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アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
性格・生活習慣・行動など わがまま・反抗・ストレス
(長女)ちょっとした嘘を時々つくようになった/(長男)我慢ができず、みんなと同じようにできない
1.二児の母なのですが、まずは上の子についての相談をお願いします。

7歳の女の子(小学校1年)なんですが、入学してからちょっとした嘘を 時々つくようになってきました。初めての内容はトイレの壁に油性ペンで落書きがしてあったので(明らかに娘だと分かる字と絵)「どうして落書きなんてしたの?」って言いましたら平然と「あたしじゃないよ。唯人(弟)じゃない」と「だってどうみたってあれはお姉ちゃんでしょう、本当のことを言いなさい」「だって本当にあたし知らないもん」となかなか認めませんでした。

で、嘘をついてはいけないんだよ、友達だっていなくなっちゃうよと話したら泣きながら「ごめんない、あたしがやりました。」とやっと認め、自分で(綺麗には消えませんが)消していました。

ちょっとした嘘なんですが今までなかったのでどうしなんだろうと悩んでいます。
又内弁慶のようで学校でおりこうにしているらしく、家に帰ってくると弟を叩いたり、ちょっとのことで凄く泣いたりと明らかに今までとは違ってきています。私が怒りすぎるのかなとか色々悩んでいます。

2.次に5歳の男の子(保育所に通所中)なんですが、8ヶ月の時に熱性痙攣をおこしてから現在までに10回位痙攣をおこしています。2歳の時にはインフルエンザ脳症をおこしてしまいました。と、小さいときから病弱だったので家族が甘やかしてきたせいか我慢するという事がなかなか出来ません。

保育所でも自分の思い通りにいかないとねそべって泣いたり、一人違う部屋に行ってしまったりと先生方も手をやいているようです。先日保育参観があったのですがその時も、小さい組のクラスに行ったり来たり・・・。食事の仕方の人形劇があったのですがその時も一人立ち上がってみたり、歌ってみたりともう本当に‘我が道を行く’といった感じで困っています。私たち夫婦は出来るだけ甘やかさないように、欲しいと言った物をすべて買ってあげたりしないようにとしているのですが、義父母(主人の父母です)が「買ってあげないとお店のレジのところで泣いているから買ってあげないわけにもいかず買っちゃうんだよね」と毎日新しいおもちゃ等が増えています。

私は仕事をしていて面倒を見て貰っているみなのであまり強くは言えず困ったなと思う日々です。
時期がくれば落ち着いてくるからとよく言われるのですが、そういうものなのでしょうか?
私自身2年前から鬱病で情緒不安定のときがあって子供達の話をゆっくり聞いてあげる事ができない状態の時もあったりするのですが、そういう事も影響しているのでしょうか?
 

(ゆきうし さん)


こんにちは、浜田です。ゆきうしさん暑さが厳しいですが、おげんきでしょうか。

まず、長女さんですが、今まで嘘をついたことが無かったのに嘘をつくようになったということは親としてショックデスよね。
しかし、離れた所でこのお話しを伺うと、どこの子もそんな事はありますと言えます。冷静にこれも一つの成長過程であると言えます。

しかし、我が子がそうであると分かった時には、浜田も愛情不足かな、学校で何かイヤな事があるのかな?とか下の子にかまいすぎなのかな?と思いました。私も第3子はてんかんでひきつけておりましたので過保護でした。少し状況が似ているなと思っています。

すぐ分かったような嘘をついたり、親のお金を黙って取ったり(私の娘)・・とびっくりするようなことがあると思いますが、私の方を向いてという表現の一つかもしれません。
長女に対しては、何をしてもできて当たり前、すこしさぼるとひどく叱り、できないとひどく叱りと、否定的な言動が多くなっていませんか?
以上は私の失敗です。過ぎてしまえば分かるのですよね。

確かに行けない事は叱るべきですが、普段出来て当たり前と思っていることでも、やっぱり○ちゃんを誉めてあげましょう。
この頃、成長を認める言葉がないのではありませんか?

このことは、私の25年あまりの母親業で学んだことです。
1年生になって一生懸命頑張っている長女さんは頑張りすぎて少し疲れて甘えたくなっているのかもしれませんね。

次に5歳の息子さんですが、もう5歳ですからもう少しみんなと一緒の行動ができて欲しいですよね。
ゆきうしさんの思いや願いは、とてもよく分かります。
母親ならみんなそう思います。

確かにゆきうしさんも夫も、祖父母も同じく心を合わせて息子さんに関わっていく事も必要かとも思いますが、5歳になっていますので、内外も分かっていると思います。

ここは、彼に、成長を期待してその都度話しかけて行く事が遠回りでも確実ではないかと思います。
ゆきうしさんが体調が悪いときもありますので、なかなか丁寧に話し掛けていく事はしんどいときが少なからずあると思います。
でも、家族で話し合って協力して関わってあげてください。
心の知能指数は経験や愛情でこれからドンドン高くなります。

あきらめないで、まだまだこれからの子育てを家族や廻りの人たちの力を借りながら近道をしないで、ゆっくり進んでくださいね。

(アドバイザー:浜田栄子)


ゆきうし さん、こんにちは。加藤田です、よろしくお願いします。

1.について
ここは、子供さんの無限の可能性を秘めた存在なのだと信じましょう。
子どもは欠点を克服してゆく力を持っていますし、また見えにくいかもしれませんが、意外な良い面がたくさんあるかもしれません。お子さんにレッテルを貼り、一定の型にはめる叱り方は、それらの可能性を断ち切ってしまう結果になります。
そこで、叱る前にまず、お子さんに「何かつらいことがあったのかな、何か我慢しているのかな」と聞いてください。そして、お子さんの気持ちになって、お子さんと一緒に解決方法を見つけ出しましょう。

2.について
甘えについてですが、甘えさせることは、多いにすべきですが、甘やかすことは、あまり関心しませんね。大人の都合で、知らず知らずのうちに、気が付かず、何かと干渉をしたり過保護になってしまっていることがしばしばあります。特に、おもちゃやお小遣いを要求どおりに受け入れることは良くないでね。我慢をできることは我慢させることも必要ですし、できることをさせないで、親がやってしまうことなどは避けたいものです。
そこで、義父母にたとえば、以下のようにご夫妻で相談してみてはいかがですか。

「おじいちゃん、おばあちゃん、息子の要求にこたえていろいろ買っていただいていることにとても感謝しています。本当にありがとうございます。ところで、息子のこと相談したいのですが、そろそろ、成長に合わせた我慢を覚えさせたいと思いますので、協力していただけますでしょうか。
それには、まず、我慢をさせる前提として、今以上に甘えさせたいと思います。専門家の意見は、甘えさせるということは、スキンシップや赤ちゃん返りを受け入れることだそうで、情緒の安定にはとても良いことだそうです。今、息子のために大切なことは、スキンシップと言われる『肌のふれあい』が必要だと思います。そこで、おじいちゃん、おばあちゃん、お願いがあります。おもちゃ等は、もう十分に買っていただいたので、今後は機会あるごとに、抱きしめたり、頬ずりした、手をつないだり、相撲をとる、なでる、さする等をしてあげてほしいのですが。つまり、息子との心のふれあいをお願いしたいのです。
今、息子のとって一番必要なことは、微笑む・うなずく、ほめる・慰める、話す・話しかける、一緒に遊ぶ、息子の話に耳を傾むけることで、甘える時にしっかり、甘え息子の心の中に安心感や信頼感が育ち、そして自信がつき始め、我慢もつき、自立への基礎が作られるということになります。よろしく、お願いします。」

あなたの思いを心からお話すれば、きっと通じると思います。

(アドバイザー:加藤田稔)




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