パパ・ママ
せんせい
きっず


HOME




アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
性格・生活習慣・行動など あまえんぼ
「甘やかし」と「甘えさせること」の違いや、その対応に悩んでいる
5歳(幼稚園年長児)の双子の男児のことでご相談があります。
長男のほうなのですが、以前から人見知りが激しく、超内弁慶な性格です。

この4月に年長になり突然登園拒否になりました。クラス替え等があり、新しい環境で慣れないということもあるので、励ましながら登園させている状態です。
幼稚園ではいわゆるおとなしくみんなの後についていくようなタイプで自己主張もなかなかできないようです。

幼稚園で「よい子」になって頑張っている分、家では攻撃的になったり、機嫌が悪かったり甘えやわがままがひどかったりします。「甘やかし」と「甘えさせること」の違いや、その対応に悩んでいます。

例えば公園等に遊びにいくと、ひっきりなしに「おんぶして〜」攻撃。「おんぶしてくれないと歩かない」「おんぶしてくれないと遊ばない」などと言うので、その時々で甘えに答えてあげる時と「自分で歩こう」と励ます時と色々です。遊んでいても不機嫌な場面が多くその不機嫌さに私がイライラすることが多いのです。お友達のお母さんは私が子供をおんぶしながら遊ぶ姿を見て、「私ならおんぶするんだったら遊べない!とはっきり子供に言い聞かせるなあ。何でも言いなりになってるとクセになるよ。わがままが通らないっていうことも覚えさせなきゃ。」とのこと。
私は子供を甘やかして育てていると映っているようです。
おんぶをしてあげるのは甘やかしなのでしょうか?
私は子供のいいなりなのでしょうか?
何がわがままで何が甘えさせていいことなのかわからなくなってしまっています。

家でも、トイレに行く時や着替えなど「ママも一緒に」と何でも「いっしょに攻撃」で、ほとんどつきっきり状態です。私が干渉しているのではなく、子供のほうから「一緒に」と求めてくるのでそれに応じたほうがいいのか…。
来年は小学生なのに…と心配になりますが、突き放すとますます安心できなくなり、
欲求不満がつのっていくのかなと思い今はできる限りつきあってあげるようにしていますが、どうなのでしょう。

双子育児で余裕がなく、手をかけてあげなければならない時期に突き放してしまったり、イライラして怒鳴ったりということも多く今更ながら反省していますが、
やはりそういうことが原因でいまだに私と一緒にやらないと安心できないのでしょうか…。

他のお母さんなどに甘やかして育てていると思われたくないという世間体も気にしているところがあります。私自身、子育ての仕方に自信がなく揺れている状態です。
こんな私にどんなことでも結構ですので、アドバイスをいただけたら幸いです。

(ryuryu さん)


ryuryu さん、ご相談いただき御礼申し上げます。旭幼稚園、副園長の井上です。ご相談内容、拝見しました。私の思うところ、本当に良い子育てをされていますね。

子育てというもの。正解がありません。だって対象となる子どもの性格、それぞれ違い、同じ子どもは2人といません。だから「その子ども」に合った子育てをしなければならない。そこに子育ての難しさがあると思っています。ですから他のお母さまの意見は「その子」には通用したけれど、ryuryuさんのお子さまには通用するかどうか?ここを考えてください。

私の考えですが、「たっぷり甘えさせる」時間があるからこそ、その後の自立があると思います。その後、自立したとしても、不要のものを押し付けるのが「甘やかし」。今、ママの愛情を求めている時期なのですから、ここで愛情を注がないでいたら、いつ愛情を注げばいいのか?と考えてしまいます。
今の時期、本当に心底ママの愛情を注いであげることが大切ではないか。求めているものに応えてあげること。なかなかできることではありません。

ただ、不機嫌になった時。それは「あなたが自分でそうしたい、と言って行ったことですから、ママの責任ではありません。ここは自分で解決しなさい」と言ってよろしいでしょう。自己責任をとらせることは必要だと思います。
親が先回りして判断し、思いつく障害を取り除き、本人の意思に関係なくレールの上を(無理矢理でも)走らせることもできますが、これは過保護・過干渉です。これをしなければいいのです。

人見知りは個性のうち、外で緊張していると家に帰ればグッタリしたくなるもの。
人間、どこかで必ず「緊張と緩和」のバランスをとるものです。ryuryuさんのお子さまは、それが判ってやっています。ちゃんと「やっていい場所・悪い場所」をわきまえています。ですから、今、ママの愛情を欲しがっているのですから、「こんなに甘えてもらえるのは今だけ」と思って、思いっきり愛情を注いであげてください。

そのうち…子どもは必ず自立します。家を出る時が来ます。その時の「絆」は「甘えさせてもらった思い出」になるでしょう。今の子育て、間違っていません。このまま続けてくださいね。

(アドバイザー:井上智賀)


ryuryuさん、こんにちは。加藤田です、よろしくお願いします。

幼いお子さんを持つママの一日は実に忙しいですね。
ところが、お子さんのほうは、そんなことおかまいなしに「ママ、ママ」とまとわりついてきます。時に、その手を振り払い「うるさいわねえー」と怒鳴りたくなりますが、小さな心を傷つけるだけです。
「この時間はママは、とても忙しいの。だからしばらくの間、一人で遊んでいてね」と分かりやすく、こちらの事情を説明し納得させたいものです。はじめは30分、1時間、2時間と遊べる状況にあった時間を決め、徐々に時間を延ばし、ママはその間、自分の仕事をしていれば良いのです。そうして、ママは自分の独占物ではなく、大人には大人の時間があることを覚えさせましょう。

なお、一般に「甘やかす」と言う場合、「過保護」の場合で用いられる場合があります。すなわち、子どもに任せて自分にやらせないで、親が必要以上に手を出して、世話をやきすぎる子育てです。例えば、子どもに任せておくと危なっかしく、まどろっこしいので、代わりに親がやってしまう。親が忙しくて、余裕がなく、イライラして待てない場合に、よくこういうことになる。あるいは、親が自分の不安を投影して、あれをしたらダメ、これ危ないよと、子どもを囲い込む等、以上のような、「甘やかし」は、いずれも、「かわいそいうだから」「イライラするから」「不安だから」「かわいいから」という親の感情や都合が先立っています。

では、「甘えさせ」てやるとはどういうことなのでしょうか。
例えば、子どもがつらいとき、悲しいとき、不安なとき、母親の膝にのぼって抱きしめてもらう。そのことで安心して、また親から離れて遊びにでかける。そういう安心感を充電するような「甘え」があります。
そのような甘えはしっかり受け止めて、甘えさせてやり、安心感を充電させてやる必要があります。

つまり、「甘やかし」は、親が安心のためする。
「甘えさせ」は、子どもを安心させるためにする。
そして、「甘やかし」は、子どもをつらい目にあわせたくないために生じます。子どもにつらい目をさせないという親の気持ちを甘やかすことによって生じます。
また、一方の「甘えさせ」は、子どものつらい目にあわせることを回避しません。つらい目にあった子どもの気持ちを受けとめ、包みこんでそれを癒し、安心感を与え勇気づけてやるの「甘えさせ」です。

したがって、「甘やかし」は、親のためものであり、親の都合によるものですから、そのときの気分次第で、怖い親になってしまことがあります。
「甘えさせ」は、子どものためであることから、子どものためと思えば、ときに厳しく要求することも必要です。
また、「甘やかし」は、「アメとムチ」で子どもの操作することにつながり、「甘えさせ」は、「やさしさときびしさ」で子どもを自立させることにつながるといえます。

(アドバイザー:加藤田稔)




前のページに戻る


(C) 2001-2021 System Proceed Corporation. All Rights Reserved.
- このサイトへのリンクはフリーです。
Produced by Systemproceed