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これまでのQandA
幼稚園・保育園 入園前の不安・園選び
入園前にお友達をつくっておかないと、幼稚園でお友達ができない?
こんにちは。4ヶ月と2歳の二人の子供がいます。

今、悩んでいるのが、子供の友達についてです。
私自身、結婚を機に仕事を辞め、友人知人のいない土地へ引越しをしたため、今、知人すらいない状況です。
昔の友人達とも疎遠になり、誰も友人がおりません。
毎日話しをする相手は、主人か子供、たまに電話で実母という感じです。
また、私も主人も兄弟がいるのですが、結婚をしていなかったり、子供を作りたくないといった生き方をしているため、子供の従兄弟というのもいません。

2歳になる長女は、今まで「子供」と遊んだことがありませんし、母親の私と離れたこともありません。
公園などに連れていっても、誰もおらず、いても小学校中学年程度の大きな子ばかりで、同じような月齢の子供との交流がありません。

サークルなどの情報を探したりもしたのですが、私の性格が引っ込み思案な
ため、電話をする勇気も、もしサークルに入ってしまってからの人付き合いなどを考えると入る勇気が持てません。

子供のためには、やはり、同じような年の子供と遊ばせたほうがいいのでしょうか?

来春幼稚園ですが、幼稚園前には、お友達をつくっておかないと幼稚園などで友達ができなかったりするのでしょうか?

いつも大人のみと接しているため、会話や口調などもちょっと大人びた感じで心配になります。

よろしくお願い致します。

(吉田みさき さん)


みさき さん、ご相談いただき御礼申し上げます。旭幼稚園、副園長の井上です。
ご相談内容、拝見いたしました。

周りに同年齢のお友達がいなくて、子ども同士で遊んだ経験がない、ということをご心配のようですが、今の少子化社会、みさきさんばかりでなく、同じような環境の方、けっこう多いんですよ。みさきさんだけのことではなく、今のお母さま方、多かれ少なかれ、同じような悩みを持っておられます。

私ども幼稚園では、そのような状況、よく判っています。そのような社会状況の中で、どう保育したらいいのか。これに対応できるよう研修会などでも勉強しています。大丈夫ですよ。だって皆さん同じような境遇なんです。それに対応できるからこそ「プロ」なんです。
最初は登園をしぶることもあるでしょう。でも、そこを我慢して送り出してください。お友達と遊ぶ楽しさがわかったら、直ぐに「幼稚園大好き」になりますよ。

それから…幼稚園でお子さまを通じ、みさきさんご自身のお友達もできるようになります。引っ込み思案、と自分の性格を分析されておりますが、最愛のご主人様がいらっしゃるように、きっとみさきさんの性格も判ったうえでのお友達もできるようになります。
ちょっと勇気を出して、お迎えの時などに回りのお母さまに挨拶してみましょう。
その一言の勇気が、新しい土地で、みさきさんの交友関係を広げる第一歩になると思います。幼稚園生活を楽しんでくださいね。

(アドバイザー:井上智賀)


吉田みさき さん こんにちは。加藤田です、よろしくお願いします。

ママとして、お子さんの成長と共にさまざまな心配が出てきますね。
しかし、人間は集団で生活を営む動物ですから、経験的にあらゆる環境に適応しようとする力があります。特に子どもの成長期は個人差が著しいことはあるものの知らず知らずのうちに適応できるようです。
特に、子どもが多くいる空間では、なおそのスピードは早まります。
ですから、きっと、お子さんは、幼稚園入園してからだんだんと徐々にお友達はできますよ。

なお、先案じは、心配を生み、その心配が不安となり、さらに心配と不安が増長されると悩みになってしまいます。
つまり、マイナスの感情に支配され、自らの心を見失ってしまうことにもなりかねませんから、ここは、吉田さんの気持ちを「私のもの」として積極的に感じ責任を持って行動に移すことをお勧めします。

毎日のちょっとした瞬間ごとに、「私は、今、どんな気持ちがしているのだろう。」と振り返ってみてください。いい感じも、悪い感じも、どちらも大切で、「感じてはいけない悪い気持ち」などありません。
今のあなた自身の感覚を大切に感じましょう。感じていることを意識したら、その感じたことを言葉にしてみましょう。気持ちは、感情的に言わなくても、気持ちをそのまま言葉にして充分伝えることができます。たとえば、「私はさみしい」と言うのは言葉で気持ちを表す方法です。涙がこぼれたり、声が震えたり、顔が赤くなるのは、気持ちの自然な表現なのですから、恥ずかしがることはありません。
「うれしい」「楽しい」「ホッとした」「安心」「落ち着いている」などのいい感じも、言葉に出しましょう。

また、「そんなことはわかっている。たいしたことではない」「言わなくてもわかっている」「恥ずかしい」などと思ってしまわず、小さな気持ちを伝えることです。気持ちを表す言葉をたくさん持っていて、使い慣れることが気持ちを自然に表す方法なのです。無理はせずに、できることからはじめてみませんか。

そうして、気持ちを表現したら「だから、私はどうするのか」を同時に考えて行動してみましょう。お子さんが通園することから、さまざまな人との関わりが多くなるでしょう。

無理せず、あなた自身を自然に出していけばいいのです。
だいじょうぶですよ。

(アドバイザー:加藤田稔)




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