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アドバイザースタッフに聞きたい!

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性格・生活習慣・行動など その他、性格や行動の悩み
親以外の人に、身体を触れられると嫌がる
3歳4ヶ月と5ヶ月の息子がいます。その3歳になる息子の事なのですが、人に触られるのが嫌らしく親以外の人から(大人も子供も)頭をなでられたり、お友達が近くを通って少し体にあたっただけで、その触れられた場所を怒った様子で手で払いのけるようなふき取るような動作をします(触られずに遊ぶのは大丈夫で楽しく遊んでいます)。

また通い始めたばかりの未就園児教室の先生がお遊戯を一緒にしようと手をつかんだり、お友達がぶつかってきただけでも号泣します。

何で触られるのが嫌なのか聞いてみても「嫌なの?」と聞けば「嫌なの」と答え続けて「嫌ではないの?」と聞くと「嫌じゃない」と私が聞くことと同じ事を返事するのでどっちが本当かわかりません。

「お友達は仲良くしたいなって寄ってきてくれてるんだよ」「可愛いねってよしよしししてくれてるんだよ」と言うと「今度からはそんなことしないよ」と言うのですが、言うだけでやはり同じように嫌がったり泣いたりします。

親以外の人が怖いのかとか気を許していないのかなと思うのですが触られなければそれなりに追いかけっこして騒いだりお友達と仲良く遊んでいるのでそれも違うのかなと思ったり・・・人とあわせる機会をもっと増やしていけば慣れていくのでしょうか。

今の状態ではせっかくお友達が遊ぼうとよってきてくれても大人から「可愛いねー」と可愛がってもらえても毎回そんな様子なのでだんだん誰からも相手にされなくなるのではと心配しています。よろしくお願い致します。

(じゅんまま さん)


じゅんまま さん、ご相談いただき御礼申し上げます。旭幼稚園、副園長の井上です。ご相談内容、拝見いたしました。たしかにお母さまが困惑してしまうのもわかります。
ですが、子どもには子どもの「こだわり」があるのも事実です。ですから何回もメールを読み返し、原因は何なのだろう…と私なりに考えてみたのですが、「これだ」と思うもの、見つかりませんでした。

ひとついえることですが、単に潔癖症というのであれば、それが保護者の方であっても嫌がるはず、と思います。ですから、保護者の方以外がだめ、ということは、まだ保護者の方以外の人と慣れていないのが原因、と推測しました。

この解決方法ですが、いくら言い聞かせたとしても効果は期待できません。なぜなら本人が納得していないからです。他人は「大丈夫」と言いますが、本人は「大丈夫じゃない」のです。「それ位平気でしょ」は他人の考えであって、本人にとっては重大な問題です。ですから、ここは本人が納得するまで時間をかけてあげること。大人の感覚で問題を解決しないこと。これが大切ではないか、と思いました。

現在、親子教室をはじめ、様々なところで人とかかわる経験を多くされているようです。この経験は、非常に大きな意味を持っていると思います。少しトラブルがあったとしても、本人が「行きたい」といったら、できるだけ連れていってあげてください。その中から少しづつ経験を重ね、人とのかかわり方を含め、学び取っていくものが多いと思います。

回答にならない回答でも申し訳ございませんまた何かありましたら、ご相談ください。

(アドバイザー:井上智賀)


お子さんは他人に対して緊張しているのではないでしょうか?
それが仕草として出てしまうのではないかなと思いました。
顔見知りになってももっと深く仲良くなったり、相手のことを理解できるまで警戒しているのかもしれません。
それか過去にあまり知らない人とぶつかったり等何かあってそのときの記憶が残っているとか...。
どれにしてもデリケートなお子さんなんじゃないかな、と思いました。

それはきっとこれから集団生活に入り過ごしていく上で慣れてくると思います。
じゅんままさんとしては、じれったかったり、はらはらしたり心配することと思います。
ですがあまりあせらずにお子さんと接してあげてくださいね。

触られて嫌がったりした時に少しずつその時の状況を話してあげて納得させてあげてください。
今はまだ嫌でもそのうち少しずつ理解してくるのではないかなと思います。

お友達にはフォローを入れてあげたりと少し交友関係ができるまで手助けをしてあげてくださいね。

あまり参考にならなかったかもしれません。すみません。

(アドバイザー:漆亜希子)


じゅんまま さん、こんにちは。加藤田です、よろしくお願いします。

ママとのきずなができている証拠です。ところが、全く初めての、知らない人に、最初からすり寄ったり、ワアと飛びついていくほうが心配です。つまり、そうやって他人の関心をとっていかなければならないことで自分の立場をアピールすることは、ほんとうは誰にも絆を持っていないから、愛情に飢えていると解釈できるわけです。

裏をかえすと、お子さんは、赤ちゃん時代にママとの絆が確立していたことがうかがえます。つまり、ママにとても愛され、愛されているお子さんといえますね。

ここは、お子さんの自然な行動を温かく見守ってあげることでしょう。

(アドバイザー:加藤田稔)




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