パパ・ママ
せんせい
きっず


HOME




アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
性格・生活習慣・行動など おとなしい・いじわるされる・元気がない
近所の同級生のお友達に振り回されて、他のお友達と遊べない
私には6歳の長男がいます。近所の同級生の子の事で相談させてください。

長男は気が優しいというか都合良くつかわれてしまうタイプです。(パシリみたいな感じ)
同級生の男の子は 内弁慶で園ではおとなしーく先生が言ったことはまじめにやる「いいこ」です。でも本当は自分が遊びの主導権を握りたい仕切りやでプライドが高い子なんです。それは園では見られないことです。

いつも幼稚園から帰ってくると外で遊ぶんですけど 息子が他の子と遊んでいるとあの手この手で引き離し自分の方へ連れて行ってしまうんです。遊びが盛り上がっていても途中でしらけてしまいます。一緒に遊べばいいと思うんですけど それが出来ない子で自分のペースで遊びたがるんです。息子はつかうにはもってこいの性格みたいです。(言う事をきく)

他にも同級生がいるんですけど自分より強い相手には声をかけません。口がうまい子で息子も言う事を聞いてしまう意思の弱いところがあります。自分より力の弱い子を仲間にいれて自分の思うがままに遊ぶこの同級生にずっと振り回されそうでこわいです。相手の同級生も自分からは友達を誘えないし誘われないし・・といった状態でどうしたらよいものか悩みます。仲良く遊ぶというよりはほとんど同級生ペースで優位に立ちたい気持ちがすごくでています。他の子とも遊びたいのにこの子がいるせいでなかなかうまくいきません。すぐ離されてしまいます。

近所で同級生という立場上、切っても切れない関係を改善していく方法はないでしょうか?

(くるま さん)


くるま さん、ご相談いただき御礼申し上げます。旭幼稚園、副園長の井上です。
ご相談内容、拝見いたしました。

一般的にいって、幼稚園の時代は「対人関係の基礎」を理屈ではなく、実体験として経験を積む時期といわれています。自分の考えと違う人がいる。様々な考えをする人がいる。そんなことを経験し、学んでいる。その中で自我の発達も含め、様々な「経験」をしている。ある意味、この「経験」は「学習」と置き換えられるかも知れません。幼稚園時代とは、そんな時期なのです。

それから…子どもというもの、育った環境(家庭環境も含め)は様々です。お家の様子と幼稚園の様子が全く違うお友達も大勢います。ご家庭で厳しい場合、幼稚園では羽を伸ばすというか、羽目をはずしがち。その逆にご家庭では元気でも、幼稚園に来ると大人しい。そんな様々なお友達がいます。このことも理解してください。

このことを年頭におきながら、今回のご相談を読み直しました。くるまさんから見ると、「何とかしたい」というお気持ち、よく判ります。でも、お子さまご自身のことが書かれていないので、ここから先は推測になりますが、お友達のこと、どう思っていらっしゃるのでしょうか?他に近所で遊べるお友達がいなくて、仕方なく遊んでいるのでしょうか?それともくるまさんの目から見ると「使い走り」をさせられているように見えても、遊びの中で、その役割を楽しんでいるのでしょうか?
もし「仕方なく」やっている様子が見られるのであるなら、ここは幼稚園に申し入れしてみるのが得策と思います。幼稚園での遊びの様子・友達関係。そんな点を聞いてみてください。そのうえで、お家に帰ってからの遊びの様子を詳しく話してみましょう。きっと幼稚園でも善処してくださることと思います。例えば…遊びの仲間(グループ)に他のお友達を誘い、遊び集団に変化をつける。先生も遊びの中に入って、様子を見ながら行き過ぎた行動・言動があれば注意する。そんな中で「お友達と遊ぶルール」のようなものを教えてくれると思います。

何かと悩んでいらっしゃるのでしたら、ここは担任の先生にご相談され、ご家庭と幼稚園が一緒になって、問題を解決していくのが一番効果的のように思います。
ちょっと試してみてくださいね。

(アドバイザー:井上智賀)


こんにちは くるまさん 浜田です。

くるまさんとしては、息子さんの性格を把握しているから余計に、息子さんが友達のせいで、好きな子と好きな遊びが出来なくて可愛そうなのですよね。

息子さんも本当に嫌なのでしょうか。この友達の言う事を聞いているのは、優しいから断りきれないのかもしれませんね。
友達も本当は園では自分を出しきれず、遊べる相手も限られてしまっているので、息子さんより本当は可愛そうですよね。

先輩ママとしての経験から言いますと、私の次男も隣のYくんによくいじめられていましたが、幼児期、小学校低学年頃までで、それより後はスポーツ少年団や部活など、別でしたので、全くと言っていいほど幼児期のようなことはありません。

ですから、近所だからずっと一緒だと心配かもしれませんが、学校に行き始めると、活動が段々違ってきますから大丈夫です。幼児期は生活範囲が狭いのでしかたがないところもありますが、この経験も無駄ではないと思いますよ。

(アドバイザー:浜田栄子)


くるまさんへ 
ご相談ありがとうございます。

子どもには様々な性格があり、お母様がみて感じられている息子さんの様子に心配されているお気持ちはよくわかりますが、実際お子様はお友達のことをどう思われているのかお話されたことはありますでしょうか。

「そうされて嫌なんだ。」と思っているかもしれませんし、子どもを見ていると○○ちゃんは自分よりできることが多くて憧れている場合もあります。先生に褒められている子を自分も真似をすると同じようにみられるかもとそばにいつもいたり。子どもの気持ちは大人とは異なった見方をすることもあります。つよい、よわいという見方も大人とは又異なった見方をしている様です。しかし、息子さんが嫌がっているようでしたら、子供同士で自分の気持ちをはっきり伝えられるように話すよう教えてあげてもいいかもしれませんね。

また、小学校に行くと様々な友達と新しく出会い、友達関係の範囲も広がっていくようです。             
お友達がいないというよりお友達に好かれている息子さん、いい子に育っているように思います。

(アドバイザー:細谷照美)




前のページに戻る


(C) 2001-2024 System Proceed Corporation. All Rights Reserved.
- このサイトへのリンクはフリーです。
Produced by Systemproceed