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アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
幼稚園・保育園 園や担任の先生への不満
私立幼稚園の、保育料他光熱費などの内訳について
はじめまして。
現在、下の息子(年長)が通っています。
今年、PTA会長を引き受けることになりました。
これまで、保育料の他に、光熱費、プール費(水道)、教材費、他、色々な形で、毎月のようにお金の納入が行われてきています。
実際のところ、光熱費といいましても、夏はほとんど冷房は動かず、動いたとしても、温度は28度と設定され一時間も動いていません。
電気も、朝の教室はついておらず、薄暗い教室に子供達は固まっている様子をずっと見てきました。
子供一名につき年間約9000円、これはあくまでも冷暖房光熱費のみ。(園児数は約300名です)
プール費(水道代)はまた別にとられます。
かなりの金額です。
光熱費に限らず、納入したお金のその内訳をどうしても知りたいというP会員の方達の意見をまとめて、園長先生に持っていったところ、「無記名の方の質問には答えられません」との答えでした。
子供を預けたのだから、支払うものは支払うべきとのことでしたが、その内訳を教えて欲しいというのは、保護者の勝手な言い分になるのでしょうか。
保護者としては、支払っているものの、明細を知る権利はあると思っていたのですが。

保育料に関しても、補助金はでていますが、その補助金が数百円あがると同時に、保育料も自動的にあがっていっています。
保育料が数百円あがったことのお知らせも全くありませんでした。

それと、文部省の通達だということで、冷房の温度は決まっているとも仰っていたのですが、それは本当なのでしょうか。
文部省のサイトも見てみたのですが、よくわかりません。

私立幼稚園は保護者に対してどこまで詳細を明らかにしてもらえるのか、または保護者はどこまで園側に要求できるのか。

どうぞ宜しくお願い致します。

(かんぞん さん)


かんぞん さん、ご相談いただき御礼申し上げます。旭幼稚園、副園長の井上です。ご相談内容、拝見いたしました。おっしゃることはよく判ります。ここは幼稚園の最も知られたくない部分ではありますが、私の個人的見解、という「断り書き」つきで回答させていただきます。

まず保育料以外の納付金の件です。私の個人的見解は「どのような名目であれ、保育の対価として支払われるものは全て保育料」と考えています。このような様々なものが徴収されるようになった理由は、園児募集の際、「安い」という印象を保護者に与えるためだけの便宜的(詐欺的)行為だとおもっています。

だいたい、入園に際しての問い合わせに「保育料」を聞く方は多いですが「教材費は」「施設費は」「行事費は」「冷暖房費は」と聞かれる方は少ないようです。見せかけの保育料を安く見せる手段として、保育料を据え置き、その他の納付金をあげることで収入を確保する。そのために様々な「諸費」と呼ばれる納付金をあみ出した頭のいい園長先生がいる、ということです。ある県の幼稚園ですが「教材費」と「教具費」という諸費を徴収していたそうです。県の担当者が「この違いは何なのですか?」と聞いたら、徴収している園長先生ご本人も答えられなかった、という裏話を聞いたことがあります。

少し事務的なことをお話しますと、保育料を変える場合(値上げです)には、幼稚園を管轄する県担当課に「納付金を変更する旨の届書」を出さないといけません。なぜなら入園料・入園検定料・保育料の3つに関しては、園の基本的な事項を明記した「園則」に記載されていますので、これを変更するには、手続きが面倒。だから園則に書かれていない納付金のほうが変更しやすい、という理由もあります。

ですから、以上のご説明でお判りと思いますが、冷暖房費だけで冷暖房を賄っている訳ではありません。その他、様々な納付金が一度園の大きな「財布」に入り、そこから各項目別に支出される。名目の違いだけで、たいした理由はありません。私はどのような名目であっても、それは幼稚園の運営維持に使われる以上「保育料」だと思っています。

ですから各納付金の細かな使途を要求しても、たいていの場合、「益金」はでます。そうでないと諸費をいただく意味がありません。これをどう処理したか、という細かな点を指摘されるとたいへんなので、「開示お断り」なのでしょう。園長先生のお気持ちも判ります。

かんぞんさんのお気持ちも判りますが、ここは「全て保育料なのだ」とご理解いただくのが一番精神衛生上からもよろしいかと思います。もし、どうしても会計内容が知りたいのであれば、情報公開法に基づき、県担当課に「○○幼稚園の決算書を開示して欲しい」と要求することはできます。ただ、項目も細かな所までは開示しませんので、ご指摘のような細かな決算までは、園会計責任者以下、ほんのわずかな人間にしかわからないと思います。

お答えにならず、申し訳ございません。

(アドバイザー:井上智賀)




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