パパ・ママ
せんせい
きっず


HOME




アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
性格・生活習慣・行動など その他、性格や行動の悩み
少し前から怖がりがひどくなり、ママにべったりに
こんにちは。
4歳7ヶ月の娘を持つ母親です。
最近の娘の怖がりについて悩んでいます。
とにかく、見るもの聞くものほとんどに脅えてしまっている様子で。

最初に始まったのは約1ヶ月前で、最初は怖い夢を見た様でした。
朝、泣きながら起きてきて
「天井から誰か私を(自分の事)連れて行く人いない?」
と聞いてきました。
その時は「いないよ。」と説明して落ち着いた様子だったんですが、その日の夕方から、私にべったりで・・・。
「どうしたの?」と聞くと、
  1 「雷様って、本当はいない?」
  2 「おばけって、本当はいない?」
  3 「怪獣って、本当はいない?」
  4 「泥棒って、本当はいない?」
などなど、一日ごとに対象は変わるのですが、ほぼ毎日夕方から寝るまでこんな状態で。
一言、言い始めると「〜〜いない?」から、だんだん想像が広がるのか
  1 「自分の目が口といれかわらない?」
  2 「手は包丁にならない?」
とか、だんだん私もわけが分からない様な事を怖がって、ぐずぐず泣いています。

始めは、説明していたんですが、いくら話しても落ち着かない娘にイライラしてしまって、
「くだらない事で、ぐずぐずしないで!」
と、怒ってしまいました。
すると、翌日から昼間も元気がなくなり、夕方には
「どうして、こんなになっちゃったの?元にもどりたい!」
と、言いながら大泣きしてしまって、私も心から可哀相で切なくなって
「ごめんね、ごめんね」と一緒に泣いてしまいました。
それからは、娘が同じような事で怖がって私の所に来る時は、抱きしめてじっと落ち着くまで、話を聞く様にしているのですが、一ヶ月たった今も、治りません。

始まったのが、初めて幼稚園に入園する直前からだったので、その不安のせいなのか?と思ったりもしたのですが、泣く事もなく毎日楽しそうに通っています。

あと、昔から怖がりではありました。
大きな音には敏感に反応し、TDLのアトラクションにあるリアルな人形はとても怖がったり。
でも、内向的というのとは少し違い、初対面こそ恥ずかしがったりしますが、大体一回会えば慣れて、近所の方にも大きい声で自分から挨拶します。

主人にも相談したんですが、「成長の過程じゃないのか?」と言う程度で終わってしまいました。

実は、母である私がものすごく心配性で、初めて自分の手を離れて入園させるのが心配でした。
今でも、遠足や園外での散歩があるとものすごく心配です。
それで、つぃつい今日あった事を詳しく聞いたり、明日気をつけることを話したりしてしまっています。
こんな私の心の不安が、娘を怖がりにしてしまっているのでしょうか?

幼稚園の先生には何も今のところ、相談していません。
幼稚園では、お友達と楽しくやっていると、家庭訪問の時に言われました。

専門の病院とか、行ってみた方が良いのか今考え中です。

長くなってしまい、申し訳ありません。
何かアドバイスいただけると嬉しいです。

(一人っ子ママ さん)


一人っ子ママ さん、ご相談いただき御礼申し上げます。旭幼稚園、副園長の井上です。ご相談内容、拝見いたしました。

たしかに「恐がり」というか、何事に対しても慎重なお友達はいます。ですが、私はそれも「個性」のうち、と思っています。
子どもはまだ人生経験が少なく、目にしたものが「作り物」なのか、「本当のもの」なのか、判断できません。ディズニーランドのアトラクション、私たちは「よくできているなあ」と思うところ、子どもは本物だと思ってしまいます。

きっとお母さまが愛情あふれる子育てをされていたのでしょう。絵本などもたくさん読んであげたのではないですか?だから豊な心と感性が育ち、他のお友達は信じていないことまで空想しているのでしょう。
たしかにお母さまにとっては、わずらわしいことでしょう。でも、そんな時(特に恐いものを想像してしまったとき)ぎゅっ、と抱きしめてあげてください。お母さまの愛情が一番の薬になるでしょう。

空想と現実の区別もつかない。だから子どもなんだ、と思います。この心を大切にしてあげたいですね。逆にサンタクロースは信じていますか?妖精が魔法の杖をふるって、カボチャを変身させることは信じていますか?もし信じているのなら、この気持ちを育てていきたいものです。

もう少し成長して、物事の判断ができるようになったら大丈夫だと思いますよ。ただ…私は大人になってもサンタクロースがいる、と信じている人になって欲しいと願っています。そうすれば世の中、本当に平和で争いのない社会ができると思います。

今の子育て、そのまま続けてください。そして豊な心をはぐくんでくださいね。

(アドバイザー:井上智賀)


こんにちは 一人っ子ママさん 浜田です。

幼稚園に楽しく登園しているとのことで嬉しいですね。
娘さんの感受性の豊かな言葉に感心したりしていましたが、毎日それを聞いているママにしてみれば、心配なのですね。

何か絵本、紙芝居、ビデオなど幼稚園で視聴したことが、不安の元になっているのでしょうか。
実際子どもたちは、怖いお話しが大好きで、おばけシリーズの絵本や紙芝居などもあります。一人ひとり感受性も違いますから、「こわーい」という子もいれば「怖いけどおもしろい」と言う子もいます。

パパがおっしゃるように「成長の一過程」と思います。
何か楽しい行事を経験したり、毎日の生活のなかで喜びや元気の出ることが経験できれば自然に減少していくと思います。

しかし、この感受性は大切にしたいですね。
将来は小説家に、芸術家にと期待が一杯です。
親ばかになって子育て楽しんでください。

(アドバイザー:浜田栄子)


一人っ子ママさんへ
はじめまして げんきです。
お手紙拝読いたしました。

そっか、怖がりがひどいんですね。
お話の中で 最初に おばけとか怪獣だったのが、手と口が入れ替わったりという部分・・そこで気づきました。
たぶん 娘さんにとって なにか 怖くなるきっかけがあったのは事実だと思います。その部分は わかりませんが、でも 人との関わりあいの中で起こったはずです。
おばけや怪獣は 多分 誰か怒った人とその人の言動がだぶり、そして 自分の中で どんどん 怖いイメージが色んな情報と組み合わさってきたのだと思います。
幼稚園では 楽しそうということなので こども同士の関係とは 少し違うのかなと思いました。
ただ、これは 一つの成長のプロセスであることは 間違いないと思います。
おそらく しばらくすれば 納まってくるはずです。
なるべく 怖い状況になったら 笑顔で そして抱きしめながら 守ってあげるよって伝え続けてあげることが 大切です。

以前、僕は 通園の犬から吠えられた恐怖から 同じような状況になった女の子と会いました。きっかけは ちょっとした恐怖ですが 初めての場合にはどんどんと怖さが膨らんでくることもあります。
今は、ママとパパの強さを教えてあげてくださいね。

(アドバイザー:岸本元気)


一人っ子ママさん、こんにちは。加藤田です、よろしくお願いします。

ここは、お子さんの立場になってお子さんの話に耳をかたむけてみませんか。お子さんが何か言おうとしていることに耳を傾けてください。
あなたがどんなに忙しくても、少しの間、お子さんと時間を共有して下さい。お子さんのどんな些細な要求にも真剣に聞いてください。
小さなどんなよい行いには精一杯ほめてみましょう。
おしゃべりを我慢して聞き、いっしょに大笑いしてみませんか。
お子さんが何を求めているのかを見つけてあげましょう。

また、叱るようことがあったら、必ず抱きしめて「だいじょうぶ」と言って上げましょう。
今日も明日も、今日一日のお子さんとの共有する安らぐ時間が大切です。
今日、少しの時間でいいですから、あなたがどんなに忙しくても、お子さんの言おうとしていることに、あせらずゆっくりと耳を傾けてみましょう。
大丈夫ですよ、あなたがお子さんのことを大事にする心が、お子さんを安心させますから。

(アドバイザー:加藤田稔)




前のページに戻る


(C) 2001-2024 System Proceed Corporation. All Rights Reserved.
- このサイトへのリンクはフリーです。
Produced by Systemproceed