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アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
幼稚園・保育園 登園拒否・行きたがらない・登園後の後追い
早生まれで、園でみんなと同じようにできない様子
四月から子供が保育園に行き始めました。
最初は調子よく元気に通っていましたが、四月の終わりから水疱瘡にかかり、そのままゴールデンウィークに突入して現在、五月に入り、園に行くのを嫌がるようになりました。

娘は早生まれで、三月で三歳になったぱかりで言葉でなかなかまだ表現ができませんが、なんとか、私に嫌な理由を話してくれました。
まず、入園当初から「怖いお兄ちゃんがいる」とは言っていましたが、気にはしていませんでしたが、同じことを何度も言うので先生に聞いてみたところ、同じクラスの体の大きな子に叩かれたり突き飛ばされたりしていたみたいで、怖がっていたので二人の席を離してくれたみたいでした。

そして、勉強が少しある園なんですが、どうも歌もカードの勉強もあまり付いていけてない様です。
そして、一番の理由は園に行くと悲しくなるそうです。
家に帰ってママのそばにいたいと言います。
不安からか頻尿になったり熱を出したり、いつもできることができないできないと泣いて、いつも不機嫌です。
先生に相談すると、園では抱っこしたり手をつないだりして励ましているので、御母さんも家で頑張れ!と送り出してくださいとのことでした。

今日は、ずっと泣いていたのでしょう、目の下に何度もこすってできた擦り傷ができていました。
帰ってきてからは、ずっと「明日、園に行かない?」「○○ちゃん、頑張れないもん」と涙を流して訴えます。
親としては元気に言って欲しい気持ちはやまやまですが、なにせ、早生まれでみんなと同じようにはできないだろうと思うと、精神的にもまだまだ幼いので心配です。

どうしたら元気に行ってくれるのでしょうか?
胸が痛みます。
娘は園に入るまでは、ママなんかいなくても平気な子でした。
ところが入園してからというもの、とたんにママっ子になりました。
なんでもママママやって!と言って来ます。
ママのそばにいたいと言われると、泣く子を無理に行かせる自分が鬼のように思えます。何か、解決策ないでしょうか?

(雛あられ さん)


土居です。一生懸命アドバイスさせていただきます。よろしくお願いします。

私の長女も早生まれですので、ご心配なさるお気持ちとてもわかります。
でも私の次女は早生まれではないですが、去年の今頃、年少さんの時、園バスに乗るとき、よく泣いていましたし、園でも先生から離れなかったそうです。

少し前に水疱瘡にかかって休まれたとのこと、やはりそれがきっかけでおうちにいたほうがお母さんと一緒にいれる。お母さんと離れるのはさみしいと思うようになったのでしょうね。

お母さんまで不安な気持ちでいると余計に不安になってしまうと思うので、お辛いでしょうが、心を鬼にするのではなく、広い暖かな心で「いってらっしゃい!」と元気よく送り出してあげてください。
先生も園にいる間は配慮してくださるとの事ですし、まかせてみましょう。

私の子供たちも甘えん坊で参観などに行けば私から離れなくなりますし、次女は年少さんの3学期までバスに乗るとき泣いてました。
でも年中さんになったら泣かなくなりましたよ。

お兄ちゃんとの席を離した、とのことですが年齢の異なるお子さんとも同じ教室なのでしょうか?それならお勉強は少し難しいかも知れませんね。
でもまだ4月から入園ということですし、だんだんと保育内容にもなれて、楽しく思えるようになるかとは思います。
あせらずに先生とも相談しながら楽しく通えるようになるといいですね。

参考になれば幸いです。

(アドバイザー:土居聡子)


こんにちは 雛あられさん 浜田です。

読んでいて、雛あられさんの気持ちも娘さんの気持ちもよく分かります。
学年は同じでも、1年違うとずいぶん発達も差があるので、見ただけでも
なかなか大変だなと思います。
しかし、保育士もきっとその辺りの個人差はわかっていることと思います。
また、3歳という年齢ですので体の大きさばかりでなく、運動、言葉など
随分違うのは仕方がありません。年齢が大きくなるにつれて月齢差は少なくなりますが、年齢が小さいときは周囲の配慮や応援は必要と思います。
しかし、あまりにも自分の力とかけ離れていると。しんどさや無力感が重なって行きたくないとなることでしょう。
ここは、担任の先生に相談されて、個人差を考慮して欲しい部分をお願いしてはどうでしょうか。やはりちょっと・・・頑張れば出来るくらいの活動が
意欲や満足感を育てると思います。

(アドバイザー:浜田栄子)


雛あられさんこんにちは、漆です。
お返事が遅くなってごめんなさい。

やはり水疱瘡にかかってお休みしている間にお母さんが恋しくなっちゃったんでしょうね。
それと怖いお兄ちゃんの存在、初めての勉強、歌etc...
最初は始めてで楽しいことばかりでできる・できないに関わらず色々経験できて楽しかったのでしょうね。

早生まれということで3歳ぐらいですとまだまだ差がありますよね。
そこは先生も十分理解したうえで保育を行っているのではないかと思います。
それでも「できない」と言っているのは、とても頑張りやさんのお子さんなのかもしれません。
できないけど、頑張ってやろうとして上手にできないことに納得がいかないのかもしれませんね。
もう一度どのような状態かを先生にお話して、月齢の差を考慮してもらってもいいと思います。

ここは、お母さんがおうちでたくさん甘えさせてあげて、朝は笑顔で送り出してあげてください。
お母さんが不安な表情ですとその気持ちがお子さんに伝わってしまいます。
しばらくはお母さんも不安でしょうが、笑顔で送り出し、おうちでたっぷりかわいがってあげてください。

(アドバイザー:漆亜希子)


雛あられ さんへ
こんにちは、げんきです。
お手紙ありがとうございました。
娘さんの気持ちとママの気持ちがすごく伝わってきました。

まず、園での行動なのですが、体の大きな子のことや 勉強のことや 生活のこと など、ここは、完全に「園」を信じてみることです。
お手紙の内容から 園の先生は すごく考えてくれていると思いました。
こどものちからは やはりすごいものです。
成長と共に 必ず問題は クリアしていきます。
これは、確信していいと思います。

痛いほど 辛い気持ちは よくわかります。
僕も 3月生まれで 本当に生まれたときは 小さくて 色んなことができなくて 園に行きたくなかったです(笑)。大人になってから 今度はこどもたちを見る側にたっても やはり そういうこどもたちを いつも以上に
慎重に見ています。たぶん 先生も そうだと思います。
だから 園のことは 安心してくださいね。

では、今度は ご家庭です。
できるかぎり 園のお話をしてあげてください。
そして 園でがんばってるね!という その子が沢山努力していることを褒めてあげてくださいね。もちろん そうされていると思います。
10個の嫌な部分があったとしても その中から1個だけでも、その子が頑張っていることを 毎日 探してあげることです。
そして 家で 1個でも成長した部分があれば それを その子の前で、園の先生に伝えてあげることです。
大切なのは、10個の園の生活の中で そのうち9個の嫌なことがあったとしても、1個のいいことに目を向けてあげることです。それが 次第に 2個になり 3個になっていくものです。

幼児教育は、宝探しのようなもの。
毎日 親と先生が 1個づつ 宝を見つけてあげること。
そして その宝を見せてあげて もっともっと探してあげること。
僕は そう考えています。
泣いていると本当に 可愛そうなものです。
それは すごくわかります。
ただ、宝を見つけて 喜んでいる姿は、 そのちょっと先に隠れているものなのです。 今は、日々 一歩づつ進んでいきましょうね。
がんばってください!

(アドバイザー:岸本元気)


雛あられ さん、こんにちは。加藤田です、よろしくお願いします。

がんばって、がんばって、がんばっているお子さんに、さらに「がんばって」とは、もう言えませんね。お子さんはお子さんなりに十分すぎる程がんばっているのですから。

雛あられ さん、あなたの愛情がお子さんのがんばりの基です。
お子さんの今までのがんばりは、あなたがお子さんを思いやる心に応えてきたのだと思います。
この気持ちは、とても尊いものです。
親と子が共に成長することには欠かせないものです。
どうぞ、このがんばる姿を大事にしてください。
今後の自立に大いに役立つと思いますよ。

そこで、十二分にがんばっているお子さんには、「がんばってね」と言う言葉かけはやめて、今後は、今のがんばっている状態を理解しているからねといった意味合いから、「がんばっているね」と言う言葉に代えて、お子さんのできること、どんな些細なことでも変化が見られたら、「よしよし」「だいじょうぶだよ」等のお子さんを肯定し応援する言葉を加え、励ましてみませんか。
そして、保育園でどんな楽しいことがあったのかを毎日聞いてあげて下さい。
徐々に泣くことが少なくなると思います。
できることか始めてみませんか。

(アドバイザー:加藤田稔)


こんにちは、田中和子です。

早生まれのお子さんということできっと園の方でもそれなりの配慮はされているかと思います。
この年齢ではまだまだ月齢の差は大きく、みんなと同じようにすることを要求する自体が子どもさんには酷なことだと思います。

その子どもさんのペースにあわせるのがプロの仕事ですから、お母さんは「頑張れ」ではなく、十分に甘えさせてあげてもいいのではないでしょうか?
今まで出来たことも依存するとのことですが、これも今だからそう言う形で出してくれていると思えば、受け止められると思います。
大きくなれば月齢の差もどんどんわからなくなりますから、今は甘えさせてあげてください。

お母さんが不安に思うとかえってお子さん自身も不安になりますから、しっかり受け止めて、後は笑って園に送り出すことを考えましょう!
出来るだけ楽しかった話を聞いてあげて、不安なことを言えば受け止めてあげるというのが大切かと思います。

(アドバイザー:田中和子)




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