パパ・ママ
せんせい
きっず


HOME




アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
幼稚園・保育園 その他
発表会の練習や行事に、楽しく参加できない
娘のその後の態度(行動)をご相談します。
10月は運動会にお芋堀遠足に幼稚園のお祭(保護者主催の)と色々な行事が有りましたが、その中での運動会。昨年年少の時は先生に手を引かれどうにか、競技を泣かずに参加していたのですが、今年は集合写真も大泣きで先生に抱っこをしてもらったのにそっぽを向いての記念写真。かけっこでは泣きながら抱っこでスタートラインに立ち手を引かれ最短距離をゴール。玉入れはやらない・やらないと言いながら先生に引っ張られ輪の中で立ちんぼ。親子の競技では私が抱っこをしてトラック1周でゴールでした。

午前中で子供は児童席から観覧席の方に戻ってくるのですが、その頃はご機嫌。(もう出番はないので)
何にしても私からしてみれば出来てないと思ってしまいましたが、どんな形であれゴールした事を褒めたりしましたが、どうしても後味の悪い運動会ですっきりしません。 
運動会の最後には担任の先生がご褒美として、メダルを1人1人にかけてお土産の袋を手渡ししてくれるのですが、その時とても喜んでいた娘を見てまた複雑な思いがしました。 
運動会前からかけっこは嫌といって、予行練習の時も大泣きとは聞いてましたが、それでも娘は『かけっこは嫌だけど、玉入れはする!』と言っていたのに、それも裏切られた気持ちがしてなりません。

今は11月末に向けて行われる学芸会の練習をしているのですが、劇では動物になって、お風呂に入るシーンでどうしても入れない嫌と言って、隅っこにいるそうです。
朝お布団でまねてお風呂を作って、『お母さんお風呂入っちゃオ〜』とか言って幼稚園のまねごとをして遊んでる時は喜んで反応してくれるのですが・・・『幼稚園のウソのお風呂はどんな香りがするか、くんくんってかいできて〜!』とかも言ったりすると、『分かった!』と返答してくるのですが結果『・・・』
先生も色々考えてくれて、音を出す係り(ピアノ)を与えてくれたのですが。

歌&ダンスでは『ソーラン節』をやるのですが、どうしても舞台に立てないらしく。1度も練習に参加してないようです。しかし家に帰って来ては私に披露してくれます。しかも『ここは4回お休みを取ってから、てを叩くのよ〜』なんて完璧といって良いほど覚えているんです。
それだけに、私自身は悲しく・悔しい思いが募ってしまいます。

家でお友達など遊んでいる時は、台の上に乗って歌って踊ってとても楽しくしています。それすら以前はしなかったので、良い方向にはいっているとは思うのですが。

最近は朝必ずお母さんとの今日のお約束をしています。
1:園長先生に大きな声で挨拶をする。
2:〜を頑張って少しでも良いからやってみよう!キット楽しいよ!
3:お風呂(架空の)に入れなくても直ぐに泣くのはやめよう。
 
以前は素通りしていた園長先生に大きな声で挨拶は出来るようになったのです。これは本当に2・3日前の出来事でした。園長先生の方がビックリしていたようです(担任の先生より報告されました)
その日以来園長には毎日飛びつくように挨拶を言いに行き、園長先生も娘を高く抱きあげてくれています。娘自身は凄く恥ずかしいって言いますが!
私が居ると先生に大きな声で挨拶が出来ない子だったのですが、つい昨日はお母さん聞いていてもいいよ〜っていったのです。

小さな成長は毎日感じられるのですが、褒めて自信をつけようと努力しつずけてきても、運動会や学芸会の練習報告を聞いていると、このままで良いのかかなり不安が積もってきています。
冷静に感情をコントロール出来ている時は良いのですが、そうでない時は『そんなに出来ない・やらないなら、練習の無い幼稚園に行く?』と娘に暴言を吐いている自分も嫌でたまりません。

この先期限の無いこの状況に耐えて行けるのか不安です。

(かいママ さん)


かいママ さん、御相談いただき御礼申し上げます。旭幼稚園、副園長の井上です。過去2度の御相談も読み直してみました。たしかに良い方向には向いていると思います。問題は、そのスピードが遅いこと。良くなる兆候が見られながら、それが逆戻りしてしまう。この繰り返しが続いていることに対するかいママさんのいらだち…。こんなものが交錯している様子が伝わってまいりました。

基本的には少しづつですが、良い方向に向かっているようです。挨拶だってちゃんとできるようになりました。これが自信になって、次のステップを越えてくれるとかいママさんもご安心できると思います。
私の個人的な感想ですが、かなり手ごわい感じがします。多分(予想ですが)自分で「こうあるべき」という完成形が頭の中でできている。それが実際にできないと、そのギャップに納得できないのでしょう。「頑張ればそれでいいんだよ」という言葉も、本人にすると「なぐさめ」にしか聞こえないのでしょうね。

ここは逆説的な方法ですが、一度幼稚園の話題をかいママさんの方から言わないようにする、ということを試してみてください。もしかしたら、家庭内で幼稚園の話題が出る。「何をするの?」「どんなことをするの?」「ちゃんとできる?」など、ごくごく普通の会話も、ご本人からすると「尋問」と受け取ってしまう。それが「みんなの期待を背負っている」と感じ、よけい「ちゃんとできないと、恥ずかしい」という思いにつながっているのかも知れません。

これはあくまでも「予想」でお答えしています。かいママさんがそのようなおつもりで(お子さまと)お話していないことは承知しておりますが、かいママさんにそのつもりがなくとも、本人がそのように受け取ってしまう可能性がある、という「可能性」としての回答、と思ってください。
もちろん今まで通り、できた時はオーバーな位誉めてあげること。これはそのまま続けてくださって結構です。

(アドバイザー:井上智賀)


かいママさん、こんにちは。藤原です。
お返事が遅くなってしまって申し訳ございません。

園長先生に大きな声でご挨拶ができたんですね。
挨拶ができたという文章を読んで私もとっても嬉しかったです。
園長先生もすごく嬉しかったのではないかなーと思います。

そうやって大人は子どもから感動(パワー)を貰っているんですよね。

そして毎日の積み重ねた努力が、ひとつ報われた瞬間でもありますね。
できるようになるまでにはもっと時間がかかるか、挨拶できないまま卒園してしまうケースが多いので、私はこの一歩前進はとっても早いなぁ〜と思いました。

そして、この一歩前進はとっても貴重且つ重要で、これをきっかけにどんどんできるようになるのではないかなーと思っています。そうなるといいですね♪

どんな形でさえ、運動会も全部ゴールできたんですね。
最後までできたことに意味があると思います。
お母様にとってはこんなはずじゃという状態だったのでしょうか、期待外れで両手で喜べなかったようですが、運動会や発表会などはハプニングは付き物です。
心から喜べていないのに誉めているという矛盾がお子様に伝わってしまうと逆効果になってしまうのではないかと、少し心配にもなりました。
他の子と同じようにやって欲しいという気持ちもわかりますが、ここは、最後にメダルを貰って喜んでいるお子様と一緒に、無事ゴールできた無事に終わったとそれだけでもいいと思います。

できるけれどやらない・・・
恥ずかしいからやらないのは勿論、他にもちゃんとした理由が子どもなりにも有るはずです。
(大人にはわからない理由が・・・)

完璧なほどに覚えているのにやってくれないから、なおさらお母様としては悔しい気持ちもわかります。
でも、本当にできないわけではないし、できることを鼻にかけるような子どもじゃないところが、私は好きです。

発表する場がすべてではないです。
練習の段階から普段の行動まで、見ている人はちゃんと見てお子様を認めています。

期限の無い状況に耐えられるかどうか不安ということですが、本当にできるようになるのかなーと思ってはいませんか?
絶対にこの子ならできるようになると信じる心が大切だと思います。

お子様を信じてくださいね。

感情をコントロールするのってホントに難しいですよね。
暴言を吐いて自分が嫌になってしまうことは、育児を経験しているママならきっと誰にでもあることだと思います。
かいママさんだけじゃないです。私も同じですよ。

そんな時は、気分転換するといいですよ。
子どもにやさしくなれます。

とにかくあせらないことだと思います。
お子様の歩調に合わせてゆっくりでいいと思います。

学芸会・・・どれくらい成長を見せてくれるのか楽しみですね。
万一、発表する場で期待している程できなくっても、影ではお子様は確実に成長していってますので、そちらをちゃんと見ていてあげてくださいね。

(アドバイザー:藤原ゆみ)




前のページに戻る


(C) 2001-2024 System Proceed Corporation. All Rights Reserved.
- このサイトへのリンクはフリーです。
Produced by Systemproceed