなり胃潰瘍になってしまったり・・というのはよくあることです。

身体に変化が出るということは、それだけ 感受性が強い証拠です。

今 一番 大切なのは お母さんが ゆっくりとした気持ちで接してあげて安心させてあげることです。

それが 一番ではないかと思っています。
(げんき)

(アドバイザー:岸本元気)




前のページに戻る


(C) 2001-2024 System Proceed Corporation. All Rights Reserved.
- このサイトへのリンクはフリーです。
Produced by Systemproceed