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アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
性格・生活習慣・行動など その他、性格や行動の悩み
落ち着きがない長女に、どのように接していけばよいか
3歳11ヶ月の女の子です。
乳児期からごそごそと動きが多く、落ち着きのない子でした。抱っこしていても反り返ったり、気に入らないとキイキイ言ったり、注意散漫で集中できず、いつもそわそわしているといった感じです。
現在では、何度いっても耳に入らない、落ちつきなく動き回るのでしょっちゅうぶつかったり転んだりする、特に夕方から寝るまでは高いテンションでキイキイ言う・・・などです。
家に大勢お客さんがあったりするときに興奮してそわそわすることってありますよね。いつもそんな状態です。
普段私も父親も仕事が忙しくかかわる時間が少ないので、一緒にいられる時間はうれしくて、ハイテンションなのかなと思ったりもするのですが・・・。

保育所に入所していますが、保育参観や、発表会などの行事で様子を見ていると、特に他の子と変わった様子はなく、それなりについてやっています。また、3才や1歳半の健診のときにも、心理の先生にも落ち着きのなさについて相談しましたが、他の行動を見ても、特に心配することはないといわれました。

保育所の先生とは連絡帳でやり取りをしていますが、日頃の保育所での様子について心配だというようなことは言われたことはありません。また、私の母も、「こんな性格なのだから、それは仕方ない。いいところを伸ばしていってやればいい」といいます。

現在11ヶ月になる妹がいるのですが、その子が生れてからは、家事と育児と仕事に追われていて、いらいらすることが多く、上の子をしかってばかりです。
愛情がないわけではないのですが、忙しいときに周りでしつこく要求をしてきたり、落ち着きなく動き回られるので将棋倒し的に片付けや掃除が増えることで、どうしても大きい声でしかってしまい、つらい思いをさせてしまっています。
なんとなくしかられやすい子供っていますよね。しからないようにと思っていても、タイミングが悪かったり、いろんなことが重なって、結局はしかってしまいます。(私だけではなく、主人や主人の両親、私の両親も同様です)

大きい声でしかると、お互いがテンションが高くなってしまい、よくないとおもってはいるのですが、静かに言ったのでは効き目がなく、ひどい時にはたたいたり、大声で制止することになります。
下の子が出来てからは自慰行為も出てきています。自慰行為に対しては、添い寝をしたり、手をつないだりするようにしています(主人や母にはこのことは言っていません)

本人も好きでそわそわしているわけではないと思うのですが、それが原因でしかられてしまうのはかわいそうです。
この子の落ち着きのなさにまわりはどのように対処していけばよいのでしょうか。
アドバイスをお願いいたします。
このままでは、良くないと思うのです。

(めいっち さん)


めいっち さん、御相談いただき御礼申し上げます。旭幼稚園、副園長の井上です。御相談内容、拝見いたしました。
 
めいっちさんのお子さまの気持ちとしては、最愛のご両親さまに、自分のほうを向いて欲しい、という気持ちが強いのではないですか?ハイテンションになってしまう、というのは「一緒にいられる」「自分のほうを向いてくれる」ということがわかり、「あれもしたい」「これもしたい」という気持ちが押さえきれなくなる。そんな感じがしました。

お家にお客様などがいらっしゃった時、これはチャンスです。多少ベタベタしても自分のほうを向いてくれる。環境の変化に一番敏感で、察知する能力が高いのは何と言っても子どもです。これが雰囲気でわかっているから、そんな行動に出るのかも知れません。

保育所では普通、とのことですが、多分担任の保育士さんは「みんなの先生で、私一人だけの先生ではない」と言う事が理解できている。だからベタベタしたくとも、できない。これがわかっているのでしょうね。

現在は下のお子さまに手がかかってしまうようですが、もう少したったら、今度はお姉ちゃんの用事(保育所の行事やおけいこの発表会など)が入ってきて、下の妹さんが寂しくなることだってあります。これは子育てしている以上、どうしても避けられません。「今日はお姉さん、次は妹さん」というように、順番を決めてあげるとか、お姉さんはパパ、妹さんはママ、という具合に分担されないと、全ての負担をママ1人では負いきれません。ここは(お仕事が忙しいこととは思いますが)パパに助けてもらうのが一番の解決かと思います。

それから…子どもに「落ち着き」がないのは当然です。ミルキング・アクションという言葉、ご存じですか?子どもはまだ心臓のポンプ機能が発達していないため、手足の先の血液を筋肉を収縮することで送り返しています。夜、寝ている時でも、突然、「ウーン!」と声をあげて、手足をつっぱる行動はしませんか?その時、ちょっと手や足の筋肉を触ってみてください。カチカチになっているはずです。動き回るのは「落ち着きがない」のではなく、心臓ポンプの補助的機能として、動かないといられないのです。ですから、落ち着いている、と思った時は「どこか具合でも悪くないか」と心配してください。

(アドバイザー:井上智賀)


めいっち さん、こんにちは。
吉川です。

忙しい毎日の中では、いけないと思っていても叱ってしまう、そんな自分がイヤで、またイライラしてしまう…。
悪循環だとわかっていてもどうしようもない時ってありますよね。

お仕事もされていて、まだ1歳にもならない下のお子さんもいらっしゃるということなので、めいっち さんの大変さは相当なものだと思います。

他のアドバイザーの方もおっしゃっておられるように、めいっち さん自身の疲れをとることが大切なような気がします。

これからも、仕事も家事も子育ても続きます。
うまく手抜き、息抜きができるようになれば、少しは楽になるのではないでしょうか。

そうは言ってもなかなかうまくいかないですよね。
私自身も、頭でわかっていても、とまらなく怒ってしまうこと、よくあります。

特に上の子は、こちらも初めてのことばかりで余裕がないところもあるのでしょうね。

本当に子育ては難しいですよね。

毎日とはいかなくても、週に一回くらいは出前や外食にして、掃除や洗濯もパス。
ゆったり子どもと遊ぶ日を作っちゃうのもいいのではないでしょうか。

そんな中で、お嬢さんのいいところが再発見できるような気がします。
そして、お嬢さんもゆったりママと遊べることで安心されるのではないでしょうか。

それから、自分一人で頑張らず、だんな様、ご両親、義父母様にも甘えて頼れるところは、頼っていいと思います。

保育園では問題もないようですし、疲れているママにとっては他の方が感じる以上に、落ち着きなく感じられるのかもしれませんね。

少し手抜きして、一緒にいる時間を娘さんと楽しめるといいですね。

(アドバイザー:吉川純子)


めいっち さん、こんにちは。加藤田です、よろしくお願いします。

お子さんは本質的に活発なお子さんなのでしょう。動くということは、肉体的に健康であり体も心も喜びのために、一生懸命に活動していることです。今後の発育にいいことでないかと思います。
なお、ハイテンションという行動は、ママに甘えたいところを我慢して、自己主張の一つとして表現しているのかもしれませんね。

ここは、めいっちさんの疲れを取ることと、疲れをためないために、家事などに手を抜いてみることをお勧めします。
たとえば、きちんと掃除して洗濯して、三食手作りして子どもに当たるより、掃除をしない日があっても良いでしょうし、食材に冷凍物を使うとか、出来合いのお惣菜を利用するとか、時々食事に手抜きがあっても、叱ることがなく、めいっちさんとお子さんが気持ちよく過ごしたほうがよっぽど良いと思います。そして、気晴らしも必要でしょう。パパの協力を得て、お子さんを見てもらっている間、美容院や喫茶店に行ってみるとか、地域の保育園や幼稚園の育児センターなどで開催される子育て講座などに参加するとか、外に目を向けることなどはどうでしょうか。

今必要なのは、めいっちさんとお子さんとの絆が大事だと思います。
ここは、量より質で勝負です。年中、イライラして過ごすより、ちょっとした時間、お子さんと離れて過ごすことで、叱ることがなくなり、優しいママに戻れば、これに越したことはないと思います。
お子さんは赤ちゃん返りしましたか?ママに甘えたいところを我慢してがんばっていることが考えられます。そこで、ママがお子さんの前で妹さんを抱っこするような時に、ママの口から、例えば「おねえちゃんは、とてもおりこうさんなのよ、そしてがんばりやさんなのよ」といった、お子さんを認める言葉を妹さんがわからなくてもに話しかけてください。「ママは、わたしのことをわすれていないだあー。」と、お子さんはきっと安心するでしょう。このように、叱ることを少なくし、些細なことでもほめることを妹さんの前でするようにすると、お子さんは認められたと感じ、そのように実感することが多くなれば多くなった分、徐々に落ち着きを取り戻してくると思います。
できることから始めてみませんか。

(アドバイザー:加藤田稔)


こんばんは田中和子です。

保育所でも保健所のほうでもそう問題視はされていないようですね。
そうであれば、やはりお母さんの気持ちを引きたいのかと思うのですがいかがでしょうか?

下の子が出来ると、ついつい親はそちらに目が行きがちです。
それはめいっち さんだけではなく、私も例外ではなくどんなお母さんも同じです。
そんな中で少しだけでも二人でゆっくり出来る時間を持つことが大事かと私は未だに思ってます。もう長男が18才、長女が14才、次男が12才と大きくなってでもです。
子どもたちはそれぞれが母親を独占したいのです。
少し二人で買い物に行くだけで、口数が増えたり、友達の話をしてくれたりします。
大きくなってもそうなのですから、小さいならなおさらです。

上のお子さんにとって、キイキイと言う時は必ずお母さんが見てくれると言う状況になっていませんか?
出来ればほんの少し上のお子さんとの時間を持つことは出来ないでしょうか?
ゆっくりひざに乗せて本を読んだり、お買い物に行ったり。
周りの協力も必要です。

忙しい時に周りで色々やられると腹も立ちますが、ちょっとお手伝いをしてもらうとか、工夫してみてはいかがですか?
心に少しだけ余裕を持って、上のお子さんを見てあげてください。

(アドバイザー:田中和子)




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