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アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
性格・生活習慣・行動など おとなしい・いじわるされる・元気がない
叩かれたりした時に「やりかえせ」とは言いたくない、優しいところを伸ばしたい
5才、男の子、2才女の子の母親です。
年中の長男についてご相談します。

優しく、おっとりした性格で、マイペース、ブロック遊びや工作が大好きで、一人で集中して遊ぶことが多い子です。妹やお友達にも優しくできます。保育園では楽しそうですが、先生や活発な友達には、遠慮しているような、気を遣うような、思い切って寄っていけないような態度を見せるときもあります。

ヒーローものも好きで、戦いごっこもよくしているようです。ただ、強くたたいたり、蹴ったりされて最後には泣かされます。そして、家で、「○○くんは思いっきりやった。」とか、「やめてって言ってもやってきた。」とか愚痴っています。

お聞きしたいのは、こういうときの対処法です。
いつも泣かされるのは、かわいそうで、強くなってほしい、とも思う反面、人を思いっきり叩くような子になってほしくない、彼の優しいところはのばしたい。
「やめてといってもやってくる」といわれたとき、「やりかえせ」とはあまり言いたくないのです。どう言えばいいのでしょう?

運動が苦手な方で、体力もあまり無いので、馬鹿にされることもあるようです。本人も、「なわとびは苦手」とか、「○○くんは足がはやくていいなあ」とか言っています。

優しさをのばしつつ、自信を持った、心の強い子に育てるには、どんな対応が大切なのでしょうか。

よろしくお願いいたします。

(しんご母さん さん)


『優しく強いこころを持たせてあげる方法』


しんご母さんへ

優しさをのばしつつ 自信を持った、心の強い子に育てたい。
しんご母さんの願いが伝わってきますね。
願いがあれば かならず 叶います。

『優しくできること』『自信を持てること』『こころが強いこと』
この3つは、順番に身につくものです。

決していっぺんに 身には つかないものです。

まず、『優しくできること』。これがこの3つの中の柱です。
一番 大切な項目です。
この点は、みごとクリアしていますね!それだけでも素敵なことです。

まずは、この点をほめてあげることが大切です。

『優しくできる自分』を好きになること。
これが つぎの『自信をもてること』のベースを作るからです。

「やりかえせない」ではありません。
「やりかえさない」ことを ほめてあげることです。

「できない」のではなく「しないこと」が大切です。
『やりかえさない その子の優しさ』を褒めてあげるのです。
決して『弱さ』では ありません。

『優しさ』と『自信』のベースの上に『強さ』がやってくるからです。

運動が苦手で他の子をうらやむことも あります。

でもこの『感情』は 次に自分が『出来た時』に もっと大きな喜びに なるはずです。
そしてまた『自信』がつき 今度は 自分ができなかったように できない子にも『優しくなれる』のです。

この3つの力は、順番に身につきながら そして それぞれの力が
それぞれを補強していくものです。

さて、最初は『優しいこと』を『褒めてあげること』から
はじめてみましょう。

(アドバイザー:岸本元気)


こんばんは田中和子です。

私個人的にはやはりお母様と一緒で「やり返せ」とは言いたくないほうです。
お子さんが嫌だった思いを「そう嫌な思いをしたね。でも○○ちゃんはお友だちに嫌な思いをさせないようにしようね」と言ってあげたいですね。

大きくなればもっともっと嫌なことが出てくるはずです。そう言う場面にぶつかった時に、暴力ではなく自分の意見をしっかりと言える子どもさんであって欲しいですね。

運動が苦手な子に頑張れを言うのは酷なことです。
私も運動音痴でしたのでよくわかります。
でも他に得意なことがあるはずです。
それを伸ばしてあげればいいのです。
「これは○○ちゃんだから上手なんだね」とかお手伝いをしてくれた時なども「○○ちゃんにやってもらえるとすごく助かるよ」など、人間には得て不得手があって当然なのです。
みんなが走るのが速ければ、皆オリンピックに出ていつまでたっても勝敗は決まりませんよね^^
絵を描くことが好きでもかまわないし、歌を歌うのが上手でもかまわないし・・・。
色々な人がいるから面白いんだということをお子さんに伝えていってあげてください。

(アドバイザー:田中和子)




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