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アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
性格・生活習慣・行動など 言葉が遅い・発育障害の不安
単語の数は増えたが、会話がうまくできない
2歳7ヶ月になる長男の事で相談させて頂きます。

この頃、長男も言葉数がだいぶ増えてきまして、2語文、たまに3語文を話すようになってきました。トイレも自分で行けるようになり、一見なんの問題もないように思えていたのですが、なぜか会話だけが未だにできません。

こちらの問いかけに対してオウム返しだったり、見当違いの返答をしたり、状況にあった会話を始める事なかなかできません。名前を聞いても一応答えますが、自分の名前として認識しているというより、名前を聞かれた問いに対して、形式的に反応しているといった感じです。当然自分が男か女かの区別もつきませんでした。

返答を必要としない指示(ゴミ捨ててきて、扉閉めて、〜持ってきてなど)にはほぼ正確に反応しますし、自分の欲求も身振りや指さしなので伝えようとするのですが、何故か返答ができません。会話の応答をするスキルの部分だけがボックリと欠けている感じです。

こちらからの質問は、
  ・リンゴ好き?
  ・AとBどっちが好き?(または、食べたい?)
  ・もう眠い?
  ・おなかへった?
  ・お父さん好き?
など、質問をするとほとんどオウム返しで、時折黙ってしまいます。
長男もこちらに問いかけをしますが、「これなに?」しか言いません。しかも、明らかに自分が知っている物を聞いてくる時があり、自問自答している場合もあります。

また、会話を始めるというより、目に映ったものを口にし、同じ単語を繰り返し話したりする場合もままあります。

妻はほとんど毎日児童館へ出向き、遊ばせたり他の子供達と交流をもたせていますが、同年代の子供は上記のような質問に関してある程度応答し、また自分から会話をはじめることができるそうです。
比べる事はしたくありませんが、明らかに会話のスキルが低いのが気になるとのことでした。

単語の増加と共に発言する内容が増えているだけに、余計会話ができない事が目立つようになってしまいました。
やはり何か障害が考えられるのでしょうか?また、会話ができるような接し方などございましたらアドバイスをお願いいたします。

(けいいち さん)


けいいち さん、御相談いただき御礼申し上げます。旭幼稚園、副園長の井上です。御相談内容、拝見いたしました。

この種の御相談なのですが、実際けいいちさんのお子様と接し、遊んだ訳ではないので、よいお答えができるかどうか、自信がありません。ただ、まだ2歳7ケ月ということもあわせて考えますと、ここで結論を出せるものか?とも思います。

この時期は発達の差がきわめて大きい時期だけに、しばらく様子を見られてはいかがでしょうか?言葉の発達も順をおって進んでいきます。本人は正しく発音しているつもりでも、発声器官が成熟していないため、よく聞き取れないこともあります。周りの大人が早口の方が多いと、聞き取るのが難しい、という場合もあるでしょう。
ここは気長に見守ることが一番の薬になるように思います。「単語の数は増えている」とのことですので、もうすぐちゃんとした文章になるのも近いのでは?と思います。

もし、どうしても気になるのでしたら、遊びに行っている児童館の担当者の先生に御相談なさってみてはいかがでしょうか?遊び方や児童館内での様子もよく判っているだけに、適切なアドバイスがいただけることと思います。

(アドバイザー:井上智賀)


けいいちさん、こんにちわ。
えんどうです。

もうすぐ3才検診があるので、その時に詳しく聞いてみるのもいいでしょう。

私が考える方法の1つとして、絵本を使って、やりとりをしてみる方法で、簡単な絵本で、掛け合い風にしてみたり、これなあに?と質問してみたり。
質問も選べるようにしてみる方法もあると思います。
りんご食べる?食べない?
お腹すいた?まだ大丈夫?
○と△どっちで遊ぶ?
できないようでしたら、それはそれで聞き流し、できないことをプレッシャーにならないよう、他の方法を考えることでしょう。

(アドバイザー:遠藤けいこ)


おはようございます。田中和子です。

語彙が増えていると言うことで、今はそれを溜め込んでいる時期なのかもしれませんね。
保護者の問いかけも無理の答えを出そうとする物ではなく、例えば「りんご好き?」と聞いて、困っているようであれば「お母さんは好きだよ。甘いもんね!」「○○ちゃんは好き?」などともう少し具体的になるようにされてはいかがでしょうか?

見当違いの答えをしても、「○○ちゃんは〜なんだね」「お母さんは・・・・かな」と言うよりすべて鼻から否定せずにまずはお子さんの言葉を認めてあげる方向で会話をされればいいかと思います。

少しずつ2語文3語文も出ているようなのであまり焦らずに、出てきた会話を次につなげられるように保護者の方は気をつけてあげてください。
大人の思い通りの答えにならないからと言って、会話になっていないと言うことではありません。
会話につなげてあげるのが大人の役目だと思ってくださいね。

幸い他のお子さんと交わる機会も積極的に持たれているようですので、そういう時にも少し仲立ちになって、お子さんの言わんとしていることを(決して先走りしない程度に)相手に伝えながら会話に持っていくといいかと思います。

まだまだ年齢的に個人差もありますし、大人のイメージと子どものイメージのずれが大きいこともあるので、お子さんの目線に立っての会話を心がけてあげてください。

(アドバイザー:田中和子)




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