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アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
性格・生活習慣・行動など その他、性格や行動の悩み
お店で、お金を払う前にお菓子を勝手に食べてしまった
もうじき年長さんになる女の子ともうじき年少さんになる男の子がいます。
相談したいのは上の子のことです。

今日お店で、10円のお菓子を私たち親に内緒で勝手に食べてしまいました。お金も払ってないのに…。
万引き?
実は去年年中さんのときも同じことをして、あまりにもショックで私たちから注意することができなくて、保育園の先生に注意をしていただきました。
それからは1年ぐらいはそういうことは見られなくなりほっとしてたところ…また…です。
今回は父親からも泥棒なんだぞ。またしたら警察にいくからな。っと注意をしてもらいました。私も泣きながら悪いことなんだよっと言いました。
娘は泣いて謝ってきましたが、信じられなくなしました。

下の子は待望の男の子であり、なにかと下ばかり世話してきたのがいけなっかたのでしょうか?
父親は育児に参加して私を助けてくれます。
娘のこともかわいがってくれてます。
 
これからまたそのようなことがあったらどう対応したら良いのかアドバイスをお願いします。

(慎也 さん)


慎也 さん、御相談いただき御礼申し上げます。旭幼稚園、副園長の井上です。御相談内容、拝見いたしました。
このような例ですが、えてして起ることなのです。ちょっと考えてみてください。
「お金」というもので、物品を交換する、という経験が少ないのですから、わからなくて当然だとは思いませんか?
今まで親が与えてくれたお菓子を食べていました。目の前にたくさんお菓子がある。食べてみたい、と思っても不思議はありません。これは大目に見てあげましょう。

問題はその後なのです。お金というものを払わないと物は買えない。このことを、よく理解してもらうこと。ここに重点をおいてください。
先ず、保護者の方が物を買う。レジでお金を払う。これを見せることから始めてください。
次に物を買うときに、子どもにお金を渡して「買う」という経験をさせてください。
これによって「物を買うにはお金がいる」ということが実感できるようになります。
この経験を積めば、理解できるようになりますよ。私は単にこのような経験が不足していただけのこと、と思いますが…。

物事はマイナスにとらえないで、プラスに考えてください。「この経験を通じて、お金の必要性・ありがたさを勉強する機会ができた」と。そう考えればいいのです。
あまり悩まず、おおらかに子育てしてくださいね。

(アドバイザー:井上智賀)


『お店屋さんごっこを やってみよう』

慎也さんへ

お菓子を食べたくなること これは よくあるものです。
こどもの場合だと仕方ありません。

お店屋さんごっこをやってみよう。

新聞やチラシの切り抜きを使って商品を作り、そして お金のおもちゃを作ります。

そして おいしいお菓子をお店屋さんごっこでやりとりしましょう。

決して お金の取引を教えるのでは ありません。

お店屋さんの気持ちを教えてあげるのです。

お店屋さんである ご両親は、こどもさんにわかるように お店屋さんの気持ちを教えてあげよう。

楽しく 「お店屋さんの気持ち」を理解することが大切です。

(アドバイザー:岸本元気)


慎也 さん、こんにちは。加藤田です、よろしくお願いします。

そう、悲しくも辛く、ショックだったでしょうね。このことは、下の子は待望の男の子であり、なにかと下ばかり世話してきたのがいけなっかたのでしょうか?とありますように、その裏返しのように思えます。幼いお子さんは、愛情と贈り物は同格と考える傾向があります。親からの愛情がほしいのにそれを拒絶さてたりするとその、感情が贈り物の代償として、お困りのような行動が出ることがあります。今回のお嬢さんの行動もこうしたことが原因になっていると考えられます。

今後はお子さん方に対する愛情のバランスに配慮するようお勧めします。
ここは、もっとお子さんを信ずることが大切です。他のだれでもない、ママとパパのお子さんです、両親が信じてあげなくて、どうしてお子さんは救われるでしょうか。とにかくお子さんを全面的に信用してください。
信頼を預けらたお子さんは、きっとそれにそむくことのないように努力するようになると思います。

なお、再度このような行動が出た場合は、大声で叱ったりしないで下さい。
さみしい思いから、無意識に出ている行為ですから、厳しく叱られると、罪の意識をもったり、不安や悲しみを感じたりします。お子さんは自分なりに心のバランスをとろうとしている事なのですから、その心の中の小さな声にもっともっと耳を傾けてください。

慎也 さん、決して、子育てが間違っていたと思わないことです。また、すべてを否定してしまうような言い方は避けてください。そして、「もう二度と、こんなことはしないはね。ママ、あなたを信じているわ」と言ってください。

(アドバイザー:加藤田稔)




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