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指しゃぶりが原因であごの形が変わってきているようで、止めさせたい
初めて相談させていただきます。もうすぐ4歳になる長男ですが、睡眠中の指しゃぶりが止められません。3歳のときに昼間の指しゃぶりは止めることができました。

きっかけは、歯医者に行ったときに指しゃぶりのせいで少しあごの形が変わってきている。歯だけが出るのは矯正など方法があるが、あごの形を変えることは難しいので、そろそろ指しゃぶりを止めさせてください。と言われたことです。それを機会に昼間は止めるように言って聞かせますと案外すんなりと止めました。しかし、夜の指しゃぶりは無意識にしてしまうので、なかなか止めません。

指をしゃぶらせないように寝る前に手に手袋をかぶせたり、長袖のパジャマの袖をしばって手が出ないようにしたりしたのですが、手袋はテープで巻いて固定していても無理矢理取ってしまうし、長袖のパジャマは脱いでしまうので、逆に風邪を引かせてしまうので、止めました。今でも一晩に5回くらいは指しゃぶりをしています。主人も気にしているらしく、なんとしても止めさせようと気が付くと指を口から離したりしていますが、そうすると息子がストレスで泣き出したりします。

よく指しゃぶりの件でインターネットで相談している方の回答を見ていますとほとんどのアドバイザーの方が心配ないとおっしゃっておりましたので、しばらくは何もせず様子を見ていましたが、主人があごの形が変わってしまうということを余りに気にしまして、しかも既に上顎が出始めていると口腔外科の先生から言われたことで、やはり相談するべきではないかということになり、今回相談させていただきました。

また、もうひとつは、ここ3ヶ月くらい夜中に足の裏がくすぐったいと言って突然泣き出し、転げまわったりするのです。昼間も時々、同じ状態になり、泣き狂ってしまいます。医者に2回ほど見せましたが、一度は抗菌クリームをいただき、処置しましたが、治らず、次に見せたときはストレスだろうと言われました。最近、私のほうも教育ノイローゼ状態にあったので、息子に強く強制して、ひらがなや数字を覚えさせたりしていたので、そういうストレスがたまっているのでしょうか。それとも1歳2ヶ月の長女が目が話せなくて、ついかまってしまうので、淋しいのでしょうか。
時々意地悪はしますが、妹に対してはやさしいお兄ちゃんです。

私が教育ノイローゼ状態の時は2回ほど息子と一緒にカウンセリングにも行きました。そのときは、とにかく息子に何かを強要しないようにとアドバイスを受け、今はあまり叱らず、やさしく接するよう心がけています。ただ、結婚以来ずっと海外駐在で、二人とも海外生まれ、日本が外国の状態で、日本語を完璧に覚えさせるのはとても苦労がいります。そんな状態で色々な幼児教育に関する本を読んでしまうと私自身がとてもあせりを感じてしまうのです。ひとつでも解決し、気持ちが楽になればと思い相談させていただきました。長くなってしまい、本当に申し訳ございません。どうぞよきアドバイスをお願いいたします。

(うさたろう さん)


うさたろう さん、御相談いただき御礼申し上げます、旭幼稚園、副園長の井上です。御相談内容、拝見いたしました。

御相談内容を拝見しながら「多分、何かのストレスが原因だろう」と思いました。
できれば止めさせたい。そのお気持ちはよくわかります。私もうさたろうさんの立場だったら、そうします。でも、根本的な原因が直らないと、この種の癖は直らないでしょう。

御相談文を読み進めていくうち、足のかゆみ。教育ノイローゼの件も出てまいりました。事情がわかり、ははあ、と納得した次第です。
先ず言葉の問題ですが、子どもの場合、そんなに日本語教育をしなくとも、遊びの中で自然に覚えていくものです。私たちが特別な訓練を受けなくとも日本語が話せるのは、周りの人全てが日本語を話しているからです。「いずれ覚える」そのくらいのお気持ちでいたほうが、精神安定上もよろしいでしょう。現在日本に帰っておられるのであれば、遊ぶ機会を増やす。同年齢の友達と触れ合う機会を作る。公園に多く出かけていく。これが一番の勉強ではないか、と思います。

私の個人的見解です。もうすぐ4歳ということは、幼稚園で言えば3年保育の年少組です。この時期、ひらがなや数字のワークブックを使うこと自体「背伸び」のしすぎです。この時期は「文字を書く前の練習段階」でクレヨンを使って線を引いたり、丸を描いたりする、手先の訓練(自分の思ったように、思うところに、線で形をつくる練習)で充分な時期です。
私どもの園でも文字の練習などは一応行いますが、現在年中組でやっと始めたばかりです。しかもワークブックのようなものでなく、「文字あそび」という形で取り入れています。
この時期は幼児向け歌番組で一緒に歌を歌ったり、体操をしたり。そのようなもの充分だと思います。
大丈夫です。いずれ文字も数字も覚えていきます。今は「思い切り遊ぶこと」これでいいと思うのですが、いかがでしょうか?

(アドバイザー:井上智賀)


うさたろう さん、こんにちは。加藤田です、よろしくお願いします。

異文化への同化には困難はつき物ですね。大人でも大変なことですね。
まして、4歳ですから、相当なストレスでしょうね。あせりと無理強いは禁物です。あせる必要は何もありませんよ。現在、完璧に話せる日本人はどこを探してもいないと思います。また、子どもの発達や成長ほど個人差があるものはないですね。

うさたろう さんが求める完璧とはどのようなものでしょう。完璧を求めることに終始したための結果として、うさたろう さん自身がノイローゼ状態に陥り、そして、息子さんが指しゃぶりや足裏のくすがりとなっているようですね。息子さんに対する幼児教育にあせりを感じ、無理強いをした結果ですね。

ここは、無理をせず、息子さんの発達と成長のペースに合わせることと、お子さん方への愛情のバランスの配慮が大事なことと思われます。自然に振舞うことと、やさしさがすべてを解決することでしょう。
困った時こそ、自然体になることです、先の心配にエネルギーを費やすことは避けて、今を元気に、はつらつと、のびのびと楽しく過ごし、やさしくあなたの胸にしかりと抱きしめてることをお勧めします。

知的課題についてはお子さんの知的好奇心を満たすことができる環境こそが大事だと言えるでしょう。
例えば、絵本、図鑑などの幼児図書、積み木やカルタなどのおもちゃがいつも使えるように用意しておくこと、そして、いつも質問に答えたり、いっしょに絵本を読んだりあそぶ機会があること。そして、本を読む両親の姿などが重要な要素となるでしょう。つまり、お子さんが、自分の目で見たり、自分の頭で考えたり、不思議に思うことや疑問に興味や関心をもって取り組み、自分自身でやりとげる体験の中に学ぶ心が育つということになります。
したがって、学ぶ心を育てずに教育をするということは、親の自己満足に過ぎないということになりますので、ご注意ください。

(アドバイザー:加藤田稔)


こんばんは田中和子です。

やはりうちの真ん中の娘も指しゃぶりで前歯が出てしまいました。
本当は指で遊び始めた時に(赤ちゃんの時に)手を使って出来るだけ親が遊んであげるのがいい方法なのですが下の子が出来てそんな余裕もなく、下の子は指しゃぶりをすることなく過ごせたのですが、真ん中は駄目だったのです。

あごの形の変形はやはり大変な問題ですね。
出来るだけ子どもさんにストレスがかからないように、「止めなさい」というのではなく、一緒に手を使った手遊びをするなどして気を紛らわせてあげることも一つの方法かと思います。
ただ、夜中は難しいですね。
手をつないで寝るとか、いう方法も一つにはあるとは思うのですが無意識の時には難しいですね。
ただ、いまのところ昼間は何とかなっているようですのであまり神経質にならない方がいいかもしれません。
DR,は極論を言われますのでそのことであまり神経質になると、どんなことも気になるものです。
それよりも、物を良く噛むことなどでそれを補うのはいかがでしょうか?
今はスナック菓子や柔らかい物を好む子が多く、あごの発達が問題視されています。
あごの発達を促すためにも硬い物などを食べるとか良く噛むことをお勧めします。

幼児に関する本は色々書いてありますよね。
その通りに行かないと親は心配になるものです。
でも、書いてある通りの子がたくさんいたらちょっとこわくないですか?
色々な子どもがいて当たり前なのです。
大人も同じです。
大人に関する本がもしあるとして、こうあらねばらないなんて書いてあったらちょっとこわいですよね。
本はあくまでも少し参考にする程度で後は自分の子育てを手探りで皆しているのです。
しんどくなったらまたいくらでも御相談下さいね。

(アドバイザー:田中和子)




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