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アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
性格・生活習慣・行動など おとなしい・いじわるされる・元気がない
人見知り・内弁慶で、お友達とうまく遊べない
皆様、よろしくお願いします。

相談させていただきたいのは、先月で(2月)3歳になった娘のことです。

以前から人見知り・内弁慶な性格です。
だけど、日々公園やショッピングセンター、児童館などへ連れて行き、ちょっとでもお友達や大人に慣れてくれれば、と思っていました。
だけど最近そんなことが嫌になってきました。
というのは、どこへ行っても楽しそうにしないからなんです・・。
公園の滑り台にお友達が2〜3人いるだけで「遊ばない」
プレイルーム(デパートなどにある)に先にお友達がいるだけで「帰る」
・・・そんな感じです。

本人は「ほんとは遊びたい」って感じなのですがどこへ行っても端っこの方に突っ立てます・・。表情もなく、お友達を見ているだけで言葉もなし。なので時々私もイラっときてしまい「遊ばないなら帰るよ」と言うと、「帰らない」。どこへ行っても親子二人、浮いている気さえします。
お友達と遊ぶきっかけが作れないのだろうと思い、私も色々話しかけて一緒に遊ぶように促すのですが、なかなか思うようにお友達とあそぼうとしません。

見た目がこんな風ですので時々やんちゃな男の子なんかにチョッカイも出され、玩具も取られます。そんな時、いつも「やめて」「いや」って言いなさい、と言うのですがそれもなかなかできずにいつも先に手が出てしまいます。結局、いつもうちが相手の方に謝ります。だけど、子供からすれば納得いかないでしょうね・・先にチョッカイだしてきたり玩具とったりするのは相手なんですから。その辺も上手く子供に説明してやれない自分が親として情けなく感じます。

今日もショッピングセンターに行きました。最初は二ッコニコで張り切ってブロックで遊ぶコーナーへ。始めは一人だったので楽しそうに遊んでいましたが、4歳ぐらいの女の子がやってき、娘が作っているブロックのうえに自分も乗せようって感じでその女の子も遊びだしたんです。そると、娘はそれが気に入らないらしく、我先に!とブロックをかき集め、その子より先につくってしまおうって感じで黙々とブロック遊びしていました。私的にはつい「ああ、性格悪いなあ、この子」と思ってしまいます・・・。
で、その女の子のママさんとちょっと世間話をして、私はその女の子のことを誉めたんです、「優しくていいですね。羨ましい。うちなんて人見知り激しいし、気は強いし・・・」って。するとそれが娘にも伝わっているのか、娘はブロックをバラバラにし始め、全部グチャグチャにして下に落としたんです・・。叱ってもやり続けるので結局手が出てしまいました。(滅多に手はだしません)
その女の子とママさんは見た目笑っていましたが異様な目で見られてる気がして・・。
母親である私が子供のことを悪く言うのは、たとえ世間話的にでもいけないのかな、と思いました。

こんな娘も来月から幼稚園です。
日常的なことは(おトイレ・食事・着替え・歯磨き)ほとんど自分でできます。下に3ヶ月の妹もいるもですが、とくにこれといった赤ちゃん返りもなく、赤ちゃんのお世話もよくしてくれています。夫とも毎日遊んで、おしゃべりも耳障りなぐらいで、とても元気です。自分の要求も言えます。
なのに、一歩外に出ると信じられないぐらい変わります・・。
お友達とも遊べないし話さない、私以外の人には自分の要求が言えない、上手く話せないからトラブった時、先に手が出てしまう。未だ人見知りが激しい。

こんな調子で来月から幼稚園でやっていけるのかとても心配です。
見送って2年保育にするほうが良いのでしょうか?

(rinrin さん)


rinrin さん、ご相談いただき御礼申し上げます。旭幼稚園、副園長の井上です。
ご相談内容、拝見いたしました。

先ず結論から先に申し上げます。子どもの「遊び」って、様々なパターンがあるのです。一緒に参加することで充実感を達成する「遊び」もあれば、他人が遊んでいるのを目で見て、自分も参加している気になる「遊び」もあるのです。

きっと何事にも慎重なお子さまなのでしょうね。他のお友達が遊んでいて、何か失敗したとします。きっと「ははあ、ああ言う遊び方はダメなんだな?」「私ならこうするのに…」そんな思いで見ているのでしょうね。
ですから実際遊び始めた時は、「こうやって遊びたい」「私の作りたいものはこれ」とかなり具体的な目的をもって遊びに取り組んでいるのです。だから他の人が遊びに加わってくると、自分の作りたいもの・遊びたいものができなくなる。だから拒否してしまうのでしょう。

こう言うと、rinrinさん、「悪い性格だなあ」と思われるかも知れません。でも、誰もがそう思っているはずです。私たちだって、仕事でも遊びでも「こうやったらいいのになあ…」と思いつつ、周りの人に合わせざるを得ない…。大人はできても、子どもはその「妥協」ができないのです。私には当然のことと映ります。

子どもの遊びは「一人あそび」から「集団で行う一人遊び」へと移り、そのうち「友達とのかかわり」になり、そのうち「本当の意見を出し合い、協力して行う集団遊び」へと発達します。幼稚園だって、年少組さん、1年たった現在でも、「一人遊び」のようなもの。集団で遊んでいるように見えても、「一人遊びを何人もの子どもが一緒の場所で行っている」のが現状なのです。
遊びだって発達の順序があります。むしろこの「一人遊び」を充分に行う経験があるからこそ、その後の「集団遊び」がスムーズに行えるのです。今はこれで充分ではないでしょうか。思うままに遊ばせてあげることが大切と思います。

rinrinさん、今はこのまま見守ってあげることが一番よい教育になると思います。
ダメな子、協調性のない子、などと思わないでください。言葉に出さないようにしてください。
これも個性です。何事も考えもなしに飛びついて失敗する人より慎重に取り組める人のほうが、信頼されます。私もrinrinさんのお子さまを見習わないといけませんね。

(アドバイザー:井上智賀)


土居です。ご希望ではないですが、励ましになればと思い、少し書きますね。

娘さんにしてみれば、いつもはお友達におもちゃを取られたりいじわるをされているものだから、ショッピングセンターのお姉ちゃんにはついいじわるをしてしまったのかも知れませんね。

私の子供たちも入園前はほとんどお友達と遊ぶ事ができませんでした。
公園に行っても、1人になる方へ行ってしまい私もちっとも楽しくなかったです。
お友達がよってきても私にへばりついてしまってました。

でも幼稚園に入園したら変わりましたよ。
周りのお友達も少し乱暴なところがある子もいましたが、数ヵ月後には娘とも仲良しになっていたりしました。
みんな少しずつ変わっていきました・・・。

3歳前後というのは、まだお友達とのかかわりがうまくいかない子供が多いように感じます。
また弟や妹がいて、赤ちゃんである子も多く精神的にも不安定な子供が多いかも知れませんね。

無理に遊ばせないほうがいいかも知れません。
幼稚園でお友達と遊べなければ、先生がフォローしてくれます。
1人で遊びたいようなら、それもいいかと思います。

入園の1年間でお子さんはぐっと変わると思います。
あまり思いつめないで、臨機応変に・・・。

(アドバイザー:土居聡子)


rinrinさんこんにちは、漆です。

4月から幼稚園に入園されるとのこと。基本的な生活習慣ができているのですね。すごいです!
お話を伺ったかぎりでは、4月から入園しても大丈夫だと思いますよ。
まだ3歳でしたらお友達とうまく関われなくても不思議ではありません。
ショッピングセンターでのブロック遊びも、お友達に邪魔されたくなかったのかもしれませんね。
一人遊びをまだ好んでいる時期なのかもしれませんね。
4月に入園して慣れてくればだんだんと遊び方も変わってきて「お友達と遊びたいな」とか「お友達の遊び、面白そうだな」等という気持ちが芽生えてくると思います。

お子さんにとって幼稚園という初めての集団の社会ですがいろいろな性格の子がいます。
沢山の子と関わる中できっと気の合うお友達ができるはず。
トラブルがあっても先生がいるので大丈夫です。
rinrinさんはお子さんを暖かく見守ってあげてください。
お子さんとの時間を大事にしていってくださいね。
家庭で楽しく、安心して過ごせていると、お友達にも優しくする心が芽生えてきます。

人見知り、内弁慶もお子さんの個性だと思ってみてはどうでしょう。
幼稚園に入園すればぐんとおねえちゃんらしくなってきますよ。

(アドバイザー:漆亜希子)


rinrin さん、こんにちは。加藤田です、よろしくお願いします。

rinrin さん、つらいでしょうね。でも、お子さんもとてもつらいと思いますよ。ここは、お子さんの立場になってお子さんの話に耳をかたむけてみませんか。

お子さんが何か言おうとしていることに耳を傾けてください。
あなたがどんなに忙しくても、少しの間、お子さんと時間を共有してください。お子さんのどんな些細な要求にも真剣に聞いてください。
どんな小さなことでも、よい行いは精一杯ほめてみましょう。おしゃべりを我慢して聞き、いっしょに大笑いしてみませんか。お子さんに何があったのか、何を求めているのかを見つけてあげましょう。

また、叱るようなことがあったら、必ず抱きしめて「だいじょうぶ」と言ってやりましょう。今日も明日も、毎日、今日一日のお子さんとの共有する安らぐ時間が大切です。きょう、少しの時間でいいですから、あなたがどんなに忙しくても、お子さんの言おうとしていることに耳を傾けてみましょう。

だいじょうぶですよ、あなたがお子さんのことを大事にする心が、お子さんを成長させますから。

(アドバイザー:加藤田稔)




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