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入学前に言葉のトレーニングなど考えた方がよいか |
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５歳４ヶ月の男の子の母です。８歳の姉が居て１歳の頃から公立の保育園に通っています。
クラスのお友達の中でも言葉が遅く、話す言葉も聞きとれない言葉が多く心配しましたが、３歳のころから少しずつ改善されてきました。現在は、カ行とサ行が「たちつてと」に聞こえることと、言葉によっては発音しにくい様子がみられます。話し始めの単語だけ「○○はね、○○はね、、、」と何度か繰り返す事もよくあります。
本人は話をするのが大好きで、何でもよく話してくれます。来年は一年生。入学前に言葉のトレーニングなど考えた方がいいでしょうか？
（ムック さん）
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ムック さん、ご相談いただき御礼申し上げます。旭幼稚園、副園長の井上です。
ご相談内容、拝見いたしました。
発達というもの、個人差があります。身長・体重もその子どもによって発達のカーブが違うように、言葉や精神、手先の器用さといったものも個人差があるものです。
発達心理学の世界では、「発達はらせん階段のようなもの」と表現します。らせん階段を上るとき、向きによっては、全く違った方向を向いているように見えますが、最終的には上に向かっていきますよね？発達もこれと同じです。
言葉の遅れについても同じです。発声器官が成熟していないため。、本人はちゃんと話をしている「つもり」でも周りの人には聞き取りづらい場合もあるでしょう。発声器官がちゃんと動くようになったら、はっきり聞き取れるようになります。ご心配にはおよびません。
「あのね、あのね」と同じ言葉を繰り返すのは、次に何を言おうか。それをどう表現しようかと考えている証拠です。こんな時は「忙しいから早く言いなさい」でなく、子どもの目と同じ高さにあわせ、ニコニコしながら「ウン、ウン」と聞いてあげてください。
そのうちちゃんと話すようになります。もし、どうしてもご心配なら、年長さんの２学期くらいに担任の先生に様子を聞いてみてください。小学校に併設する形で「ことばの学校」というものを備えているところもあります。教育委員会で紹介してもらえますので、気になるようでしたら、こちらで専門の先生に見ていただくこともお考えください。ただ、私は少し様子を見れば大丈夫だと思うのですが…。
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| （アドバイザー：井上智賀） |
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土居です。ご希望ではありませんが、少しお話させてくださいね。
うちの小２の娘も言葉が遅く、今でも少し舌が回らない時があります。
小学校へ入学したときに家庭訪問で担任の先生に相談しました。
「低学年のうちは月齢によってかなりの差がまだ見られることがあります。（娘は２月生まれです）クラスの中にも早生まれの子供はまだ発音が明瞭でない子供も何人かいます。学習の進み方も多少差がでます。しかし学年が進むにつれ、差はなくなっていきます」とのことでした。
ムックさんのお子さんも１２月か１月ぐらいの誕生ですよね？
なおかつ言葉の発達が遅かったのであれば、まだまだ差がでていたり、不明瞭な発音があることは仕方がないかもしれません。
少しずつ改善されていて、おしゃべりすることも大好きなのであれば、そのまま楽しまれてはいかがかな、とは思います。
トレーニング、となるとどうしても強制的になりかねないかな、とは思います。
就学前に健診がありますので、気になるのであれば相談なさるとよいと思います。参考になれば幸いです。
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| （アドバイザー：土居聡子） |
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ムック さん、こんにちは。加藤田です、よろしくお願いします。
そうですか、息子さん、来年は一年生ですか。お子さんの入学が近づくと、何かと不安になるものですね。普段気にしていることが２倍にも３倍にもなって心配が増幅されてしまうことってあるんですね。
乳幼児期の子どもの発達は個人差が著しく、さまざまな過程を経て成長していくものです。言葉にしても、然りです。
ここは、一生懸命にお話をする息子さんの発語の一つ一つを家族全員がゆっくりとあせらず聞いてあげることだと思います。
成長や発達に時間がかかっている場合は、焦りが禁物です。
お子さんのがんばりを家族全員が応援しましょう。
どうしても上手くできない場合は、最低限の直接的な関わりとして、お子さんが嫌がらない範囲内で、発声に合わせて、あわてずゆっくり正しい発音を繰り返し行うことをお勧めします。
つまり、家族の愛情に包まれ安心して会話が楽しめる雰囲気作りが、一番だと思います。
なお、ご心配がぬぐいさらない様でしたら、就学前の相談として、最寄の教育委員会や児童相談所に相談することをお勧めします。
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| （アドバイザー：加藤田稔） |
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