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反抗期、赤ちゃんがえりの行動を、どこまで受け入れていいのか |
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3歳2ヶ月と6ヶ月の女の子のママです。
上の子の今の状況に対しての対応についてアドバイスをお願いします。
性格は場所見知り人見知りが激しく内弁慶。保育園にも行っていますが、園ではいい子にしているみたいです。
まずは食事についてですが、途中で立ったりまた膝の上にのって食べたりします。膝の上にのってくるのは大目にみているのですが、途中で立つ事に対しては叱ると「○○ちゃんが泣いていたからよしよししてきたの!」などなどいいわけばかり。
またクチャクチャ言って食べます。
食事中にあまり叱ると食べなくなったりするのでしょうか??
またなんでも自分がしないと気がすみません。
例えば下の子のオムツを変えるのにも服を脱がすとこから自分がするといい、私たちがボタン1つはずしていようものなら癇癪をおこし、またボタンをつけなおさなければなりません。
車のドアもすべて自分で開けないといけないし・・・。
余裕があるときはいいのですが、急いでいるときなんかはいいかげんにして欲しい気持ちでいっぱいです。
そのわりには自分の着替えなどは私たちがしないといけません。
彼女としてはお手伝いのつもりとは分かっていますが。
それにへんなこだわりばかり。車を止めるときはバックでとめる、などなど。
反抗期、赤ちゃんがえり、保育園でいい子にしているからその反動だとは分かっていますが、これをどこまで受け入れていいのか迷っています。
最近怒りすぎていたから顔色を伺うようにもなってきています。
(かなお さん)
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土居です。一生懸命アドバイスさせていただきます。よろしくお願いします。
お姉ちゃんは何でもやりたい年頃なのでしょうね。
性格にもよるかもしれませんが・・・。
うちの子供たちもかなおさんちのお子さんより少し大きいですが、いまだにすごく食事の時間が長引く時があります。
下の子は時々席をたつし・・・。
あんまり長い時は「長い針(時計)がここになったら片付けるよ」と言います。そうしたら急いで食べだします(笑)
お手伝いやこだわりは、危険なことでないのなら今は少しは大目にみてあげてもよいと思います。
確かにお手伝いが完璧でないと、かえって大変だったりはしますけどね。
お手伝いや、何かできたりすると褒めて欲しいのかも知れませんね。
少しオーバーに褒めてあげて、先にできそうなお手伝いを頼んでしまうとか・・・。
参考になれば幸いです。
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(アドバイザー:土居聡子) |
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こんにちは、かなおさん、浜田です。
今日は保育園では風邪でお休みの子が多かったです。
おげんきですか?
保育園ではおりこうさんにしているから余計に、家では、赤ちゃんがえりもあってやんちゃになるのかもしれませんね。
どうしても、赤ちゃんの方に必然的にお母さんの手や目がいってしまうことは解っているとは思いますが、気持ちは穏やかでなくて、やんちゃな行動となってでるのだと思います。
「できるのにしない」「解っているのにしない」となると当然かなおさんもついついイライラして叱ってしまう事は良く解ります。
でも、これではいけないなあと思われていることから、もう、気持ちはお姉ちゃんの気持ちを理解して寄り添っていっていると思います。
食事は食べなくなったら、もうおしまいにしようねとあっさり下げるということを繰り返していると、そのうち普通に食べるようになってくると思います。
気持ちは受けとめるけど、ルールはさりげなく守っていくということができればと思います。ついついいっぱい言葉で叱ってしまうのを押さえて、私も苦手でついついくどくど言ってしまうのですが。
下の子が寝た時には一緒に絵本を読んだり、抱っこしたり、一緒におやつを作ったり二人で楽しい時間が過せたらいいですよね。
かなおさんの笑顔が自分に向けられたときに、とてもお互いがしあわせになり「ママはわたしのことすきなんだ」と思って安心できると思います。
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(アドバイザー:浜田栄子) |
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かなおさん、こんにちは。加藤田です、よろしくお願いします。
だれもが通る道ですね。甘えたい時に甘えたい、これは自然なことです。
ところが、お子さんに妹さんができたことにより、今まで自分がいた居心地の地位が赤ちゃんに奪われたと思い、また、パパとママを独占できなくなり、がまんと理解を学んでいるのでしょう。
そこで、お忙しいでしょうが、お姉ちゃんとしての自覚もでき、ママのお手伝いをしていることですから、お子さんの前で妹さんを抱っこするような時に、ママの口から、例えば「おねえちゃんは、とてもおりこうさんなのよ、ママのお手伝をいしてくれるのよ」といった、お子さんを認める言葉を、妹さんには当然理解できないことを承知で話しかけてください。
「ママは、わたしのことをわすれていないんだあー。」と、お子さんはきっと安心するでしょう。このように、叱ることを少なくし、些細なことでもほめることを妹さんの前でするようにすると、お子さんは認められたと実感するでしょう。
そして、頑張っているかなおさん自身の心に「毎日、ご苦労様」「頑張っているね」と語りかけてください。
少し楽になるかもしれませんよ。
できることから始めてみませんか。
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(アドバイザー:加藤田稔) |
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こんばんは、田中和子です。
赤ちゃん帰りは自分を認めて欲しい裏返しです。
ある程度はやはり受け止めることが必要ですね。
自分に親の目が向いていることを試しているのですから。
何でも自分でしたがるのはこの年齢の特徴でもあります。ただ、それが必ずしも上手く行くとは限らず、どこで大人が手を貸すかのタイミングがとても難しいですね。
ある程度はやらせてみて、駄目な時も否定するのではなく、「がんばったね。次はお母さんが手伝ってあげようね」などと手を貸すのがいいのではないでしょうか?
お母さんにしっかり甘えを出せることはとても大切なことです。
確かに時間が無い時などは気持ちに余裕も持てませんし、ついイライラして叱ってしまうこともあるでしょう。
皆そうやって子育てしています。
まずはお母さん自身の気持ちをリラックスさせて、ゆったりと子どもさんと接することが大切です。
いいお母さんでいるのはとても難しいですが、ちょっとしたゆとりを持つことは子どもにとっても自分にとっても大切なことですよ。
こうして、相談されることもとても大切なことだと思います。
一人で悩まずに、色々な人に相談することも心を解放させていいことだと思います。
私自身も子どもが小さいときはついイライラと当たってしまったことを思い出します。ただ、余裕のある時にはじっくり付き合うことも忘れずに!
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(アドバイザー:田中和子) |
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