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アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
性格・生活習慣・行動など 言葉が遅い・発育障害の不安
落ち着きがなく、多動ではないかと心配
こんにちは。相談させてください。
4ヶ月と2歳2ヶ月の娘の母です。
相談は上の2歳の娘のことなのですが、多動ではないかと心配になっています。
本当に、落ち着きがなく、一日中しゃべっていたり、部屋の中を動き回ったり、ソファなどから飛び降りたり、おとなしくしていることが皆無です。
食事のときも、イスからテーブルに乗り出してきたり、すぐイスから降りてウロウロしはじめます。

しゃべりは1歳半から2語文を話し、今では4語文を平気で話し、電話にも普通にでて相手の話を聞き「ママにかわってだって」などと言います。動物や昆虫、魚類など50種類以上を覚えており、色も10色ほど覚えています。

が、こちらが何かを教えようとするとすごく嫌がります。
なので、興味のない数字などは覚えようとしないのでわかっていません。
手をつないで歩くのは嫌いではありません。
自分から「ママ、お手手つないでしてお買い物行こう」などと言います。
生まれて3ヶ月の頃から夜泣き、昼泣きがひどく、今まで寝てから一度も起きずに朝を迎えたことは数える程度で、必ず夜中に何度か起きだします。
寝るのも、0時前に寝たことは、ほどんどなく、朝は8時前後に起きます。
お昼寝も1時間程度で、小さい頃からこんな少ない睡眠時間でいいのか?と心配していました。

予定日2日前に3100gで生まれ、3ヶ月で首座り、5ヶ月でずりばい、11ヶ月で一人歩きと普通にきています。
検診ではひっかかったことはありません。
周りに一人も子供の友達がいないので、これが普通なのか多動なのか、初めての子でもあり、わからず不安です。
ご経験などからアドバイスをいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

(なかの さん)


なかの さん、ご相談いただき御礼申し上げます。旭幼稚園、副園長の井上です。
ご相談内容、拝見いたしました。

結論から先に申し上げますが、子どもにとってみれば、ごくごく普通のことではないでしょうか。私には(文面から推測する限り)特に問題があるようには感じられません。

多動というもの。それは子どもであったら当然のことなのです。「ミルキング・アクション」という言葉、ご存じですか?
子どもは心臓のポンプ機能が発達していないので、身体の末梢まで行った血液を心臓に戻すことができない。それを補助するため、筋肉の収縮を利用して血液を心臓に送り返します。「筋肉を収縮させる」ということは…「動く」ことになります。ですから子どもは多動なのです。じっとしていないのは、このような医学的根拠があるのです。動き回ることは健康な証拠です。小さな子どもがじっとしている…「もしかしたら熱があるのでは?」と逆に心配してください。

言葉の面でも個人差が大きいのがこの時代です。検診等でも専門の方がご覧になって問題なし、と判断されているとのことですので、気になさる必要はないでしょう。
子どもは興味のあるものには集中しますが、興味のないもの、見向きもしません。
それが子ども本来の姿です。

周りに同年齢のお友達がいないので、比較できない、という「あせり」があるようですが、人間はちゃんと同じ発達の道をとおり、成長するものです。ペースこそ違いはありますが、皆同じ道をたどります。もし、同年齢のお友達と遊ぶ機会を作ってあげたい、とお考えでしたら、ご近所の幼稚園・保育所・児童館などで開催されている「育児支援サークル」「母親クラブ」といった親子で参加できるサークルなどを探されてみてはいかがでしょうか?お子さまには遊ぶ環境が、お母さまにとってはお友達ができるチャンスです。いくつか体験参加してみて、気に入ったサークルに参加してみてください。

(アドバイザー:井上智賀)


はじめまして、なかのさん、吉田です。

毎日、子育て頑張っていらっしゃるんですね。
三年前を思い出します。
よく、私の母が、上の子の事を「落ち着きない」と言っていました。
私はなんとも思っていなかったのですが、部屋中をウロウロしたり、今座ったと思ったら違うところに行ったり、独り言も、多かったですよ。

うるさいな〜と言う感じです。

睡眠は個人的な感想としては、早寝早起きが大切と思っています。
なるべく、遅くても9時までには寝たほうがいいと思います。
寝ている間に、成長ホルモンが出来るらしく、充分な睡眠は必要だと思いますよ。

これからは、暖かくなり外に遊びに行きやすくなると思います。
下のお子さんを連れて、外遊びを楽しまれると、同じような月齢のお子さんに会えるかも知れませんね。

下のお子さんが動くようになると、ますます、子育て大変になるとは思いますが、大変な時期はすぐに過ぎてしまいます。
頑張ってくださいね。

(アドバイザー:吉田幸江)


なかのさん、こんにちは。加藤田です、よろしくお願いします。

乳児を抱えての、おねえちゃんの心配とで、大変ですね。文面からは、とても賢く活発な娘さんが想像されます。そして、子育てに頑張っているママの姿が見えるようです。

今の時期は、お子さんの成長や発達の観点から見れば、気の向くまま自由にさせることがよいと思います。ただし、けがのないように注意することは大事ですが。
ところで、お子さんは、赤ちゃん返りがありましたか。独占できたママからの、愛情や注目が薄れたり、なくなったと感じているのかもしれませんね。その反応として、「もっと、もっと、私のほうも向いてちょうだいー」と叫ぶ代わりに、かなかのさんが、心配されている多動ではないのではという行動に出ていることが考えられます。

そこで、今日からは、お子さんのどんなささやかな行いにもほめてあげましょう。おしゃべりを我慢して聞き、いっしょに大笑いしてあげましょう。子どもに何があったのか、何を求めているかを見つけてあげましょう。また、もし叱かるようなことがあったら、必ずしっかり抱きしめて「だいじょうぶだよ」と言ってあげましょう。

そして、なかのさん、あなた自身の心に「大変だね」「頑張っているね」「大丈夫だよ」と語りかけましょう。

(アドバイザー:加藤田稔)




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