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アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
性格・生活習慣・行動など その他、性格や行動の悩み
失敗すると泣きじゃくってしまう、嫌なことがあるとすねて黙ってしまう
我が家には1月生まれの5歳の私立の幼稚園に通う年長の娘と、3歳になったばかりの息子と1才4ヶ月の息子がいます。

今回は娘のことで相談があります。娘は家では活発でうるさいくらいお喋りで弟を仕切ってはケンカをしながら遊んでいます。

娘は失敗すると恥ずかしいのか泣きじゃくってしまいます。
たとえば、私が自動販売機で野菜ジュースを買って!と言ったのに間違って違うジュースを押してしまったら、「だってわからなかった〜」と言いながら突然泣きじゃくったり、下を見ずに歩いていたときに気づかずにお友達のシャボン玉液をこぼしてしまった時にも、「わからなかった〜」と泣きじゃくり、私が「わからなかったのは仕方ないから、拾ってごめんねって言ったら良いのよ」と言っても聞く耳を持たず、ずっと泣いています。
たぶん、娘は予想外のことが起こり自分でも「やってしまった・・・」と思いびっくりしてるんだとは思うのですが・・・。このまま、小学校に行って大丈夫か不安です。

また、娘はお友達と遊んでて嫌なことがあると自分の意見を言わず、すぐにすねてしまい黙ってしまいます。私はいつも「黙ったままだったら、どうして欲しいか誰もわからないから、口に出して言わないとだめだよ」と言ってます。がなかなか言えません。

娘は内弁慶で幼稚園では先生にべったりでなかなかお友達とは遊べません。(近所の幼馴染のお友達とは元気に遊べています)年中からそうなんです。
参観に行ってもお友達と元気に遊びまわってる姿を見たことはありません。私からすると楽しいの?と思ってしまいます。
しかし、一度も幼稚園に行きたくない、と言ったことはありません。

娘のことを考え始めるとあれもこれもと色々と気になり、とりとめもなく書いてしまいました。こういう娘に対して私が今心がけてあげることをアドバイスいただければ嬉しいです。よろしくお願いします。

(三人のママ さん)


三人のママ さん、ご相談いただき御礼申し上げます。旭幼稚園、副園長の井上です。ご相談内容、拝見いたしました。
たしかに誰でも失敗すると「しまった!」と思います。数限りなく失敗すると、私のように笑ってごまかす方法を覚えてくるものですが、子どもだとそうはいきません。上手くやれるはず、できるはず。そう思っているのが「子ども」です。人生経験が少ないのですから、失敗に対処する経験も少ない。だからパニックのようになります。これも経験を積んでいけば直ります。大丈夫ですよ。

次に恥ずかしがりやさん、ということ。これは個性です。すんなり認めてあげてください。三人のママさんには「こんな子どもになって欲しい」という夢と言うか、希望というか、そんな「理想の子ども像」のようなものがあると思います。でも、その理想通りにならないのが「子ども」なのです。
特に性格などは、持って産まれた「個性」そのものです。5年しか生きていないのに直せるはずがありません。この個性を認め、まず丸ごと飲み込んでください。そのうえで「私があなたのこと、ちゃんと見てますよ」というサインを送りつづけてください。
そうすることで、自分に自信をつけてあげること。これが最も時間がかかるようで最短の方法と思います。でも…無理に直すこと、ないように思いますよ。そのまま素直に、すくすくと伸ばしてあげることが一番のように思います。

(アドバイザー:井上智賀)


三人ママさん、こんにちは、浜田です。
私にも長女が(現在26歳)がいますが少し内弁慶であるところや黙ってしまって言えなくなってしまうなどは、よく似ています。

親がどんなに心配しても、こどもは経験の中でしか学べないことも有ります。
分かっているけど、泣いてしまうという事もあるでしょう。
今、私も娘が大きくなって親から離れたところで仕事をしているので、少し、逞しくなっていると思っているのでこんなこと言っているのですが。

小学校ぐらいの時は近所の同じ年齢の事比べて、情けなく思ったり可愛そうだと思ったりしていました。今思うと、子どもにとって親から離れたところで、子どもどうしの生活の中で、またたくさんの地域の方たちに温かく見守られて色々な経験をしてきたことが、成長にとって大きな支えや課題を乗り越えるエネルギーになっていたと思います。
もちろん親の愛情も不可欠ですが・・・。

ですから、お子さんの成長を信じて、笑顔で受けとめて見守ってあげたらと思います。今だから言えるのですが、その頃はずいぶん叱ったりしました。
しつこく言い聞かせたりもしていたようです。
そのことがあまり効果が無かった事は、大人になった彼女から話しを聞いていて思ったのです。
子育ては思う様には行きません。でも確実に子どもたちは成長していきます。
辛い経験もしないと、自分で踏ん張れませんから意識してゆっくりと見守ってあげたいなと思います。

(アドバイザー:浜田栄子)


三人のママさんこんにちは、漆です。

「家ではすごく活発なんです」どのうちのお子さんも多かれ少なかれ同じではないでしょうか。
外に出ると恥ずかしかったり、緊張したり。
大人でもこれは同じですよね?

恥ずかしがったり、泣いてしまったりということが多いのは個性の一つでもありますし、成長していく上で、まだ甘えていたかったり、なかなか言葉に出せなかったり...色々だと思います。
個人差はありますが、年齢が上がるにつれて自信がついてきて、泣く回数も少なくなると思います。

泣いてしまったら、お子さんの気持ちを確認してあげてみてはどうでしょう。
「何で泣いちゃったのかな」
理由を聞いたあとは、「そうだね〜」と気持ちを理解してあげてください。
お母さんが気持ちをわかってあげることによって、安心します。
黙ってしまうのは色々気持ちの葛藤などが自分の中であるのだと思います。


近所の仲のよいお友達と元気に遊べているのなら大丈夫!

「もう5歳なのに」というより、「まだ5歳」というように考えてみてくださいね。
お子さんは頑張って成長なさっています。
泣いても怒らず優しくお話していけば大丈夫ですよ!

(アドバイザー:漆亜希子)




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