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アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
性格・生活習慣・行動など 言葉が遅い・発育障害の不安
言葉の遅れ、頭を壁にぶつける、自分の口に指を入れて吐こうとする
こんにちわ、1歳10ヶ月の男の子の母です。
息子の言葉の遅れについて相談したいです。
1歳6ヶ月の保健所の健診で単語が喋れず、積み木も重ねることも出来ず指差しも出来ないので、心配だから2歳で再検診と言われました。
今も意味のある単語は5つ位しかでておりません。
公園など広い場所に行くと何時間居てもずっと走り回るだけで、同じくらいの年の子と関わりあえません。ポールの回りをクルクル回っていたり、コチラの呼びかけに構わず走り続けています。

気になる行動は、急に自分の頭をゴンゴンと壁にぶつけ続けたり、少しの事で癇癪を起こして必ず自分の口に指を突っ込んで吐こうとします。
いつもではないのですが、長細いもの(箸やストローなど)を見ると自分の目に入れようとします。自分の指も入れていました。
本などを読んでいると私の手を使って、本の中の物を取って欲しいとやってきます。「○○取ってきて」などの簡単な言葉もわからない様子です。
指差しは自分の取って欲しい物だけにやります。
体の成長は背も大きく運動面も問題ないと思います。
2歳の再検診まで様子をみようと思いますが、心配なので相談しました。
アドバイスよろしくお願いします。

(ゴロゴロ さん)


ゴロゴロ さん、ご相談いただき御礼申し上げます。旭幼稚園、副園長の井上です。ご相談内容、拝見いたしました。

ご相談文を拝見した限り、まだ1歳10ケ月ということもあわせて考えますと、もう少し成長して、言葉で自分の意志を伝えられるようになれば解決するのでは?と思いました。

まだ幼く、言葉も充分ではない。自分の意志を伝えられない。その「もどかしさ」が頭突き行為や手を口に入れる行為になっているものと思われます。

このような行為、表れ方は違いますが、自分の意志を伝えられないとき、子どもがよくやるものです。別にめづらしい例ではないのです。

2歳検診まで様子を見よう、という今のお考え、それでいいと思いますよ。この時期は成長の「個人差」も大きいだけに、「できた」「できない」で一喜一憂するのもどうかな?と思います。ここはおおからに。気長に見守ることが必要ではないでしょうか。

(アドバイザー:井上智賀)


ゴロゴロ さん、こんにちは。加藤田です、よろしくお願いします。

お子さんの成長に不安を抱かれている様子、無理もないですね、親心ですからね。

子どもは、自分の心の緊張や不安等を言葉で表す方法を知りません。
だから、体全体で表します。ここは、1歳10ヶ月と言う年令を考慮してお子さんの成長を待ち、日々の些細な行動の変化に喜びを感じるような気持ちを持つことをお勧めします。

日々、健康に坦々と生活できるということは何事にも換えることができない程、幸せなことと思います。そこで、目が見えること、音が聞こえること、手足が動くこと、言葉が出ていること、食事ができること、遊ぶことができるなど、ゴロゴロさんが目にすること、耳にすることの多くのことに喜びを感じ、愛情を持った接し方をしていけば、不安は徐々に改善されるでしょう。人の発達ほど個人差があるものはないのです。
不安は不安を呼び、不安はどんどん大きくなってしまうことがありますので、お子さんの些細な変化に喜びを持って、お子さんをほめていきましょう。そして、ゴロゴロさん自身の心に「大変だね」「頑張っているね」と語って、褒めてあげてください。少し楽になるかもしれませんね。

(アドバイザー:加藤田稔)




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