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アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
性格・生活習慣・行動など おとなしい・いじわるされる・元気がない
恥ずかしがり屋で引っ込み思案
現在、幼稚園年長になる男の子がおります。3月末の早生まれで2年保育で入園いたしました。

一人っ子ということもあり、男の子にしてはおっとりしたタイプで「癒し系」などと言われたこともあるのですが、非常に恥ずかしがり屋で引っ込み思案な性格です。
特に大勢の前では、緊張のあまり声を発することができません。簡単な質問をされても黙ってしまったり、うつむいてしまったりします。
初めての場所や人ならば分かるのですが、いつも遊んでいる幼稚園のクラスの皆の前でも答えられなかったと知り、ビックリしました。
もちろん挨拶もあまりできません。それでも1年前と比べたら少しでもできるようにはなってきたのですが・・・。

普段家庭の中では、非常にのびのびよくおしゃべりする子で語録は多いです。家の中ではよく動き回り、普通の5歳児だと思います。
が、いったん外に出るとまるで別人のように寡黙になることがあり(特に大人がいる場所)、普段の様子を知らない方は皆口を揃えて「おとなしい子ね〜。」と言います。
以前通っていた幼児教室で、家での様子をお話すると「猫かぶりしている」と言われてしまい非常にショックを受けました。

また絵を描くことを好みません。
好きな絵を描く、と言う課題では真っ白のままだったことがありました。
息子は自分に自信がないのでしょうか?自信がない故に、「話す」「描く」といった表現をすることが苦手なのでしょうか?

私自身が仕事を持っており、他の子と比べて子供と接する時間が少なかったこと、朝の身支度時間にせかすことが多かったこと、何か影響ありますか?
我が家なりに、子供との時間は作るようには心がけてはいるのですが・・・(寝る前の絵本読み聞かせや休日のおでかけなど)
また今後どのような心がけが必要かアドバイス頂けたらと思います。

ちなみに幼稚園ではお友達と仲良く遊び、言いたいことはきちんと言えているようです。

(味噌汁 さん)


味噌汁 さん、ご相談いただき御礼申し上げます。旭幼稚園、副園長の井上です。
ご相談内容、拝見いたしました。この種のご相談、結構多いのです。と言うことは…。味噌汁さんのお子さま特有のものではない、ということです。
きっと何事にも慎重で、物事をよく見て、観察するタイプのお子さまなのでしょう。でも挨拶とか、少しづつできるようになってきましたね。その成長も認めてあげてください。
外の様子とお家の様子が違うのもよくあることです。これもどこかでバランスをとっている、と見ることができます。やはり気兼ねなく安心して遊べる「お家」が一番なんでしょうね。
そのお家で中心になっているのがママである味噌汁さんです。お仕事に、育児にと疲れていても、ちゃんと絵本を読んであげたり、しっかりとお子さまのこと、見ていらっしゃいます。

朝の身支度をせかす。これは男の子であったら、どこの家庭でも同じようなものです。「朝は戦争」皆さんそうおっしゃいます。もし、せかす役目のママがいなかったら…。おそらく遅刻の連発でしょう。
愛情は時間でなく内容・密度が重要、という説があるそうです。だらだらと時間ばかりかけることが愛情とは思えません。ただ、必要なときに・傍にいて欲しい時にいられるかどうか。このあたりがポイントになるようにも思いますが、ご相談文から拝見する限り、味噌汁さんに問題があるようには思えません。
シャイなところも個性のうち、と思うこと。そして「いずれ直るわい」と味噌汁さんご自身が気にしないこと。それが一番いいように思います。
俳優さんでも無口で渋い演技をする方、いますよね?男の目から見ると、しゃべりまくる男は品がなく、どうも軽く見えます。無口なくらいのほうが「カッコええな〜」と思うのですが…。

(アドバイザー:井上智賀)


味噌汁 さん、こんにちは。加藤田です、よろしくお願いします。

親として、子供が成長してくると、さまざまな心配が出てきますね。
しかし、人間は集団で生活を営む動物ですから、経験的にあらゆる環境に適応しようとする力があります。特に子どもの成長期は個人差が著しいことはあるものの知らず知らずのうちに適応できるようです。
お子さんは、お子さんなりのスピードであるのですね。
ここは、お子さんのペースを尊重することです。
たった一言で良いのです。機会あるごとに「がんばったね」「よくやったね」等と、お子さんの一番そばで、結果へ至るプロセスを見守ってあげられるママだけが、ちょっとした努力と工夫をほめて資格を持っているのです。そして、それをほめられる時こそ、「あ、やっぱりママは、わたしのことをちゃんとみていてくれたんだ」とお子さんがもっとも喜び、安心する瞬間です。この体験が自信につながっていきます。

(アドバイザー:加藤田稔)




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