パパ・ママ
せんせい
きっず


HOME




アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
性格・生活習慣・行動など わがまま・反抗・ストレス
園生活でみんなと同じようにできず、入学後が心配
春から新一年生になる6歳の長男の事を相談します。
兄弟は3歳の弟がいます。

近くの公立幼稚園に二年保育で通っているのですが、園での生活の中で朝登園してからの用意もひとりボーとしてはかどらず、用意がやっとできても外にも出ず教室でまたなにをするわけでもなくウロウロしながらボーとしていたり、先生が話しかけても何も答えず、みんなと外へ出たとしてもフラフラしてることが多く、いまだに給食の後片付けもできずにいるみたいで、担任の先生からも○○くんはなにを考えているのかわかりませんと言われてしまいました。

入園したときも先生の言うことを聞かず、片付けもままならず、怒られてもえらそうな口調でしゃべったり謝ったりで自分の気にいらないことがあるとみんなが引くぐらいギャーギャー言ったりでした、、、。
お友達と楽しそうに遊んだりはしていますが、とてもマイペースです。
家でお友達がいても、自分が迷路や字を書くことに夢中になると世界に入り込んでしまいます。
気にいらない事や、友達や弟が自分の思うように動いてくれないとまたギャーギャーと怒りだします。
2歳半ぐらいからお友達に対して押したり、叩いたりしていてそのたびに私もとっても叱り(怒り)ました。
今はそういうことも減りましたが、、、。

私自身行きすぎだと思うほど感情で子供を叱ります。
手も出してしまいます。
暴言や最低な言葉をあびせたりもしてしまいます。
いけないと分かっていますが怒りとともに溢れ出てしまいます。
子供はどんなに叱られて、叩かれても次の瞬間には笑いながら遊びだします。
ご機嫌をとったり何もなかったんだっという感じではなく、本当に忘れています。
また次の瞬間にもうしないと言った事をします。

家でもウロウロ暇そうにしたり、ボーとしたりします。
そうかと思ったら弟と走りまわったりもします。
話は年齢並にしています(話が長いですが、、、)。
体を鍛える事が好きで習い事の空手に喜んで行っています。

自分の興味のないことはみんながすると言っても参加しません。
その分好きなことにはとてもはりきって参加しますが、、、。

主人は良く子供たちとかかわってくれますが、しっかりと叱ってはもらえません。
気分で怒鳴ったり、優しく話して分からせようとしたりです。

このままでは小学校で生活ができないのではないかと焦りがあります。

分かりにくい書き方ですみませんが皆様のご意見伺いたいです。
どうぞ宜しくお願いします。

(かーか さん)


こんにちは、かーかさん 浜田です。

なかなかみんなと同じようにできないとありますが、長男さんはそれでいて困ってはいないようです。
そばの先生やかーかさんが思うほどは回りにも迷惑もかけていない様ですし。

ゆっくりペースの子どもさんは、廻りの特にかーかさんのイライラを募らせて居るようですが、かーかさんは幼児の頃はどうでしたか?

小学校では時間がきちんと決められているので、用意や片づけができていないと自分が困る事が多いでしょう。
困ったと経験が、彼を成長させるのではないでしょうか。
かーかさんから段々離れて行動範囲もどんどん広がります。
いくら心配しても、きりがありません。自立していくために彼がどうにかするでしょう。

それより、暴言を浴びても叩かれてもすぐ笑いながら・・は、少し、つらいですね。かーかさんの気持ちを解っているかのようです。
見かけで判断していては、彼の気持ちを理解できないかもしれません。

とにかく、私も未だにぼーっとしていると言われながら、大きくなり年をとってきました。逆に人をはじきだしたり押し出したりしなくなった事はうれしいですよね。

彼の良さを見つけて誉めてあげてくださいね。
それと自分の良い所も・・・。
わが子を見ていると自分のいやなところが似ていていやになったりもしますが、いいところも発見してみましょう。

(アドバイザー:浜田栄子)


かーか さん、こんにちは。加藤田です、よろしくお願いします。

自由にのびのびとお育ちのようで、また、「体を鍛える事が好きで習い事の空手に喜んで行っています。自分の興味のないことはみんながすると言っても参加しません。その分好きなことにはとてもはりきって参加しますが」とありますが、立派な個性の持ち主で子どもらしいお子さんに育ってよかったですね。小学校でも持ち前のマイペースで楽しく過ごせるのではないでしょうか。

しかし、叱り方とそれに対するお子さんの表現がちょっと気になります。
どんなに叱られて、叩かれても次の瞬間には笑いながら遊びだしますとのこ
とから、お子さん、実はとても純真で、かなり傷ついているのかもしれませ
ん。そのことをうまく表現できなくて、笑いながら遊びだすという形でしか
表現できないのでしょう。本当は人の2倍・3倍傷ついていることでしょう。
ところがかーかさんは叱っても全然こたえないから、人の2倍・3倍叱りた
くなってしまう。そうすると、お子さんは、すでに2倍・3倍傷ついている
のに、その上2倍・3倍叱られると4倍・9倍傷ついていきます。

このような場合、大切なのは叱るのではなくて、まずその事情を聞いてや
ってください。例えば「なぜそうなるのかな、きっとわけがあるのでしょう、まず、それを言ってみてごらん」とまず、お子さんの事情を聞いてください。
そして、とかーか さんの大人の判断をいれずに「わかったよ」と認めてやることです。そのうえで、やさしく「だけど、あなたはどう思う、ママはこういうことをしたらいけないと思うよ」と諭すように言ってみてください。
やさしく言われると意外と入っていきます。ある程度の感情は必要でしょうが、必要以上の感情でことを起こすことは、何の効果もなく逆効果となることがしばしばです。ここは、やさしく、やわらかく、心が楽になる声で、「だいじょうぶ」「がんばっているね」といった言葉が必要でしょう。

かーか さん、大変でしょうが、あなた自身の心にも「毎日大変だね」「頑張っているね」「大丈夫」「ゆっくりとね」と語りながら、できることかはじめてみませんか。

(アドバイザー:加藤田稔)




前のページに戻る


(C) 2001-2024 System Proceed Corporation. All Rights Reserved.
- このサイトへのリンクはフリーです。
Produced by Systemproceed