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アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
幼稚園・保育園 園や担任の先生への不満
急に、保育園が終わった後は園庭で遊んではいけないと言われた
2歳の娘と5歳の息子がかよっている保育園について相談させてください。

私は子供を迎えに行くと、時間のある時は園の庭で子供達をあそばせて帰ることが日課で、かれこれ3年ほどそうしてきました。天気のいい日は沢山の子供と母親が庭に集まります。私は30分程度ですが、長い人は3時から5時頃まで遊ばせています。

先日園の行事の時、突然園長から「さよならをした後は庭であそばせずに真っ直ぐ帰宅してください」という話がありました。
理由は「教室で待つ(迎えの遅い)子供がかわいそうだから」「母親がおしゃべりに夢中になり怪我や事故があるといけないから(実際にどこかで死亡事故があったことを例にあげていました)」「駐車場が狭くて長時間車を停められると困るから」でした。

それらの理由には納得していますが、その話の中で「長い人は2時間も居座ります!」という言葉が気になりました。送り迎えしている人は限られた人達であり、2時間も居ると言ってしまうと、暗に個人を特定しているのと同じではないかと感じたのです。しかも母親を監視しているようにも取れます。
実際に「あの人のことかな・・・と頭をよぎった」と後で話していた人が何人かいました。私は園長のことをとても慕っているので今回の発言はちょっと配慮が足りないのでは・・と残念で仕方ありません。

そして、遊んではいけないと決まったことに対して子供達には説明もないのです。だから私の子供は毎日いつものように「遊んでいく!」と言います。私が説明しても「なんで遊んじゃだめなの?」と理解出来ない様子です。
特に2歳の娘はもう泣き叫んで手に負えません。何度「遊んじゃダメになったんだよ」「真っ直ぐ帰ろう」と言っても納得いかないようなので、仕方なくその都度先生に「遊んじゃダメって先生から言ってもらってもいいですか?」とお願いしています。(それでも遊びたい気持ちが大きくて納得出来ず、家に帰るまで泣いてます)

果たして保育園が終わったあと、庭で遊んではいけないなどという園は普通なのでしょうか?他にも同じように決めている園はあるものなのでしょうか?いけない理由は頭ではわかっているものの、保育園なんだからいっぱい遊ばせたいという気持ちもあるのです。

そして迎えの遅い子が、庭で遊んでいる子を教室の窓越しに見るのはかわいそうということもよく分かるのですが、何年も日課のように庭で遊んでいて突然「今日から遊んではだめ」と言われた子供の気持ちは考えてくれないのかな・・・子供でも分かるように、納得できるように先生のほうから説明するべきなのではないかな・・・と思うのです。

送り迎えで行き会うお母さん方とのコミュニケーションの場でもあったので、その交流も絶たれてしまうことにもなります。子供にとっても遊具で遊んだり他のクラスのお友達と遊んだりするいい機会でもありましたし、それを親が見られる場でもあったわけです。

先生にさよならをして、全速力で遊具に走る楽しそうな子供の姿に「だめよ」と言わなければなりません。毎日暴れて大泣きされて抱えて帰るのでへとへとです。
本当に残念で「庭で遊んではいけないなんて、こんなことあり得るのかな」とどうしてもモヤモヤしてしまいます。

こういったことは仕方のないことなのでしょうか?どんなことでも結構ですので助言をよろしくお願いいたします。

(たまごっち さん)


たまごっち さん、ご相談いただき御礼申し上げます。旭幼稚園、副園長の井上です。ご相談内容、拝見いたしました。
私は幼稚園の人間ですので、保育園の運営というもの、詳しい内容はわかりません。その点、お許しいただければ幸いです。
私の園の場合「地域に開かれた幼稚園」をモットーにしていますので、「いつでも公園代わりに使ってください。ただし、ケガにだけは気をつけて」と言っております。もちろん土曜日・日曜日でも原則門は閉めません。(丘陵地帯にあるので、音に気を使う心配がないということ。また門を閉めても裏から入れるという事情もあります)

ただし、これは私の園の場合であって、例えば駐車場が狭く、いつまでも遊んでいると、次にお迎えに来た方が駐車できない等々、個々の園の事情があるのだろうと察します。またお母様がお迎えにきたのだから、降園以降は親子の触れ合いを大切にして欲しい、という思いがあるのかも知れません。
住宅地の中にある園の場合、騒音には非常に神経を使っていて、午後2時以降はマイクを使って放送しない、午後4時以降は子どもを庭で遊ばせない、などというルールを決めているところもあるそうです。

私は地元の小中学生で組織するマーチングバンドのコーチをしていますが、以前このバンドが校庭で練習を始めたところ、パトカー2台がかけつけて、即練習中止になったことがあります。(騒音がうるさい、と苦情の電話があったそうです)
ですから、たまごっちさんのお子さまが通われている保育園でも、急にそのようなことになったのは、何かこのような「外的要因」があった、と推測いたします。これは「大人の都合」なのですが、地域と反目していては、保育園の運営自体が成り立たない。かなり切羽詰った「究極の選択」だったのでしょうね。
園長先生も少しぼかした表現をされています。これは裏にもっとたいへんな理由があって、それを保護者の皆さんに言えないのでは?と思いました。だから、あれこれ「もっともらしい理由」をつけたのでしょう。あまり園長先生を責めるのもかわいそうな気がします。

お子さまの気持ちを考えると、やはり遊びたい。これもよく判ります。ですから、「何回○○したら終わりね」というルールを作って、そのルールを守るようご指導いただくのが最も現実的な対応ではないか、と思います。

お返事にならない回答で申し訳ございません。

(アドバイザー:井上智賀)


こんにちは、たまごっちさん。浜田です。

私の勤務している保育所は、お迎えの方が来るのは4時ごろからですが、一番多くお迎えの車が多いのは、4時半から5時頃です。駐車スペースは隣のセンター(市立の施設)の横も止めさせてもらって、6台くらいです。
ですからその時間帯は、係りの者が出て交通整理もしています。地域の方々
が使っている道路でもありますので、交通渋滞にならないように出来るだけ遊ばないで帰る様にお願いしています。

また、同じように、お話しに夢中になって怪我をしてしまうこともありますので、遊んでも、ブランコ1回ねとか、鉄棒みてもらって帰ろうねという感じで制限するように、子どもにも、保護者の方にもお話ししています。

だから、やはり同じ理由だなと思っていましたが、以前はそうではなかったということにびっくりしました。しかし、問題は表面化していないだけで、あったのかもしれませんね。
所長さんの話のしかたにも傲慢さがあり、理由はわかるけど納得できかねるということですが、確かに強引におもえますが、保育所の中で働く私としては、この所長さんのおっしゃることも、納得できます。

「長い人は2時間も 居座ります!」という言葉を聞くと以前から不満であったけれど表立って話してこなかったことに問題があるのかもしれません。このことについては一度所長さんを交えて、お話しされるといいと思いますが、どうでしょう。

子どもさんについては、保育士の方から子どもたちに説明があると、納得しやすいと私も思います。何度か繰り返し、約束を我慢して守ろうねと話してくれるといいですよね。このあたりも含めて話されて見てください。

利用者と運営する側とでは、かなり立場が違ってきますが、話し合いによっては歩み寄りができると思います。どちらも子どもを真中に子育てをしたいとおもって居るはずですから。

(アドバイザー:浜田栄子)


たまごっちさん、こんにちわ。

お迎え後、園庭開放をしていられた園もあるのですね。私の周りではあまり見受けられませんし、私の園では、登降園時保護者の方は園庭内には入らず、門の外で待ちバス乗車以外の先生がお見送りをし、園児の引渡しをしております。水曜日のみ園庭開放をしております。

以前勤務していた保育園も帰りはすみやかにお帰りくださいとお願いをしておりました。7時30分ぐらいまで遅番で残っている子ども達は、部屋で過ごしつつも、小さなクラスはお母さんの迎えで子どもが減ってくるごとに落ち着かなくなりぐずったり、外に出る子を見て、一緒に外行きたくなったり、お迎えを待っている子にしてみると一番さびしい時間になると思います。
もうすぐ来るね。と気を紛らわしたりしますが、開放的な外が大好きな子ども達にとって羨ましく気が散漫になり一番事故がおきやすくなります。

園庭で遊んでいるお子様も、お母様が見ているからといっても、つい目が離れてしまいがちになるので、事故につながる危険性もあると思います。いくら保育時間外といっても、園庭内の事故は園の責任が問われます。子どもの行動の怖さは私達も実感しておりますので、保育士は子ども達を園庭で遊ばせるには安全第一に細心の注意を払います。ほんとに、今日も一日事故がなくてよかったといつもお子さまをお預かりして思っています。
園は子どもの一番なれている場所だからこそ、目を離さないで欲しいと思います。事故があったとき、見ていなかった人がいけなかったとはいえませんもの、園の責任が問われます。事故が起きる前に、園長先生の判断ではないでしょうか。

一例ですが、迎えに来ていた母親と教室前で話をしていたとき、保育士の後ろで、窓ガラスに手をぶつけ10針縫う怪我をしてしまいました。活発な子で、〜ごっこを友達としていました。先生がみていたら注意をしましたが、母親と話していて後ろが死角になっていました。子どもも、迎えに来ているので支度をして入り口に出てくると思ったのですが、話していたので遊びに気が行ってしまったのでしょう。母親の目の前で起きた事故でした。

もう一例は肩掛けかばんをしたまま滑り台を滑り上の手すりにかばんが引っかかってしまい腕が外れてしまいました。母親は下にいましたが、他の母親と話していました。
園では外遊びのとき手に絶対物を持たないよう注意をしています。

降園時は、園内で事故がおたら親の責任ではなく様子を見ていなくても園の責任です。もし事故がおきたら園が閉鎖になることもありえます。そのぐらい子どもの事故に対して厳しいです。園に迷惑をかけないためにもどうぞ、園長先生のお話を理解してあげてください。恥ずかしいことですが事故が実際あった我が園の経験からも、お願いいたします。

(アドバイザー:細谷照美)




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