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アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
性格・生活習慣・行動など その他、性格や行動の悩み
先生に、お着替えが自分からできない・自己主張ができないなどが心配と言われ・・
はじめまして。年中の男の子の母です。息子は未熟児、早生まれで体も小さく成長も遅めです。話すのも遅かったのですが、保育園に入ってからは、よく話すようになり、息子なりに、ゆっくりですが成長しているようでした。

しかし・・年少の時から、先生に、○○君は、お仕度もできないし、言われるまで何もしない、おかあさんも自分で何でもやらせてみては?といわれ・・たしかに私も手を出しすぎていたので、それからは、着替えなども早くやるように、なりました。
しかし、先週又先生から、お話があると言われ、もう年中なのに、先生が話しかけても単語か、うなずくだけで、朝も声をかけないと着替えない、お友達に手伝ってもらうのを待っている・・などなど先生からみても心配といわれました。自己主張ができないのです・・。
でも私や父親、祖父母など慣れてる人には、よく話します。保育園の出来事も、お友達の話もします。ただ先生には単語しか話さないなら、先生も気になると思います。

最近、特に女の人が恥ずかしいみたいなのは感じます。しかしもう年中なのに、集団で何かをやるのも慣れないらしく・・・先生に心配と言われた私はどこに相談していいかわかりません。お友達とは話して遊んだりして園は、楽しいと本人は言うので、それが救いです・・近所の子供が少なく入園するまで子供と遊んだ事が、少なかったのも原因でしょうか・・。
親として、できる事ってありますか?
アドバイス頂けたら嬉しいです・・・。

(由紀 さん)


こんにちは、由紀さん 浜田です。

皆に大切に育てられていることがよく分かります。
大切の育てられる事はいい事ですが、過保護になったり、干渉しすぎたりしているのかもしれませんね。

ユックリペースといいながらも、由紀さんの関わり方で成長をしている現状は嬉しいですね。集団生活の中では早くできることが評価されがちですが、自分でしようとしてがんばれるという事をお母さんも評価してあげてください。

言葉については家庭では自分は一番に大切にされている事がわかっていますし、自分だけを見てくれて、聞いてくれるという安心感で、自分の想いを言葉で表現できるのだと思います。集団の中ではうまく言えなかったり、分かってくれなっかたらどうしようと思う不安で、極力少ない言葉でのコミニュケーションになっているのかもしれません。

今、年中さんですから、まだまだこの先は長いですが、自分の思いを皆の前で話すことの大切さを家族でも理解して、先取りしないで、問い掛けて活動を選択したり、決めたりする場面や機会を作ってあげれたらと思います。

幼児期に集団活動が恥かしくてできにくかったり、おしゃべりができにくかったりする子が大人になったら大変身をしていることが少なくありません。
長い目で見てあげてください。言えない、言わないとあまり過剰に言いすぎても一層不安になると思います。

家のお手伝いや遊びなど、少し頑張ったらできる事を家庭でも意識して作り、自分に自信が持てるようになったらまた言動に言い変化が現れると思います。

(アドバイザー:浜田栄子)


こんにちは田中和子です。

未熟児ということでゆっくり成長しているのをお母さん自身は認めて、喜んでおられたようですね。
私はそれで構わないと思います。
未熟児でなくてもその子その子の発達には差があるのが現実です。
ゆっくりの子もいれば、早い子もいます。
一人一人の違いをいい部分で認めれば、その子はしっかり成長していきます。

ここで大切なことは、その子が出来ることまで親が手を出してしまわないようにすることです。
つい、小さく産まれたからといって甘くなりがちですが(うちの3人目も小さく産まれたわけではないのですが3人目ということもあり、未だに手を出しがちで反省しきりなのです^^;)
子どもの持っている力を引き出すには、褒めたりしながらも自分でやることの楽しさや、やりきった後の充実感を味あわせてあげることです。

保育園で何か一斉にするときに確かに出遅れる子もいますが、みんなが先生の言うことに従っている年中さんというのも私は怖いです^^
それぞれのペースを見極めたうえで、行動する時間を読むのも保育士の仕事です。
せかすことばかりがいいとは思えません。
その上で少しずつ、その子が自発的に身の回りのことをするようになったり、自己主張するようになったりすればいいのです。
みんながみんな同じということほど難しくて、先生の都合のいいようになるということは子どもにとっては決していいことではないと思います。
逆らう子がいてもいいんです。

ゆっくりペースの子どもさんの気持ちに沿って、少し手出しをするのを待って、子どもさんの自発性を促してみてはいかがでしょうか?

(アドバイザー:田中和子)




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