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アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
ママ・パパの悩み 育児のストレス・不安
自分の性格が、自己主張できない子に育てているのではと不安
初めて相談させていただきます。
現在1歳10ヶ月になる女の子の母です。
自分の性格が、子供への人格形成にどれくらい影響があるのかと長いこと悩んでおります。

娘はうまれたときから、激しく泣いたりするほうでなく生まれながらにして穏やかな、そして現在も「どうしの?」「ママ、だいじょぶ?」とやさしく気遣いのできる子供です。

一方私はといえば、とても短気、おこりっぽい、自分でもいやになる性格です。

状況的には、
1.夫や親と話しているとき...私が夫や親に対して大声を出したりいらいらしてむっとした表情で怒ったりしたとき。
2.娘に対して...「だめでしょ」「ちょっとまって!」「それはあなたのじゃないでしょ。」と娘の気持ちにたいして否定的な受け答えをしたとき。
3.自分自身が疲れていらいらして独り言をぶすぶす言っているとき。
などです。

娘はこういうときただ固まります。いうことを聞いて自分を押さえ込んでいる様子がよく伝わってきます。こういうことがあるたびに私自身も自分がいやになります。自分の性格がこの子を、「人の顔色を見る子」「自分の意見を言えない子」「感情を押さえ込む子」に育てているんじゃないかとただ、不安で心配です。実際私がいらいらしているときは本当に我慢しています。

公衆の遊び場でも、おもちゃを持っていて、本当は遊びたいのにとられたり、頂戴といわれるとすぐあげてしまってじっとそれを見ていたり、小さい車に乗っていると横取りされても取り返さず下を向いてしまう。

私としてはもっと自己主張できる子に育ってほしいのです。でも、私の大声やイライラがこの子の「育とう育とう」としているさまざまな可能性を阻んでいるようでどのようにみちびいてあげたらよいかがわからなくなります。努力はしていますが、なかなか自分の性格を変えることが難しくて。。。

ご参考までに、それ以外のときは娘はとても元気に遊んだりぐずったりもしてくれます。(ぐずっているときは娘が自分の姿をさらけ出しているようでうれしくなります。一度ぐずったときに私がいらいらしていてどなったときいきなりぴたっと泣き止んで私を「いいこいいこ」してくれたときがあったので)
週末以外は、私も仕事をしておりますので私の両親が見ています。この時間は娘にとって幸せいっぱいです。

私は自分の娘が私のもとに生まれてくれたことをほんとに感謝しています。
私のような未熟な人間のところにどうしてこんなすばらしい子供がうまれたのだろうと、思うことも時々あります。夫も同じようなことを言っているときがあります。だからこそ、宝のわが子を良さを伸ばしつつも人に左右されない強い人間に育ってほしいと思ってしまうのです。それゆえ余計に自分のいやな性格がこの子の人格形成をゆがませてしまうのではないかと不安です。

なんだかまとまりませんが、自分の気持ちも振り返りながら書いてみました。
どうぞよろしくお願いいたします。

(ぽこぺん さん)


こんにちは、ぽこぺんさん 浜田です。

1歳10ヶ月という年齢で「だいじょうぶ?」と優しい言葉をかけれれるということにびっくりしました。皆に愛されて育っているんですね。

ぽこぺんさんはご自分の性格を「いやな性格」と分析して、子育てにはこの
性格が悪影響をおよぼすのではと心配していらっしゃるのですよね。

自分の性格に満足している人はいるでしょうか?
私も、短期で、暗いし、自己中心的だし、イヤな所ばっかりです。
でも、私も、夫が優しくて根気よく、祖父母がよく子どもの世話をしてくれました。

若い時は、叱りすぎて姑にそんなに叱らなくてもと言われた事もありました。
周囲の家族の支援もあって子育てができたと今では、実感しています。
ぽこぺんさんのように若い時は自分のイヤなところが気になりすぎて、卑下することも多かったので、とても共感できます。

歳をとって子育てを振りかえってみると、子育ては自分だけがするものではないということを経験からも感じています。
周囲の家族や友人が自分にない部分を補ってくれます。
そう思ってみると気持ちが楽になると思います。
子宝に恵まれたわけですから、子どもさんにぽこぺんさんの世界を広げてもらいましょう。

いろんな人に囲まれて成長すると思えば、子育ても少し肩の力が抜けてきませんか?
幸せなことに、仕事もあり、子どもさんにも恵まれ、祖父母の応援もあり、ぽこぺんさんは状況の良さを再確認されて、マイペースで子育て楽しんでください。

(アドバイザー:浜田栄子)


ぽこぺん さん、こんにちは。加藤田です、よろしくお願いします。

ここは、ぽこぺん さん、あなた自身を優しくしてみませんか。優しさとは今のあるがままをそのまま受け入れることだと思います。
そして、お子さんのありのまま姿も受け入れましょう。
それは、ありのままの自分をも受け入れていることにもつながります。
自分を受け入れていれば心安らかになれるからです。
だからこそ他をも受け入れることができるのです。
なお、注意したいことは、自分を心のどこかで拒否している親は、どうしても子どもを拒否してしまうのです。

そこで、今後はお子さんに、例えば「あなたが優れていようが優れてなかろうが、あなたが成功しようが失敗しようがそんなことは関係ない。とにかく、あなたが好き」といった思いを持つことをお勧めします。
このような思いを持っていたら、お子さんは、きっと、ストレスもなく伸び伸びと育つでしょう。またどんなにか幸せでしょう。
受け入れられて育った人は、素直に自分を大切にできます。
そして、自己主張もできるようなりますよ。

(アドバイザー:加藤田稔)




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