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アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
性格・生活習慣・行動など おとなしい・いじわるされる・元気がない
おうちではおしゃべりなのに、お友達の輪に入っていけない
はじめまして。
もうすぐ5ヶ月になる息子と、一歳7ヶ月になる娘が居ます。
今回、娘のこでご相談させていただきたく思います。

娘は一歳頃から少しずつ言葉を覚え、家族の前ではとても良くお話をします。
こちらの言っていることも分かりすぎるくらい理解しています。
でも、一歩外に出て家族以外の人に会うと、ピタッと固まってしまい、私から離れようとしません。
家の中ではとても良くおしゃべるするのに、外で会う人の前では一言もしゃべりません。

同じくらいの子供達となるべく接する機会を多く造ろうと思い、毎回顔ぶれが同じメンバーの中に入れているのですが、内向的で笑顔も見えず、一言も話すことも無く、孤独にしています。
一緒に遊ぶように自然に促しても私から離れようとしません。
まだ二歳にもなってないから・・・と自分に言い聞かせていますが、私が子供時代に、親から遊びに出ることを禁じられて、人との接し方が分からず学校でいじめに合うなどの体験があるので、娘も幼稚園や学校に通うようになって人の輪に入れずに孤独な思いをし、いじめられるのではないかととても心配でなりません。

2ヶ月くらい前から、少しでも協調性を養えたり、人慣れさせるためにもと思い、月に二回ですが、親子で参加する教室に通い、最近では地元のサークルにも毎週通うようにしました。
その他に日は児童館に行っています。
でも、それでもやはり不安は消えません。
どのようにすればお友達の中に入っていけるようになかるのでしょうか?
外で同じくらいの子供達と元気に遊ぶ姿を見て安心したいです。

私自身も、なかなか人の輪に入っていくことが出来ないのですが、娘のために教室やサークルに行って、社交的な姿を見せるようにしています。
私に出来ることは後何が残っているのでしょうか?

毎日、娘のことが気がかりでならないので相談に来ました。
娘が将来、子供時代の私の様にいじめに遭い、つらい日々を送るのではないかと思い、胸が痛みます。
どうか宜しくお願いします。

(ちおり さん)


ちおり さん、ご相談いただき御礼申し上げます。旭幼稚園、副園長の井上です。
ご相談内容、拝見いたしました。

ご家庭での様子と外での様子、違うお友達、めずらしくありません。きっとお家では最愛のご家族に囲まれ、何でも気兼ねなく話すことができるのでしょう。きっと完璧主義のお子さまなのでしょうね。ご家族の前では失敗しても大丈夫、という「思い」があるのに対して、知らない人や外に出た場合「失敗できないぞ」という思いがあるのではないですか?
だからそんな時、一番頼りになるママにしがみついてしまうのでしょう。

解決方法をあれこれ考えるより、先ずその性格を「これも個性のうち」と認めてあげることから始めてください。おしゃべりしていてもニコニコ。黙ってしまってもニコニコ。温かく見守ってあげることが本人にとって最もいい対応になるでしょう。
お家では大丈夫なのですから、慣れればしゃべるようになる、ということが推測できますから、ここはあせる必要、全くないと思います。

まだ1歳7ヶ月なのですから、人見知りしても当然。何でも「早くできるように」「あれも・これも」と期待を大きくすることが、本人にとってはプレッシャーになっている可能性もあります。
まだ小さいし、いずれできるようになる。なるようになる。そう思ってちおりさんご自身、ドーンと構えてあげることが一番の薬になるようにも思います。

(アドバイザー:井上智賀)


土居です。ご希望ではありませんが少しお話させてくださいね。

私も子供がなかなかお友達と遊ぼうとしなかったり、また自分自身も社交的ではなくいじめられた経験もあります。
なので心配なさるお気持ちはとてもよくわかります・・・。

おっしゃってる通り、まだ2歳前なのでお友達と遊ぶよりお母さんと遊んでる方が楽しいのでしょうね。
周りの同じ年頃のお友達の様子はどうですか?
2歳前だとお友達と遊ぶ、というより各自で遊んでる光景の方がよく見られるように私は思うのですが・・・。

ちおりさんは社交的でない、と言っておられますが自分から教室やサークルにも通って、すごく努力なさっていると思います。

でもあまり「ほら、お友達と遊ばなきゃ!」促すようなことをすると、かえって逆効果かも知れませんね。
それより「今はお母さんと一緒に遊ぶほうがいいのだわ」と開き直り、甘えさせて遊んであげているうちに、お友達と遊ぶようになっていくと思いますよ。

うちの子供たちも幼稚園に入ったら、変わりましたよ。
長女は知らない子と遊べるほどになりました。
でも私がいるとお友達と遊ばず、べったりしてる時もありますし、私は心配で子供たちに「今日は誰と遊んできたの??」なんてつい聞いてしまうのですけどね(笑)

確かに親の性格を子供も引き継ぐことがありますが、子供は子供と考えたほうが気が楽かと思います。

ちおりさんが無理をなさってストレスが溜まらない程度に教室やサークル、児童館へ出かけるようにすればよいと思いますよ。

いずれ子供は親から離れていきます。ゆっくり親離れするのもいいと思いますよ。
参考になれば、幸いです。

(アドバイザー:土居聡子)


こんにちは ちおりさん 浜田です。

内弁慶で、なかなかお友達の中には入っていけにくいという子どもさんは、ちおりさんが思っているより、多いと思います。

ちおりさんもわかっていらっしゃるように、年齢がまだ1歳7ヶ月ですから、まだまだ友達と遊ぶというより、ママと一緒に遊ぶことが楽しいし、一人で好きな遊びを楽しむという時期です。
お友達と遊んでいるように見えますが、実際は同じような遊びをしている段階です。また、お友達と一緒が楽しいな、お友達と同じことがしたいなあ、という気持ちの芽生えが見えてくるのは2歳ごろからです。
3歳ぐらいになると「○ちゃんがいい」と一緒に座ったり、手を繋いだり、好きなお友達と一緒に遊ぶようになってきます。ところがなかなかお互いに
一緒に遊ぼうという気持ちが通じなくてトラブルになることも少なく無いのですが。

ちおりさんが、今する事は笑顔で一緒に遊んだり、絵本を読んだり、子どもさんと楽しく過ごすことだと思います。ちおりさんの願いや期待も分かりますが、ここではゆっくりと遊び相手になりながら、成長を見守る事ではないでしょうか。

ちおりさんが、他の方(お友達、お店の人、教室で一緒になったお母さん方など)と楽しく挨拶を交わしたり、お話ししたりしている姿を毎日子どもさんが見ることは、日常のなかで大切な学びだと思います。人間関係は一番むずかしいことですよね。
これだという正解がないので、やはり人と接することが楽しいということを、日常の中で知らず知らずに感じ取っていける様に願っています。

案外何気ない生活の中での積み重ねや、繰り返しは人の成長に大きく関わったりします。
でも、そうだからといって毎日こんなに努力して頑張っているのに、この子はちっとも変らないとなるとしんどくて続きません。子育ては長く続きます。あせらないでね。

人を変えようとするのは大変ですが、自分が変ろうとするのはできそうですよね。

(アドバイザー:浜田栄子)




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