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アドバイザースタッフに聞きたい!

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ワガママが気になる
こんにちは、いつもお世話になっています。
あぶさんと申します。

もうすぐ6歳になる長男(年長)のことでご相談があります。

今回は、幼稚園でのことについて3度目の相談をさせて頂きます。

1週間程前に、何気に『幼稚園楽しかった〜?』と聞くと(普段はめんどくさそうにするのであまり私の方からは聞きません)、『女の子達が何人かでイジワルなことを言う。男の子も2人くらい叩いたり物を取ったりする。。。』と、目に涙をためて話してくれました。
『幼稚園やめたい』という言葉も聞かれました。

翌日は行き渋りもなく出かけて行きましたが、一応どんな様子か先生に尋ねました。

その時の返答は『そういう場面は目撃していないが、見ていない所であるのかもしれない。ただ、○○くんは割とワガママなところがある。お友達に手を挙げたりする場面は見ないが、言いたい事も言えるし、割といろんな表情を見せてくれます。これからは、注意して見ていきます。』というものでした。

今回先生に話しを聞くまで、息子のことを「いまだにお友達関係では自己主張できずにいるんだろうなぁ。。。」となんとなく思っていましたので、正直驚きました。

ワガママというのは、例えば「父の日の絵」の製作の時、前日に「明日はお父さんの得を描きますからお父さんの顔をよく見てきて下さい」と言われているのですが、『見るのを忘れた』と言って拒否したり(結局給食の後描きました)。

縦一列に整列する時、息子が斜めを向いているのを後ろのお友達にとがめられたことに腹を立て『もう幼稚園やめる!!』とふくれたり(担任が『○○くんが来ないと先生泣きたくなっちゃうよ』と言われると『。。。やめない』と言った)。

お弁当の時間に(理由は解らないが)急に機嫌を悪くして、遂に全く手を付けずふくれっぱなしだった。。。などなど

先生からのお話の時間に、フラ〜っと出て行ったり(話しが始まるという時に)。

先生の話では、割と頻繁にこんなことがあるようです。

それぞれ、理由があったり、無いように見えたり。。。

確かに年少、年中と先生には「気分」に取れる行動が多く(私は実際に見ていないので解りませんが)、そっちの面では手をかけて頂いた子供だと思います。

しかし、確実に成長しているなぁ〜とも思います。

年中時の運動会の練習では、『走らない!』と言って個室にカギをかけ小1時間出てきませんでした。何度も何度も泣きました。

今回(年長)の運動会でも、お友達とケンカ(?)して急に『やらない!』と言うこともあったようですが、本番の組み体操・マーチングでは私語や手混ぜもなく誰よりもしっかりやり遂げました(親の目ですが)。

でも、やっぱり未だにこんな調子なんだなぁ。
そりゃあ、クラスでも浮いた存在なんだろうなぁ。。。
こんなんで小学校。。。大丈夫だろうか???と心配になってしまいました。

先の「お友達のイジワル」に関しては、息子のワガママの話ばかりがクローズアップされて、それぞれが成長の過程ということを力説されました。
私自身、もう少し見守って出来ることなら『ふりかかる火の粉は自分自身で跳ね除けるくらいの強さ』を身に付けてほしいという思いもあります。

ただ、このことについては息子と毎晩話し合っていますし、『絶対、お父さんもお母さんも○○の見方』だと言う事はしつこいくらい伝えました。
すっきりとした解決策は見つかりませんが。。。

担任は息子のワガママさをはっきりと指摘されました。
なんだか、息子が原因でイジワルされるの?という感じに聞いてとれる言われ方でしたが、きっと『先生にも考えがあるんだ(自分の力で解決させたいとか)』と前向きにとるようにしています。

一番気になるのはやはり、ワガママのこと。
私には『曲がった自己主張』のように見えるのですが。。。こういう子供っているのでしょうか?

幼稚園以外では、近所の1歳年上の男の子と仲が良く、毎週日曜日になると一日中飽きもせず遊びます。この子とは、ストレートにぶつかれるようでお互い言いたい事を言い、譲り合いもできて遊び疲れてスッキリという感じです。

最近、2歳になる弟に手がかかり、スキンシップがとれていなかったのかとも思い、気をつけるようにもしています。

来春は小学1年生。こんなんで大丈夫でしょうか?

(あぶさん さん)


あぶさん さん、ご相談いただき御礼申し上げます。旭幼稚園、副園長の井上す。
前回までのご相談も今一度読み直し、私なりに考えてみました。

子どもの世界というもの、それはとても複雑な部分があります。子どもは自己主張の塊です。誰もが「1番」になりたいと思っています。遠慮すること、ほとんどありません。ジャンケンひとつをとっても、絶対に「勝とう」と思ってやっています。
「負けてあげよう」なんて思っている子ども、ひとりもいません。ある意味、幼児集団は弱肉強食のジャングルかな?と思う時があります。つまり、この年齢では自己主張は「あたりまえ」だと言うことです。それを体験し、時には傷ついたり、傷つけられたりした体験が、後の「思いやり」や「気遣い」できる心を育てているのだと思います。その意味で今は貴重な体験を積み重ねている時期なのです。

子どもの興味や関心というもの、それはそれは散漫なものがあります。ひとつのものに「なんでここまで?」と思うほど執着することもあります。環境が変わった(いつもいない保護者の人が参観にきた)だけで、いつもと違う行動をとることがあります。見られているということが原因で、わざとふざけた行動をとることもあります。
(ある意味、「照れ隠し」の行動なんですけれど…)これはこの年齢では仕方ないことなのです。

そんな点から想像しますが、担任の先生もこのことをよく理解されていて、ケンカなどにならない場合は、「これも経験のうち」と教育的配慮のもとで様子を見られているのだと思います。
もちろん全ての子どもの全ての行動を把握することは不可能なので、「その場面、見ていなかった」という場合もあるでしょう。でもそれを正直に言う方なので、表裏のない、実直な先生だと思います。

あぶさんさんもご心配の点、多々あると思いますが、あぶさんさんの目から見ても大きく成長しているようです。ご家庭でも誉めるところは誉め、注意しないといけない点はしっかり注意なさっています。幼稚園と担任の先生を信じ、このまま様子を見られるので充分ではないでしょうか。

(アドバイザー:井上智賀)


あぶさんさんこんにちは、漆です。

以前のご相談を拝見させていただきました。
おこさんも着実に成長していますね。
また、あぶさんの子育てに対する姿勢も本当にお子さんのことを思ってる気持ちが伝わってきます。
私も見習わなきゃな〜なんて思いました。

幼稚園での出来事はお子さんなりに理由があってのこと。
あまり心配はないように思いました。
これから成長するに従って、自制心が育ったり、心も大きく成長します。
今はお子さんは「自己主張する時」、「言い分が通らない時」などなど心の中で葛藤があるのだと思います。

幸い担任の先生もあぶさんのお子さんのことを見ていてくれているようですので、連絡をとりながら時には話し合いながら見守っていかれるとよいと思います。

小学校に入るとまた成長が見られると思います。

子育てに心配はつきものですが、成長を喜びながら温かい目で見守ってあげてくださいね。
私もまだまだ子育て中です。お互い頑張りましょうね。

(アドバイザー:漆亜希子)




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