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アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
性格・生活習慣・行動など 言葉が遅い・発育障害の不安
気になる行動がたくさんあり、自閉症ではないかと不安
はじめまして。1歳4ヶ月(男)と7歳(女)の子どもを持つ母親です。今回は1歳4ヶ月の長男についてご相談があります。
運動面は今のところ心配無いのですが、気になる行動が沢山あり、それが自閉症に当てはまっているようで仕方ないのです。
 
言葉らしきものは10〜11ヶ月頃に「まんまんまんまー」が出ました。(食事の時にも言っていましたが、それ以外の時にも言っていました。)その後1歳近くから1歳2ヶ月まであれほど頻繁に言っていた「まんまんまんまー」は全くと言っていいほど聞くことが出来なくなりました。そして、1歳2ヶ月後半から「ぱぱ」「まんま」など意味のある言葉が出だし、現在は約30語言うことが出来ます。
 
大人が言っていることはある程度理解は出来ます。(「おむつをとってきて」「ごみを捨てて」等)
 
指差しは遅く1歳2ヶ月でした。(初めのころは指差しでは無く、手差しでしたが)絵本での意味のある指差し(バナナはどれ?等)は1歳3ヶ月でした。現在も指差しはしますが、以前よりは反応が鈍くなったような気がします。
 
こだわりが強く、1歳ごろからミニカーをひっくり返してタイヤを回したり、色に対しても緑が気になるようで、色鉛筆やボールプール(室内で遊ぶ遊具)では必ず緑色の鉛筆やボールを持っています。つい先日には、手押し車や掃除機をひっくり返して車輪を回していました。自転車のペダルを回し、車輪が回るのを見ることもあります。(これらは時間にすると2〜3分位です。)
 
癇癪もひどく、ものすごく大きな声で「キーキー」といいます。

意思表示は首を横に振ったり、「いや」と言ったり、「うん」と言ったりしています。

あまりにも気になりだしたので1歳2ヶ月頃に市の保健婦さんに見ていただきました。保健婦さんは、視線も合うし、物の受け渡し、お返事等できるのであまり心配しなくても大丈夫だと言われました。その頃はまだこだわりがない時期でしたが、相談以降上記のこだわりが出てきたので不安で仕方ありません。
自閉症は、出てきた言葉が消失した後、しばらくしてから言葉が表出したり、くるくる回すこだわりがあるなど息子の症状と一致することが多く毎日が不安との戦いです。
長文になりましたが、アドバイスをお願いします。

(うーたん さん)


うーたんさん、こんにちは。加藤田です、よろしくお願いします。

ママとして、お子さんの成長と共にさまざまな心配が出てくるものですね。
特に子どもの成長期は個人差が著しいものですね。お子さんの年令から言えば、今は、目にするもの、耳にするもの、さわるもの、自分のまわりのすべてに関心を示す時期ですので、この点を十分理解してくださいね。

なお、先案じは、心配を生み、その心配が不安となり、さらに心配と不安が増長されると悩みになってしまいます。
つまり、マイナスの感情に支配され、自らの心を見失ってしまうことにもなりかねませんから、ここは、うーたんさんの気持ちを「プラス」に変えることと自信を持って積極的に行動を移すことをお勧めします。
お子さんの毎日のちょっとした瞬間ごとに、尊重し大切に感じましょう。
感じていることを意識したら、その感じたことを言葉にしてみましょう。
気持ちは、感情的に言わなくても、気持ちをそのまま言葉にして充分伝えることができます。たとえば、「あなたは緑色に興味があるのかな、緑色が好きなのかな。」と言うことで尊重した気持ちを表す方法です。
また、「うれしい」「楽しい」「ホッとした」「安心」「落ち着いている」などのいい感じの言葉をうーたんさん自身にかけてあげましょう。
気持ちをプラスに表す言葉をたくさん持っていて、使い慣れると、プラスの気持ちを自然に表すことができるようになります。
無理はせずに、できることからはじめてみませんか。

(アドバイザー:加藤田稔)


こんばんは田中和子です。

息子さんのことでお悩みのようですね。

お子さんと直接接していないので、文章からだけでは正直な所判断はつきかねます。
と言うのも、年齢的に一番判断しにくい時期だからです。
癇癪も起こす時期であるといえばそうですし、何か好きなものに執着するのも年齢的なものがあります。

発達自体も一番個人差がある時期で、育児書どおりには発達しないのが子どもというものです。
保健師さんに相談された時には心配ないとのことだったようですがその後の様子で御心配されているのですね。
そう言う場合は出来れば同じ保健師さんに次は1歳半検診で御相談されるのが言いかと思います。

他にはどうしても気になるようでしたら、児童相談所(家庭センター)の発達相談などの利用も言いかと思います。

年齢的に一番わかりにくい時期でもありますので、あまり一人で悪い方に考えずに、成長した部分をしっかり見つめていっていただきたいと思います。

(アドバイザー:田中和子)




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