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ママ・パパの悩み 育児のストレス・不安
空想の世界を持っていて、お友達とうまく遊べない様子
こんにちは、はじめまして。お忙しいのに私の悩みを読んで頂き有難う御座います。最近、4歳6ヶ月になる娘のことで悩んでいます。それは、幼稚園のお友達と遊んでいるのを見ていて気づいたのですが、どうもみんなと仲良く遊べないんです。

娘は空想の世界をもっていて、実在しない幼稚園の名前や架空のお友達の名前を会話に出してきて私に一所懸命話すのです。言葉の組み立ても下手で、一所懸命伝えようとするのですが、なかなか理解できません。ちょうど娘が3歳過ぎた頃に下に息子が出来まして、私も下の子に手も気もとられがちで、十分に構ってやることが出来なかったのが原因かな?と自分で責めたりもします。

そんなわけで、お友達とお話をしていても『○○チャン何言ってるのか分からない!』とか、もう絶交!!なんてきついことも言われています。本人は、気にしていない様なのですが・・・。先日、女の子と男の子3組ずつで遊んだ時も、女の子の輪の中には入れず、どこか寂しそうでした。結局男の子とは仲良く遊べていましたが、4月からは年中に進級しますし、女の子同士でのグループも出来てきますから、娘が寂しい思いをしないか・・・など私ばかりが気をもんでいます。

言葉の組み立てが下手なことや空想壁があることは、私の愛情不足ではないだろうか・・・。とか、何かしら心配しております。最近は本を読んで聞かせるように心がけてはいるのですが、下の子が本を破るので、中々読んであげることが出来ません。それでも、読んであげるべきだと思うのですが、すごい騒ぎになるんです。2人の兄弟げんかにも頭を抱えております。毎日が憂鬱になってます。下の息子がぐずってやまないときは思わず私が布団をかぶってしまうことさえあります。その姿が娘にはたまらなく不安なようなのですが、どうしようもなくなってしまうのです。本当、お恥ずかしい話です。

独身の頃から子供が好き・・・というわけではなく、あまり子供が周りにいない環境で私自身育ちましたので、どのように接したらいいのか分からなくなることがたびたびです。(でも、2人のわが子はかけがえのない宝物です。)主人に相談したら、私とは考え方が全く別で、『俺は空想の中でいろんな話をしてくれることがすごく好きで、個性があって好きだ』と言ってくれました。

私の母にも相談したところ、『お義母さんがなくなったのを経験したりしたから創造の世界を作って整理しているのでは・・・』といわれました。(娘が3歳2ヶ月の頃主人の母が急逝し、その一部始終を娘は見ておりました。)情緒不安定なのでしょうか?

私が子供の頃は引っ込み思案で、男の子にバケツで砂をかけられても言い返せずないているだけだったり、保育園から遠足に行ってお弁当のとき、みんなの輪に入れなくて泣いている様な子供で、娘もそんな辛い思いをしないだろうか。とそんな事ばかり考えております。主人に気にするな!と言われ、頭では分かっているのですが、やはり心配です。こんな私に何かアドバイス頂けますと幸いで御座います。有難う御座いました。

(すんすん さん)


すんすん さん、ご相談いただき御礼申し上げます。旭幼稚園、副園長の井上です。ご相談内容、拝見いたしました。結論から先に申し上げますと「ご心配にはおよびません」ということになるでしょう。

空想の世界と現実の世界の区別がつかない。これは幼児期の特徴でもあります。程度の差はあれ、誰もがそうです。だから子どもなんだ、ということになります。きっと感受性が強い芸術家タイプのお子さまなんでしょうね。

すんすんさまのお子さまが幼稚園で描いた絵、ご覧になったことありますか? 私の想像ですが、何かわからないものが画面いっぱいにぐちゃぐちゃ描いてありませんか? これは「これも描きたい・あれも入れたい」と自分の思うこと、湧き出してくるものを次々に描いてしまう結果です。大人の目を気にすることなく、出来栄えもかまわず、自分の思うところを表現する絵。本人の解説がないと、いったい何を描いたのか判読不可能の絵。でも、そこに「子どもの思い」がいっぱい詰っています。私はそんな絵が大好きです。

おそらく他のお友達との交友関係も、同じようなことが原因で起こるものと推測しました。幼稚園での様子ですが、先生に聞いてみたことはありますか?先生の見た感じは、すんすんさんの見解と違った見方をしている場合もあると思います。先生の意見を聞いたうえで、すんすんさんの「思い」を伝えてみてください。きっと良いように配慮してくださることと思います。

私の見る限り、幼稚園の様子もそんなに深い意味があるようには読み取れませんでした。すんすんさんご自身の経験から、全てがマイナス指向に回転し始めているようにも感じます。子どもというもの、ママに不安な様子が見えると、どうしても一歩踏み出せなくなる場合もあります。まずすんすんさんが「子どもには子どもの世界がある」と気持ちを切り替えていくことが一番よろしいかと思います。

絵本にしても、どうしても読んであげられない状況にあるなら、無理に読む必要はないと思います。静かに小さな音でCDを流してあげることでも充分です。今でも「おはなしカセット」って売っているのでしょうか?あれなども有効だと思いますよ。

子どもの個性をわかったうえで見守ってあげること、理解してあげること、認めてあげること。そのうえで励ましてあげること。これが子どもにとって一番うれしいことなのです。
不安な点もあるでしょうが、このまますくすくと育ててあげることが一番良い方法ではないか?と感じました。決して愛情不足などではないと思います。

子育てに正解はありません。ご両親に子育ての方法を聞いたところで、当時の社会状況と今の状況、全く違いますから、そのまま通用するとは思えないこと、多々あります。

すんすんさん、今の子育て、それでいいんです。もっとご自身の子育てに自信をもってくださいね。

(アドバイザー:井上智賀)


こんにちは。はじめまして、すんすんさん。浜田です。

我が子は本当にかけがえなく可愛い宝物ですね。
丁度、下の息子さんは1歳をすぎて、大分大きくなりましたが、心の成長も著しく、自我の芽生えで、「じぶんで、じぶんで」とできなくても自分でやりたがり、できないとぐずるというような時期ですね。すんすんさんを独占したくて、お姉ちゃんに絵本を読んでいると嫌なのでけんかになって一緒に見るということが出来ないのなら「僕の好きな絵本から呼んであげよう」と
一番に読んで上げるか、ご主人に下の子を見てもらっている時か、お昼寝をしている時にゆっくりとお姉ちゃんに読んで上げられたらいいですよね。

一人では兄弟げんかも出来ません。
あまりひどくひっかいたり、噛んだり下の子がするようなら止めなければいけませんが、兄弟げんかは日常茶飯事どこの家でも良くある事です。危険がないようであるなら、少しは見守っていてもいいかなと思います。

幼稚園での様子については、担任の先生にお話しを伺った事はありますか?お友達と一緒に遊んでいますか?と聞いてみてはどうでしょうか?

可愛いからこそ色々心配は絶えないのですが、ご主人はやさしくて『俺は空想の中でいろんな話をしてくれることがすごく好きで、個性があって好きだ』と言ってくれ本当に心強いですね。こんな優しいご主人と一緒に子育てをできる事は羨ましいです。娘さんにとっても愛情を一杯受けてしあわせだと思います。

すんすんさん、誰も子育てが思うようにいっている人なんて
いませんよ。自分を卑下しないで。お姉ちゃんのママになって4年ほどです。一緒にママとして育っていけばいいのですよ。
何をしていいかわからなくなったら、「ママに何をして欲しいの?何がしたいの?」と聞いてみてもいいではないですか。
出きるか出来ないかは分かりませんが、問い掛けていくことも方法です。

(アドバイザー:浜田栄子)


すんすんさんこんにちは、漆です。

空想の世界...素敵ですね。年齢を重ねるにつれて、空想をすることも少なくなりました。
ちょうど私の娘と同じ年なので少しはお役に立てるといいのですが...。

私の娘も架空の女の子を作り出し、私に一生懸命話かけてきます。娘の場合は、ままごとの延長のような感じでその女の子の絵を描いたり、お話を作ったりしています。「こんなお友達がいたらいいな」など、夢見る感じです。
すんすんさんのお子さんもきっと楽しい気持ちで空想されているのではないでしょうか。

そんな娘さんの気持ちをすんすんさんが受け止めてあげてください。
架空のお友達のことも、興味深く聞いてあげるときっと目を輝かせてお話してくれることと思います。
受け止めてくれることによって、娘さんもたくさんお話してくれるでしょう。

兄弟げんかも必要な経験です。けんかすることによって、お互いの気持ちを理解できるようになってきます。怪我のないようある程度は見守っていても大丈夫だと思います。
下のお子さんはまだ小さくて手がかかりますよね。なかなか娘さんと触れ合える時間が持てないのでしたら、弟さんが寝ている間に遊ぶとか、ご家族の方が弟さんを見てくださるのでしたら、1〜2時間娘さんとお出かけしたりするのもいいかもしれませんね。「次はみんなで来ようね」などと家族でいることの楽しさも伝えておくといいかもしれません。

幼稚園へは楽しんで行っていますか?泣かずに通えているのでしたら園に仲良しのお友達がいるのかもしれませんね。園の先生に幼稚園でのお子さんの様子を聞いてみるのもいいかもしれませんね。

旦那様もとても優しく娘さんを見てくれていますね。すんすんさんもお子さんのことをとても大切にしていらっしゃいますね。ご家族皆さんでこのまま、見守り子育てしてあげてくださいね。

(アドバイザー:漆亜希子)




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