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アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
性格・生活習慣・行動など 言葉が遅い・発育障害の不安
対人コミニュケーションの発達が遅くなった原因
2歳6ヶ月の男児です。
言葉が遅く、保健センターの指導を受けています。
保健センターでは、対人コミュニケーションの発達が遅く、そのために、言葉も遅いとの事で、しばらく様子を観ていきましょう、と言われています。

対人コミニュケーションの発達が遅くなった理由についての質問・相談なんですが、実は11ヶ月の時、風邪で1週間入院しました。
その時、脊髄の髄液を取る検査をし、たいへんな恐怖体験をしています。
その病院は、検査時に、母親の立会いを許可していないので、看護師と医師で、押さえつけられ検査しました。点滴や血液検査なども同じようにしたので、大変なショックだっただろうと思います。
その事が原因かはわからないのですが、病院や、看護師、医師が苦手です。
この経験が、対人コニュニケーションの発達の遅れになっているのかどうか、知りたいのですが、どうでしょう?

ちなみに、同じ年頃の子供たちの輪にも、入らず、一人でミニカーなどで遊ぶことが多いです。

(メグ さん)


メグ さん、ご相談いただき御礼申し上げます。旭幼稚園、副園長の井上です。ご相談内容、拝見いたしました。

私たちが何か新しいものを獲得するとき。最初は他の人がやっていることを「真似」します。言葉も同じで、回りの人が話をしているのを聞き、そこで言葉を覚えます。だから回りの人が日本語を話していれば日本語を覚え、英語を話していれば英語を覚えるのです。大人になってから勉強するフランス語が難しいからといって、フランス語を話せるフランス人の子どもが優れているわけではないと思います。

言葉が遅い原因、それを対人コミュニケーションが不足しているから、という指摘ですが、何度も相談されている保健センターの方がそう言われているのですから、これが原因だと思います。
対人コミュニケーション不足の原因を探しておられるようですが、たしかに11ケ月の時の検査が原因だった可能性はあります。ただ、子どもの場合、大人のような判断がまだできず、大きな影を「オバケ」と勘違いして怖がったり、風の音が気になったりと、私たちが気付かないうちにした体験が原因になっている可能性もまた否定できません。これは本人に確かめるしか方法がないのですが…。

とりあえず言葉の発達を促すことを第一にお考えになるのが得策と思います。耳からの刺激。これは大切です。ですからお子さまが喜ぶ歌などのテープ・CDを流すこと。それをご家族の方が一緒に歌い、遊び、「言葉」と「行動」を一致させていくこと(例えば「私」といえば指で自分のほうを指すこと)を多く取り入れていく。こんなところから始めてみてはいかがでしょうか?

(アドバイザー:井上智賀)


土居です。よろしくお願いします。

お子さん大変な思いをされましたね。

2歳6ヶ月だということで、そのような体験をしていないお子さんでも、まだ言葉の発達が未熟なお子さんは結構いるかと思います。(うちの長女もそうでした)

「対人コミュニケーションの発達が遅い」といわれたということですが、3歳前の子供であれば、まだ同じ年齢の子供と遊ぶのは恥ずかしいとか親と遊んでいたいという子供もいます。

私ももう少し様子をみてもよいかとは思いますが・・・。
幼稚園に入園する年齢になっても異常なほどに友達との交流を嫌がるようであれば、一度専門医の方へ相談されてみてはいかがでしょうか?

参考になれば幸いです。

(アドバイザー:土居聡子)


こんにちは メグさん 浜田です。

大変な検査を経験して子どもさんは、本当に病気とはいえ可愛そうでしたね。
それも、言葉で表現できない乳児期のことで、泣くしかコミニュケーションの方法がないときですから、子どもさんのしんどかった気持ちを思うと心痛みますね。

専門家ではないので、この体験が対人コミニュケーションの原因かなと推測はしますが、断定できるほどのものはありません。もし原因がそうだと断定できたとしても、子どもさんの言葉についての発達にはすぐに結びつきません。
断定できればメグさんの気持ちが少し安定するかもしれませんが・・・ゴメンナサイね。メグさんのとても辛い気持ちも分かるのですが・・・。

今、大切なのは子どもさんの情緒が安定して楽しく生活を楽しみ、周囲の大人と信頼関係を築き、周囲の大人や子どもたちとコミニュケーションしたいと思うような,豊かな生活が出来る様に環境作りをしたり、活動をしていくことだと思います。

(アドバイザー:浜田栄子)


めぐさんへ

ご相談ありがとうございます。お子様の発達に対して原因を知りたいと思う気持ちよくわかりますが、今の様子から、今後どうしていったらということを考え、専門的な医師等に相談される事が良いかと思います。

実際保健センターなどで相談されているようですが、専門的な先生の意見も様々なので、いろいろ話されると参考になると思います。すみませんが、実際お会いしていませんし、専門的分野ではないので、はっきりとはお答えできません。ごめんなさいね。

(アドバイザー:細谷照美)




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