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トイレトレーニングが進まず、焦っている |
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今回は3才3か月の息子のトイレトレーニングについて御相談します。
3才になった今年の夏から、布のパンツをはかせ始めました。最初は「あ、」とか「ちっこ」とか教えてくれて、そのたびにパンツをかえていました。私も、2,3分おきに「トイレは?」「ちっこは?」と聞いていました。そのうち、決心して買い物に行く時も布パンツにして出かけ、デパートの女子トイレの男の子の便器で出来るようにまでなりました。
が、いつからかわたしも疲れてきて、聞くのを怠り…。今ではたまに聞いても「ない」。もう、してたとしても「ない」。挙句の果てには「いや!」と言うようになりました。
ここ2か月は、ちょっと小休止と、紙に戻していましたが、寒い時期になってきましたのですが、幼稚園も4月から始まるしちょっと布パンツに戻してみようかなと、ここ2,3日頑張っています。もししても怒らない、何もなかったようにする、と決めて…。
トイレもアンパンマンの形に紙を切り抜いて貼ったり、補助便座も好きなキャラクターのシールを貼ったりしたのですが、そっちにばかり興味がでて、まったくする気配がありません。昨日は、意地でも布パンツにさえしませんでした。
もうどこから進めて良いのやら、いつかは取れると分かっていても、焦る姿を見せないようにしているつもりですが…。もうヘトヘトになりそうです。
是非専門家の先生方の御意見を伺いたいので、よろしくお願いします。
(まさいく さん)
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土居です。一進一退するトイレトレーニングに一生懸命になっておられる
姿が目に浮かびます。
「あせらずに・・・」とは心がけるものの、いざ3歳を過ぎたり幼稚園の
入園が迫ってきたりするとあせってしまいますよね。
私も経験があるのでよくわかります。
私も長女の時は本当によく誘いました。しかし、言葉が遅いのと一向に進まないので悩み、時にはいらいらしたりしました。
うちは早生まれでしたので、おむつがはずれるのが入園までに間に合いませんでした。
「幼稚園で指導してくれるかも・・・」と期待したのですが、「家庭の進み方にあわせる」とのことで、結局1学期はおむつで過ごしました。
ちなみに幼稚園では1度もトイレに行かなかったそうです。
3歳半の夏休みに行けるようになりましたが、幼稚園で行けるようになったのは2学期の終わりになってからです。
次女は長女よりもっと進みが悪いし、長女の時の経験もあって「いつかは取れる」と思い、あまり誘いませんでした。
布パンツをつけてもらすと、ものすごく嫌がりいけるかも?と思いましたがだめで・・・。
入園したときに本当にトイレに行かない子だったので、先生にお願いして帰りましたら、なんとその日から行くようになりました。
同時に夜もOKになりました。そのとき、3歳8ヶ月です。
時期は遅くなりましたが、トレーニングには積極的ではなかったので本当の「おむつはずれ」ができた気分でした。
まさいくさんのお子さんの場合、一度パンツで成功しているのだから、またすぐに行けるようになるんじゃないかと思います。
入園前におむつが取れた子を何人も知っています。
2,3分おきに聞くのはまさいくさんもお子さんも大変だし、疲れると思いますので生活のリズムに合わせて誘うようにしてみては?
幼稚園の入園にあわせて、起床したとき出かけるとき、ご飯の前、寝る前など・・・そうすることで行く習慣ができると思います。
あとはお子さんの成長にまかせましょう。
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(アドバイザー:土居聡子) |
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こんにちは まさいくさん 浜田です。
トイレトレーニングについてですが少しあせっていたのですね。
2,3分おきに聞いていたなら、聞かれるほうも嫌になりますよ。
保育所では、生活の流れの切り替わりの前後にトイレ(オマル)に誘います。
ですから、おやつの前後、外遊びの前後、昼食の前後、お昼寝の前後、短くても30分以上は間隔があります。
いやがれば無理はしません。そして、タイミングがあえば排尿できて多いにほめるという繰り返しを丁寧に毎日続けていきます。
もちろん集団生活ですから、友達がしている様子、誉められている様子を見ていると、はじめはいやがっていても段々行くようになります。
そうしながら、パンツに出た時には知らせたり、尿意を感じて知らせたりします。
決して叱らない、あせらないと言う事が基本です。
幼稚園に入るまでになんとか自立をという思いが、あせりになっていると思われますが、ゆっくりとかまえて、トイレトレーニングをはじめてください。
しんどくなっていて、叱ってしまいそうな時には、しないほうがいいかもしれませんね。
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(アドバイザー:浜田栄子) |
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まさいくさん、はじめまして、吉田です。
とても、頑張ってトイレトレーニングをされていたんですね。
お母さんが、頑張りすぎて、疲れてしまうのもわかる気がします。
一度、やめてしまうと、次に進むのは一度目の倍の時間がかかるような気がします。
2〜3分のトイレの声かけは、まさいくさんもお疲れになったでしょう…。
冬場で寒い時期なら15分間隔でおもらしするお子さんは居ましたが、ご家庭でするなら、どれくらいでパンツが濡れるのか、時間を見ていて、声をかけたり、出かける前・食事の前・後・寝る前・何かの行動する前後で声をかけられたら、良いと思います。
あまり焦らず、気長に続け、お母さんが疲れない、これがポイントだと思います。
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(アドバイザー:吉田幸江) |
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こんにちはまさいくさん、漆です。
トイレトレーニング、大変ですよね。
子を持つ母親なら誰もが悩むのでは?
以前できたのでしたらまたすぐにできる様になるはず。
まさいくさんもお疲れのようですから、少しペースをゆっくりにしてみてもいいかもしれませんね。
トイレに誘うのは、朝起きたとき、出かける前、昼寝の前後、食事の前後などなど。
何か生活の流れが変わる時に声をかけるだけにして、あとはお子さんとスキンシップをはかってください。ゆっくり1対1で生活の流れを話したり、楽しいことを話したりするだけでもお子さんも、まさいくさんも気持ちにゆとりができると思います。3歳でしたらお話もだいぶ理解ができますよね?
気持ちにゆとりができたらまた楽しいお話をしながらトレーニングを再開してもいいかもしれません。
また、「幼稚園までに!」とあせらなくてもいいと思います。入園後周りのお友達を見て自分で行くようになる子も多いですよ。
あまり参考にならなかったらごめんなさい。
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(アドバイザー:漆亜希子) |
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まさいくさん、こんにちは。藤原です。
トイレトレーニングは、子育ての中でも難問ですよね。
オムツが早く取れて欲しいと願うのは親の勝手。
私の考えですが、発達段階は個人個人違いますので、何歳でオムツをとらないといけないといった決まりはないと思うのです。
ヘトヘトになるということは、まだトイレトレーニングを始める時期ではないのかもしれないなと感じました。
無理強いしてしまうと、返って遅くなってしまう可能性もありますので、もし、これから通う幼稚園が紙おむつ禁止ではないようでしたら、「今取らないと!」とあせる必要はないと思います。
幼稚園に通うようになり、周りのお友達に刺激されて、案外苦労しないですぐに取れてしまうこともあります。
テレビや絵本など周りの環境から刺激を受けて、自分でトイレに行きたいという本人がやる気になる時がそのうち自然にやってくると思います。
よくあるパターンは、疲れ果てて親が諦めたころに突然「おしっこ」と教えてくれるようになるケースです。
一度は成功しかけている状態だったのですから、可能性は充分あると思います。
疲れているようでしたら、突然やってくるその時を待ってみてはいかがでしょうか。
その時は、沢山誉めてあげてくださいね。
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(アドバイザー:藤原ゆみ) |
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遅くなりました、田中和子です。
トイレットトレーニングをする時期には正直冬はあまりお勧めできません。
どうしても寒くなるので今まで成功していた子でさえ、失敗することがあるからです。
保育所でもちょうど同じくらいのお子さんの担任をしておりますが、まだまだ失敗をする子もいます。
まずは、おしっこが出ることを「出て気持ちよかったね」と褒めます。それから「次は教えてね」と必ず言葉を添えます。
それでもなかなか自立はしないものです。
少々焦っておられるようですが、こればかりは個人差も大きく、大人がいかに気長に付き合うかが問題となります。
確かに紙パンツが取れてくれれば大人には都合がいいのですが、とうの本人に伝える意思がなければ無理には進みません。
しばらくは気長に、一緒におトイレに誘うなどして、出なくても焦らず「またいこうね」など子どもさんに大人の焦りを悟られなうようにしてください。
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(アドバイザー:田中和子) |
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