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アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
性格・生活習慣・行動など わがまま・反抗・ストレス
癇癪をおこした時に、どう対処すればよいか
4歳と1歳10ヶ月の男の子の母です。
下の息子の癇癪で悩んでいます。

もともとすこし神経質なところはありましたが、1ヶ月前位から思い通りにならないと 癇癪をおこし 手がつけられなくなりました。夜が特にひどく
だっこしようとしても暴れて床を転げ周り 泣き叫び続けます。
声をかけたりするとかえって暴れてしまいます。 

どう落ち着くかはその時によってまちまちで 毎日のように夜中突然、火がついたように泣き出すのですが、そんなときは良くないと思いながら、ミルクを哺乳瓶で与えたりするとおさまることが多いです。
逆に哺乳瓶を見て逆上することもあるのですが・・・・。
一度落ち着くと何もなかったかのようにお話を始めたりして「何だったんだろう」と夫婦で首をかしげています。

昼間は共働きなので、同居している夫の両親に見てもらっていますが、気に入らない事があると、癇癪はおこすのですが夜中ほどはひどくないようです。こちらの掲示板などを拝見させて頂いて、昼間のストレスなどからよくおきるそうですが、確かに4歳のお兄ちゃんに何かと邪険にされる事が多く、かといってまだ反撃もできずに床につっぷして悔しがっている素振りをみせたり、顔を真っ赤にして振るえるほど手を握り締めたり(そういう時、決して泣きません)しているのを見てストレスになってるのかな・・・と思う事もあります。

でも、かと言って作ったものを壊されたお兄ちゃんばかりを叱ることもできず、一緒に遊ぶには幼すぎてなかなか、そこら辺もどうしたものかと悩むところなのです。

まず 最初にお聞きしたいのは、癇癪をおこしているとき暴れても何とか抱き上げたり、声をかけたりしていた方が良いのでしょうか?
それとも、相手からこちらに来るまで近くで見守っていた方が良いのでしょうか?手を出すとかえって興奮するような感じなのですが、愛情に飢えている事の裏返しの行動なら、放っておくのも逆効果のようですし、どちらにしても落ち着くまである程度の時間はかかるまでのその間の親の対処はどうしたものか、教えて頂きたいのです。

(ぼっち さん)


樋口夕子です。

うちも癇癪もちで、大泣き大暴れ・・ということがあります。
抱っこしようとしても、同じように反り返ったりして抱き上げられない状態です。

うちの場合ですが、ある程度落ち着くまでは、何を言っても何をしても耳に入らない状態なのでほったらかしにしています。
暴れるのが治まり、泣き方も治まってきたころに抱っこして気持ちを落ち着かせています。

声を掛けたりも、そのときはしないようにしていますが、子どものすぐ近くにはいるよう心がけています。
たまに泣き疲れたと同時に眠ってしまうこともありますが・・。
そういうときは、その後目を覚ますともうケロリとしてるので、そのことに触れないようにしてます。

夜泣きの場合は、夢を見て泣いていたりするので、抱っこできるようなら抱っこしてあげ、できないようなら同じようにしばらくは泣きたいだけ泣かせてあげてもいいと思います。

もう少し大きくなれば、お兄ちゃんとも上手に遊べるようになるでしょうね。
それまでは、お互いをたてながら間に入ってあげるといいのではないでしょうか。

(アドバイザー:樋口夕子)


ぼっちさん、こんにちは。
吉川です。

2歳前に突然夜中に泣き叫ぶようになったというお子さんの話を何人か聞いたことがあります。

自分の思いが強くなっていく時期で、思いどうりにいかない悔しい思いを知ったり、その思いをまだうまく言葉で表現できないもどかしさなど、いろいろなことが重なる時期なのでしょうね。

毎晩のように、泣かれると大変だとは思いますが、振り返ると、何が原因かわからないけれど、泣かなくなっていた…という感じで、通り過ぎてくれるようです。

もう少しすれば、兄弟で仲良く遊べる日も来ると思います。
(もちろん、いくつになってもケンカはしますが!)

しばらく大変でしょうけど、いつまでも続くものではないので、頑張ってくださいね。

その時の親の対応の仕方は、やはりそのお子さんによるので、その時の状況で判断されていいと思います。

ゆったり抱きしめたり、お話をするのはやはり落ち着いている寝る前の時間などの方がいいのでは…という気もします。

お仕事もされているということなので、ご自身のお体も大切になさって下さいね。

(アドバイザー:吉川純子)


こんにちは、ぼっちさん 浜田です。

個人差はありますが、年齢的にも癇癪をおこすことが多いでしょう。
愛情不足が原因とは思いません。やはり自我が育ってきている時期なので、自分の思い通りにならないと、癇癪になると思います。程度の差はありますが、周囲の大人は困惑しますね。

特に、家庭では遠慮がないから癇癪もおおくなると思います。

癇癪がおきて手がつけられない時はやはり、静観するしかないと思います。落ち着いてから「嫌だったの?」と受けとめて抱っこをしたり、お膝に座ってから、分かるように説明ができたらいいですね。

うるさいから、聞き分けがなくて、「もうイヤ!」と思いますが、あと人踏ん張りです。なかなか説明しても分からないしダメだわとおもうかもしれませんが、とにかく、根気良く語り掛けていこうと覚悟を決めてね。

35歳の自閉症の息子さんを育ててきたあるお母さんは子育てを振り帰って「とにかく語り掛けてきた・・」と書かれています。たとえ分からないだろうと思われる時でも、語り掛ける事があなたを愛していますという表現なのだと思います。

お互いに、子育ては本当にしんどくて、兄弟でも違いますし、でも大変だから喜びも大きいのだとつくづく感じています。こんな時期も、後少しですから頑張ってね。

(アドバイザー:浜田栄子)


こんにちは、ぼっち さん。加藤田です、よろしくお願いします。

毎日大変ですね。癇癪は自分の思うようにならい時に起こります。言葉の発達もままならぬ時期に、自分の気持ちが相手に通じない時に、その気持ちを思いっきり発散させているのです。そうして、自らの心をコントロールしているのです。また、夜に泣きだすのは、昼間の何かを我慢に我慢を重ねた結果の表れでしょう。

ここは、ママの踏ん張りが必要でしょう。
仕事と育児の両立はなかなか大変だと思いますが、お子さんにとってもママにとっても、今は大事な時です。兄弟での間で手が出たりした時は、親は下のお子さんを上のお子さんからの攻撃を守ってやる必要があります。
それと同時に上のお子さんに対しては、自分も愛されているのだという確信を持たせ、下の子に当たることはしなくてもよいということを教えなければなりません。乱暴な行為はどんな理由があろうとも、いけないことだということを教えて下さい。そして、二人のお子さんを分け隔てなく接することと、陰日なたの少ないやさしさを与えてください。

なお、お子さんが幼少であればあるぶん、親の心や感情の影響を受けやすいものです。特に、ママとは、出産・授乳とのことで絆が強いのでより強く影響させます。そこで、ママの心や感情のコントロールも必要になります。職場では、目上に対しては何かと不足などが出るものですが、常に人に合わせることが肝心です。また、家庭にあっては、自分の気ままや負け惜しみを少なくして、ご主人を思いやる仲睦まじい夫婦関係であってほしいものです。

ということで、ママのがんばりとパパの理解により癇癪は徐々に減少していくでしょうが、癇癪が起こった時は、静に、「だいじょうぶだよ。パパとママがあなたをもっているから、だいじょうぶ。」と語りかけ、おさまるまで見守って下さい。そして、同時に、ぼっち さん自身の心に「大丈夫だから」と語ってください。

(アドバイザー:加藤田稔)




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