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アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
性格・生活習慣・行動など いじわるする・噛み付く・乱暴する
スキンシップなのか、女の子の顔(鼻)を噛み付く
息子の噛み付きについて相談させてください。
1歳半の男の子で、2ヶ月前から私の職場復帰に合わせて無認可保育園に通っています(認可待ちです)。無認可で子供の人数に対して先生の数はとても少ないですがとても情熱のある保育士さんばかりでとても良い園です。待機児童がとても多い地域なので来年の4月に認可に移れることを希望して無認可にいれています。

今日、園長先生に息子の噛み付きのことで非常に困っているという旨を伝えられました。何度か保育士さんから聞いており気にかけてはいましたが、最近は聞いても大丈夫ですよーっておっしゃってたので収まったのかと思って安心してた矢先のことだったのでショックで頭が真っ白でした。

息子は物の取り合いなどで噛み付くのではなく、女の子限定でしかも顔の辺り(鼻など)を噛むそうなのです。しかもそれは突然で保育士さんも予測ができなくて止められないということです。噛み付きは園の責任ということであまり親を責めてはいけないということで今までは詳しく話してもらってなかったようなのですが、実際は私が想像してたより深刻で、園長先生も相手の親御さんに謝ってくださってるのですが、あまりにも続くので限界と感じられたようです。このまま収まらなかったら同じ系列の別の園に移っていただくかも知れませんとまで言われ、やはり親としては自分の子供が疎まれているようでとても悲しく、帰り道涙が止まりませんでした。

そこで噛み付きの原因について相談させていただきたいのです。

はっきり言って息子はシャイで穏やかな性格だと思うんです。それは園長先生もそう感じてられるそうです。それなのにいきなり噛み付くので対処のしようがないということです。一緒にいれる時間はスキンシップを十分とってるつもりですし、会社からは一目散に息子を迎えにいって最大限に触れ合ってるつもりです。園長先生もかまってもらえてなくてストレスを抱えてるようには見えないし十分かまってもらって育ってる素直な子だと思いますと言ってくださいました。

となると本当に原因がわからない。。。対処の仕方もない。。こんな噛み付きの仕方ってあるんでしょうか??たいてい物の取り合いとかだと思うのですが。

ただ、息子は私の同僚の娘さんと会うと(同年齢)、親は何も言わないのに突然二人で5分ぐらい幸せそうに抱き合ってるんです。他のお友達にも顔をたたかれたりすると嬉しそうな顔をするぐらいです。そんな子なのでスキンシップがとても好きだと思うのです。私もスキンシップを心がけて保育所で先生に預ける前に必ず息子と向き合って「ほっぺほっぺ&おでこごつん&お鼻とん」と言いながら顔をすりよせたりしますし、主人も顔を摺り寄せてスキンシップをとってます。ひょっとしたらこれを愛情表現と捉えて好きな女の子にかまってほしくてもしくはかまいたくて顔に口を近づけて思わずガブッってしてしまうのかとも思います。これぐらいしか原因が思い浮かばないのです。

これが原因だとすればしばらくスキンシップの仕方を変えようかとも思うのですが。例えば、しばらく顔を近づけるのをやめて、手で頭をなでてヨシヨシってしようねと教えるとか。。。


こんなケースはご経験ありますか?今まで以上に息子と向き合う時間を増やしたりしていこうとは思っていますが、何か良いアドバイスがあればぜひお願いいたします。

(まこだい さん)


まこだいさん、こんにちは。はじめまして藤原です。

とてもよい園と感じていた園の先生から、噛み付く行為が収まらない場合、同じ系列の別の園に移されるかもしれないということを言われてしまったら悲しくなりますよね。

私もスキンシップの延長ではないかなと思います。

疑問なのですが、別の園へ行ったら噛み付が治るのでしょうか。

原因がわかっていない状態で未解決のまま、先生が限界と感じたら別の園へというのは少しおかしな話だなと感じました。

タダ単に先生達がその問題から逃げているというようにしか受け取れません。

それよりも、保育士さんならば、「何故噛むのか?」という原因を家庭と園とで話し合いをするべきだと思いました。

すでに、まこだいさんがおっしゃっているように、スキンシップなのかもしれないと思い当たる節があるわけですから、別の園へと考えをお母様に伝えるよりも、スキンシップの仕方を変えて様子を見ることが先なのではないかなと思います。

まだまだこれから。

大人が関わることにより成長して、世の中のルール・・・いい悪いがわかるようになる訳です。

「噛んだら痛いんだ」「噛むことはいけないことなんだ」
ということが理解できるようになったら、噛まなくなるようになると思います。

駄目もとで思い当たることから試してみて損はないと思います。

別の園に移されないといいですね。

(アドバイザー:藤原ゆみ)


まこだい さん、こんにちは。加藤田です、よろしくお願いします。

日々、パパとママに愛されているお子さんが目に浮かぶようです。
ところで、女の子の顔(鼻)を噛み付くことについてですが、まこだいさんが、想像されるように、ひとつの愛情表現方法だと思います。
お子さんは、乳児期から幼児期への発達過程であり、成長の変化が著しい時期でもあります。また、この時期は、言葉の出はじめでもあり、自分の意思や思いを言葉で表現することは困難な時期でもあります。

そんなことから、好きな女の子にかまってほしくてもしくはかまいたくて顔に口を近づけて思わずガブッってしてしまうということは、おおいにありえることだと思います。
ここは、まこだい さんが、思われているように、スキンシップの方法を変えることが良いかもしれませんね。成長の発達や生活に大きく変化が出てきている時期なので、その変化に合わせた方法をとることが必要なのかもしれません。顔を近づけることをやめたほうが賢明かもしれませんね。

スキンシップは、親子の絆を結ぶ大事な手段です、特に乳児期は、ママの左胸に抱かれ、ママの心臓の音を聞きながら、温かい柔らかい乳房のもとでの目と目で見つめあい、授乳が行われ、ママの愛情が深まり、豊かな子育てがきます。また、お子さんもママに、より愛着を持ち、スクスク育つというわけです。そして、おんぶ。お子さんにとっては最高の移動手段がおんぶであり、もちろん、スキンシップが充分できるということです。

おんぶは、ママと一体になれ安心した状態が体験できます。ママのにおいと背中から伝わる温かさ、そして、ママの見つめている視線とほぼ同じ目線で、移動できるといった利点があります。ベビーカーでは、絶対に味合うことができませんね。ですから、抱っこやおんぶは、スキンシップの代表選手であり、愛情表現の代名詞にもなっていると思います。

このことから、この抱っこやおんぶはまだまだ年齢的に考えても必要な時期ですので、ママの体には少々負担になるかもしれませんが、お子さんにとってはよいことなので、一番のお勧めです。パパにもしてもらうといいですね。次に、間接的なものとして、ママの優しい声が聞こえる、簡単な童話や童謡などもお勧めです。肉声での語りかけや歌は、保育園での疲れをきっと癒してくれることでしょう。できれば、抱っこやおんぶをしながらだと、より効果があると思います。そして、些細な変化や行動にほめてやり、「がんばったね」「たいへんだったね」などと語りながら、握手したり、頭をなでたりすることもよいでしょう。

(アドバイザー:加藤田稔)




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