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アドバイザースタッフに聞きたい!

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性格・生活習慣・行動など おとなしい・いじわるされる・元気がない
お友達の中に入っていけない息子への声かけ
こんにちは。初めて相談させて頂きます。

子供は今年4月から幼稚園に入園(年中)した4才男の子です。
小さい頃から公園やショッピングセンターなど、遊ぶ所に連れて行っても他の子供達が居ると入って行くことができなくて…ただじーと見ているだけか、誘ってくれる子が居ると楽しそうに一緒に遊べます。
(家の中では元気で明るく、怒られると反抗したりもします)

今年から入った幼稚園でもなかなか馴染めない様で、やっと最近一人二人お友達の名前も出てくるようにはなってきたんですが、自由遊びの時間にのぞきに行くと一人でぽつんとしている時もあります。(仲間に入れて欲しそうに)意地悪されていることも多いです。

何かそれをみていると、何でお友達の中に入っていかれないの?とか、何で嫌といえないの?と思う気持ちが湧き上がってきてしまい、帰ってくると「お友達に止めてって言えないの?」とか「なんでお友達できないの?」など言ってはいけないと思いながらも口に出してしまいます。(多分口調はキツイ言い方をしていると思います)本当はすごく心配でかわいそうで仕方がないんです。

こういう場合どのように子供に声をかけてあげればいいのか?本人も辛そうなので…また、慣れてくればお友達の中に入って行けるようになるのでしょうか?

( ペンギン さん)


ペンギン さん、ご相談いただき御礼申し上げます。旭幼稚園、副園長の井上です。ご相談内容、拝見いたしました。きっと何事にも慎重なお子さまなのでしょうね。

きっと、他のお友達が遊んでいる様子を観察しながら、自分なりに遊びの様子を思いめぐらせているのでしょう。
子どもは好奇心の塊、と言われています。興味のあるものに飛びつくと。でも、そうじゃないお友達だってたくさんいますよ。そんな様々な性格のお友達が集まって、集団生活を営むことに幼稚園の意義があるのではないですか?

慎重、大いに結構だと思います。無理に相手に合わせる必要はありません。本人が満足していれば、それで充分なのです。
ペンギンさんも楽しそうに走り回って遊ぶ姿を見たい、というお気持ち。これは私もよくわかります。でも、子どもの性格も様々ですので、本人がその遊び・活動に充実感を感じるのであれば、無理にそれを崩す必要はないと思います。

私の園でも、年長さん位になって活動するとき、最初は元気のいいお友達の指示に従って活動が始まりますが、子どものことです。どうしても活動が停滞することもあります。こんな時、本当に頼りになるのが普段は大人しいようでも、しっかり活動を見て、考えているお友達です。そんな子どもの一言で、また活動が盛り上がることも多いのです。

人間、顔や体形が違うように、性格も様々です。その慎重さがよい面で発揮してくれる時が必ずきます。今はまだ慣れていないので、ちょっと活動の輪に入っていけないようですが、担任の先生にその旨ご相談ください。きっと上手に活動に誘ってくださると思います。

ペンギンさんのお子さま。その慎重な性格、私にも分けていただきたい位です。大丈夫ですよ。無理に遊ばせようとしないで、ここは本人の気持ちと担任の先生のご配慮に任せてみてください。きっといい方向に向くと思いますよ。

(アドバイザー:井上智賀)


ペンギンさんへ
はじめまして、げんきです。
お手紙ありがとうございました。

今年4月から入園なんですね。今は、少しなれてきた頃でしょうね。
まず、慣れてくれば お友達の中に入っていけます。
これは たぶん間違いないと思います。
ただ、入り方です。
「お友達の中にはいんなくちゃ・・・」と思って入るのか
『お友達の中に入りたい』と思って入るのか
この2つのどちらかです。

どちらにしても 友達とは付き合うことができます。
ただ、長い目で見たときに どちらが この子のためになるかです。
『お友達の中に入りたい』
これは、自分の意思です。まるで種から芽がでてくるようなものです。
アドバイスできるとすれば
待ってあげることです。 それも その芽が出るのを信じて待つのです。
そのための水や養分の役割となるのがお母さんの言葉です。
「ずいぶん お友達も出来てきたね」
「いろんなお友達といっぱいお話すると 大きくなった時に強い子になれるのよ」
そんな 栄養分なのです。
今は、いっぱい 水と肥料を与えてあげてくださいね。

(アドバイザー:岸本元気)


こんにちは、田中和子です。

その子供さんの性格によって、自分から入っていける子供さんもいれば、誘ってくれるのを待っている子供さんもいます。
色々な正確の子供さんがいるのが当たり前ですよ。
大人の社会と同じです。

ですから、一人でもお友達が出来たのであれば、それを喜び、「今日は○○ちゃんと何したの?」などの声かけのがいいかと思います。
子供さんを「どうして〜出来ないの?」と否定してみてしまうと、親子共々しんどくなってしまいますよね。
一人仲良しが出来れば、また次にも必ずつながるはずです。時間がかかっても、子供さんになりに楽しく遊べるお友だちを見つけてくるはずです。
そんな時に「○○ちゃんと遊べて楽しかったね」と肯定のお話をしてあげてみてはいかがですか?
きっとお子さんも自信がつくと思いますよ。

(アドバイザー:田中和子)




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