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アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
ママ・パパの悩み 育児のストレス・不安
長男がものすごいパパっ子で、ママが育児に自信喪失
初めて相談致しますよろしくお願いします。

1.家族構成
  私−43歳(相談者)
  妻−37歳
  長男−3歳
  次男−0歳5ヶ月

2.相談の主題
長男がものすごいパパっ子で、妻が育児に自信喪失。どうしたらよいでしょうか

3.相談の内容
長男がなにかというと、「パパ〜」「パパ〜」としつこく言います。二年前位からそうでしたが、最近特に顕著です。パパがトイレに行けば「パパ〜」、ちょっと姿が見えなくなると「パパ〜」と言い、私(パパ)の姿が見えるまでずっと泣いていることもあります。その間妻(ママ)が「ママがいるから大丈夫」と言っても「パパ〜」「パパ〜」と泣いています。

長男を叱るのは妻が多いせいもあるのか、最近長男が「ママ怖い」と言うようになりました。ママ、長男、次男三人で公園に遊びに行った際、長男が擦傷をしたら長男は、その場にいるママではなく、「パパ〜」と泣きます。

長男にここまで言われた妻は「3年間一生懸命子育てきてあんまりだ。子供の言うこととは言え我慢できない」と泣いてしまいました。
妻は決して子供を虐待などしてないし、怒ることもあるけど、躾のために叱っていることがほとんどです。初めての子供ということなので、たいそうかわいがってきました。それなのに長男が「パパ〜」「パパ〜」を連呼し、自分になつかないばかりか「ママ怖い」では妻が育児に自信喪失して泣くのは当たり前です。
さて、どうしたらよいでしょうか。
よろしくお願いいたします。

(青空パパ さん)


青空パパさん、こんにちは。はじめまして藤原です。

パパが大好きなのでしょうね。
それはとってもいいことだと思います。

子どもは正直。
好きなものは好き。
怖いものは怖い。
嘘はつきません。

恐らく、ママよりもパパがほんの少し好きだっただけだと思います。
ママが嫌いなわけじゃないと思いますよ。
ママのことだって大好きだと思います。

もしかしたら、下のお子様へママを取られてしまったと思い込み、ジェラシーから来ているものかもしれないですね。

大好きなパパから、ママは怖くないってことを教えてあげてはどうでしょうか。

例えば、「ママはどんなとき、怖いのかな・・・。」と聞いて、何故、怒るのかを説明してあげればいいと思います。

ママは怖くないよと教えてあげればわかってくれる日がくると思います。
また、パパはママが大好きなんだから、怖いって言わないでとお願いしてみたり、大好きな人から怖いっていわれたら悲しいんだよと教えてあげてください。

そして、奥様ですが、躾けのために叱っているとのことですが、叱らないで躾ける方法もあると思うのです。

叱るのが一番簡単でわかって貰うのには近道ですが、叱る方も叱られる方もお互いにいい気分はしないと思うのです。

よく、「駄目でしょ」という言葉を先にいってしまいがちですが、これをぐっと堪えて、まずお子様がやったことを受け止めてあげる練習をするといいと思います。

例えばおもちゃがほしいとダダをこねたとします。

そこで、「駄目よ」というのではなく、「ホントだ、おもしろそうだねー」とか、「欲しいよねー」など共感してあげるのです。
するとママは僕の気持ちがわかってくれたんだという気持ちになり、お子様も話を聞ける準備ができるようになるはずです。

「駄目」という言葉を使わなくなるだけでも、お子様もお母様も心が穏やかになるはずです。

接し方ひとつで、相手も変わってくるものです。
まずは、怖いというイメージを取り除くことがいいと思います。

やはり、子どもは怖いママよりやさしいママが好きですから・・・。

そのうち、ママ、ママになって、逆にパパが寂しくなる日がくるかもしれませんよ♪

(アドバイザー:藤原ゆみ)


青空パパさん、こんにちは。加藤田です、よろしくお願いします。

奥さんショックだったでしょうね。「ママ怖い」といわれたのでは無理もないですね。3年間一生懸命育てたお子さんからですもの、泣きたくもなりますね、そして、自信も失くしてしまいますね。
3歳と0歳5ヶ月の育児に関わる奥さんの心と身体は、きっとくたくたになっていることでしょう。

ここは、疲れを取ることと、疲れをためないために、家事などに手を抜いてみることをお勧めします。たとえば、きちんと掃除して洗濯して、三食手作りして子どもに当たるより、掃除をしない日があっても良いでしょうし、食材に冷凍物を使うとか、出来合いのお惣菜を利用するとか、時々食事に手抜きがあっても、叱ることがなく、ママとおにいちゃんが気持ちよく過ごしたほうがよっぽど良いと思います。

そして、気晴らしも必要でしょう。パパの協力を得て、お子さんを見ている間、美容院や喫茶店に行ってみるとか、地域の保育園や幼稚園の育児センターなどで開催される子育て講座などに参加するとか、外に目を向けることなどはどうでしょうか。今、必要なのはママとおにいちゃんとの絆が大事だと思います。

ここは、量より質で勝負です。年中、お子さんといて、イライラして過ごすより、ちょっとした時間、お子さんと離れて過ごすことで、叱ることがなくなり、優しいママに戻れば、これに越したことはないと思います。
お子さんは赤ちゃん返りしましたか?ママに甘えたいところを我慢してがんばっていることを理解して下さい。
そこで、ママがおにいちゃんの前で赤ちゃんを抱っこするような時に、ママの口から、例えば「おにいちゃんは、とてもおりこうさんなの、がんばりやさんなのよ」といった、お子さんを認める言葉を赤ちゃんに話しかけてください。
「ママは、ぼくのことをわすれていないんだあー。」と、お子さんはきっと安心するでしょう。このように、叱ることを少なくし、些細なことでもほめることを赤ちゃんの前でするようにすると、お子さんは認められたと感じ、そのことが多くなれば多くなった分、徐々に「ママ怖い」という言葉は、言わなくなるでしょう。
できることから始めてみませんか。

(アドバイザー:加藤田稔)


遅くなりました、田中和子です。

母親というのはどうしても口うるさくなってしまいがちです。
そこへ、優しいパパの登場では当然パパっ子になってしまいますね。
それでも十月十日お腹に入れていたのです。自信を持っていいかと思います。
それには、まずパパとママの育児の考え方を統一すること。
パパが逃げ場ではいつもママが悪者です。
許せないことは両親共に許せない。
その代わりに、叱った後には必ず二人で抱きしめてあげる。

意外とこういうケースは保育所の個人懇談の相談でも多いのですが、特に、下にお子さんがいらっしゃると、どうしても手のかかる下の子に母親の目がいきがちなので、上の子がこうなってしまうケースが多いようです。
時には上のお子さんと二人だけの時間をあえて持つなど、(これは大きくなると下のお子さんにも必要かもしれませんが)ちょっとした時間の配分で、子どもさんとゆっくり接する機会を持ってはいかがでしょうか?

親は3人の子供を育てるのに必死ですが、子どものそれぞれは一人のパパやママを要求してきます。
うちの子供たちももう大きいですが、それでもそれぞれに二人きりになる時間を作って(買い物など)ゆっくり話を出来る機会を持っています。
大勢の中では話しにくくても二人なら本音も出てきます。

あまり自信を無くさずに、それぞれのお子さんをゆったりとした目で見てあげてくださいね。

(アドバイザー:田中和子)




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