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アドバイザースタッフに聞きたい!

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カラダのこと 1〜2歳児
- 看護師さんからの医療に関する回答について -
看護師さんは診断をしてはいけない決まりになっていて、また、症状や状態を直接診ることができないので、医療に関する回答内容は、アドバイスとして参考にしてください

うんちをする時に、毎回激しく泣く
はじめまして。
1歳1ヶ月になる娘がいます。

離乳食の後期くらいからうんちをするときに激しく泣いてしまいます。
とくに便秘という訳でもなく、だいたい2日に1回のペースです。
便のかたさもバナナをつぶしたくらいのものです。
小児科に聞いてみたところ、うんちが固くなってきたから気持ちが悪いのではないかといわれました。
しかし、毎回ただ事じゃない様子で泣くのでもう1度診察する前に、他の方の意見はどうだろうと思い質問させて頂きました。

お忙しいところ申し訳ありませんが、よろしくお願いします。

(AFRO さん)


AFRO さん はじめまして。保育園の看護師の大林です。
離乳食にはいってから便秘をする子どもさんは結構多いです。
文面では、バナナをつぶしたくらいの固さとありましたが、以前と変わった様子はないのでしょうか?

離乳食が進んでくると排便のリズムも変わってきます。
朝食後に大人が便意を感じるように、たくさん離乳食を食べた後に排便したくなります。そのときに今までと違いお腹が張ったり、お腹がぐるぐるといって痛かったりするのかもしれません。
この場合、ウンチがでると何事もなかったように泣き止みます。
食事のリズムと関係がありませんか?
排便のリズムによるものだったら、自然と子ども自身もわかってきますので、泣かなくなり、自分からウンチ・・と言ってトイレに行くようになると
思います。

いずれにしても離乳食の後期といっても野菜が不足しがちになりますので、上手に調理してバランス良く栄養がとれるといいですよね。

お尻(肛門)が赤くなっていたり触ると痛がったりすることはありませんか?
肛門に問題があるとウンチを思いっきり出すことができずにますます便秘に
なってしまうこともあります。
もしも、そう言う症状があって泣くのであれば場合によっては下剤が出されたりお尻につける塗り薬が出されたりすることもありますので、小児科に相談してください。

(アドバイザー:大林千恵子)


こんばんは、田中和子です。

やはりウンチが硬くなってきて出るときに痛いのではないでしょうか?
今まではきっと乳児の柔らかめの便だったと思うのです。

見ていないのではっきりしたことが申し上げられませんが・・・。

肛門が強くなれば少しはましになるかもしれませんが、毎回のことでしばらくは可愛そうですが、やはりあまり気になるようでしたら、便も持ってこの硬さでも泣くんですということをお医者様に相談されてはいかがでしょうか?

(アドバイザー:田中和子)


AFROさん、初めまして、秋山と申します。
ご相談下さり、ありがとうございます。

うんちをする時に娘さんが苦しそうとのこと。かなり大泣きしている様子が伝わってきました。

まずお断りしておきますが、私は医師ではありませんし、AFROさんのお子さんを実際に見たわけではないので、あくまでもご参考ということでお考え下さいね。
もしご心配なら、泣いている時に病院へ連れて行く、実際の便を医師に見せるなどしてみて下さい。

お便りから推測すると、便の固さは適当のように見受けますが、離乳食とミルクをどれくらい飲んでいるのかが御質問から分かりづらいので、何とも言い難くて申し訳有りませんが、便の量にもよります。
食べているわりに便の量が少ないようでしたら、もしかしたら腸に何か問題があるのかもしれないので、一度詳しい検査をしてもらったほうが良いと思います。
逆の場合、ひとつは先生がおっしゃるように、便の硬さに敏感なのかもしれません。
また、力んでいる時に大泣きするようなら、便の固さはどうであれ、娘さんにとっては便秘ということも考えられます。便秘の時、お腹が張って苦しいのは誰でも同じです。
原因がどこに潜んでいるのかは、しっかり調べたほうが良いかと思いますので、私からは便秘対策として、お話しさせて下さい。

離乳食後期という事ですが、離乳食が大人と同じ回数になる時期ですね。大人と同じ食事が食べられる一歩手前です。娘さんは美味しく食べていますか?
どんなものが好きなのでしょう、よく食べるものばかりに偏っていませんか?
食事中にたんぱく質を多く含む食品が多いと、便秘気味になる傾向があるようです。

お腹の中でお通じを促すものとしては、食物繊維と善玉菌(ビフィズス菌、オリゴ糖など)が有効です。食物繊維は大きくわけて2種類ありますが、ここでは便のかさを増やす、不溶性の食物繊維をお勧めします。また、腸の働きを改善する善玉菌も大切です。この両方をバランスよく含むものとしては、野菜、豆腐、芋類などが良いでしょう。りんご、バナナ、ヨーグルトなども良いですね。離乳食にこれらの食品を充分取り入れることをお薦めします。
食物はよく噛む(だ液と混ぜる)ことによって消化がよくなります。今の時期は菜っ葉や根菜類が美味しい季節ですから、お鍋を作って取り分けて、小さく切って食べやすくしてあげると良いですね。
また、適度な水分も必要です。水分が少ないとお通じも悪くなりがちです。今の時期は乾燥しているので、風邪などひかないようにするためにも、水分をこまめにあげて下さい。
また、お風呂上がりにオイルをぬって、お腹まわりを軽くさすってあげるのも便秘解消に効果的な方法です。

毎日の成長が驚くほど早い時期です。あせらず、またじっくりと娘さんにつきあってあげて下さい。AFROさんご家族の笑顔が増えるといいですね。

(アドバイザー:秋山ゆか)




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