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アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
性格・生活習慣・行動など おとなしい・いじわるされる・元気がない
不安や緊張から泣き出してしまうことが多く、親としてどう安心させればよいか
12月で6歳の娘の相談です。
半年ほど前にもアドバイスを頂きました。その後、紆余曲折を経て、登園については全く問題なくなりました。が、やはり時々躓くのです。

例えば、お友達に少し強い口調で何か言われたら、「もう家に帰りたい」と泣いてみたり、いつもの場所、いつもの仲間なのに、前に出て発表すると言うだけで、涙が出てきて大泣きしたり・・・。

就学前健診も目前に控え、本人は不安で一杯のようです。極度の心配性で、いつもと違うことにチャレンジするのが不安で仕方ないのはよくわかるのですが、小学校に入って対応していけるのか、心配です。

今は、「外で泣いたりするのはもう恥ずかしい。心配で泣きたくなるのも判るけど、泣かないで頑張ってご覧。何だって出来るから。泣きそうなのをぐっと我慢して出来たら、家で一杯甘えていいからね。」と言って話しています。
幼稚園の先生からも、失敗を恐れているようなので、もう少し自信を持ってくれたら・・・と言われています。何かのきっかけで変われる物だとは思うのですが、この時期、叱咤激励するべきなのか、それとも今まで心がけてきたように受け入れることを第一に考えるべきなのか、悩んでいます。

今の調子では、とても、学校という新しい環境へ一人で入っていけるとは思えません。入学前までに、親として、娘をどう安心させれば良いのでしょうか。判りづらい説明になりましたが、アドバイスをお願いいたします。

(ayappe さん)


ayappe さん、御相談いただき御礼申し上げます。旭幼稚園、副園長の井上です。
前回の御相談がお役にたてたようで、うれしく思います。

今回の御相談ですが、前回の御相談も読み返してみて、同じ原因の延長線上にあるような気がしました。多分、本人は頭の一方で「やらなきゃいけない」ということがわかっていると思います。でも、頭の中の「もうひとりの自分」が「もし失敗しちゃうと恥ずかしいよ。止めておこうよ」とささやくのでしょうね。私たちも似たようなこと、結構ありますよね。

私もそうです。以前は(信じられないかもしれませんが)人前で話をすること、緊張してしまい、顔が真っ赤になるのが自分でも分かりました。でも、場数を踏んでいると平気になります。「慣れ」とは恐ろしいもので、今では突然、打ち合わせもなしに「じゃあ、司会をお願いします」と言われても何とかできるようになりました。私の経験から言っても、場数を踏むことで解決するでしょう、としか言えません。

では、お家でayappeさんができること、力になれることは何か、という点ですが、小さなことでも(できないことができるようになったら)認めてあげる。誉めてあげる。これが一番効果があるように思います。
よく子どもは「みて〜、みて〜」と言いますよね?あれは「こんなこと、できるようになったの、すごいでしょう?」という意味です。自分ができるようになった、認めてちょうだい、というサインなのです。ですから、こんな時は家事で忙しい時でも、ちょっと手を休め、子どもの努力を認め、「すごいね〜」と誉めてあげてください。

愛するママから認めてもらった、という喜び。これは何にも変えられない自信につながると思います。ちょっと試してみてください。

(アドバイザー:井上智賀)


ayappeさん、こんにちわ。
えんどうです。

登園には問題なくなったとのこと、ayappeさんの努力のたまものでしょう。

「外で泣いたりするのはもう恥ずかしい。心配で泣きたくなるのも判るけど、泣かないで頑張ってご覧。何だって出来るから。泣きそうなのをぐっと我慢して出来たら、家で一杯甘えていいからね。」
と言われるのは、ayappeさんにとっては、叱咤激励なのか、受け入れていることなのか、どうなのでしょう。
私には、叱咤激励に聞こえるのですが、これをもし、受け入れていく言葉がけにするには、どういう言葉がけが、効果的でしょう。
肯定的にしていくことで、お子さんへの自信にもつながると思います。
努力をなさっているayappeさんは、いい方向に、行動することでしょう。

(アドバイザー:遠藤けいこ)


ayappeさん、こんにちは。加藤田です、よろしくお願いします。

大事に細やか子育てに努力されたことが伺えます。
ここで少し、観点を変えてみることをお勧めします。
今は、励ますことも必要なのかも知れませんが、不安や緊張を受けとめる言葉で、その状況を軽減することが必要と思われます。
必要と思われる時のみに次のことを実行してみて下さい。

たとえば「大丈夫」「よしよし」「気にしないで」という言葉を使って見てはいかがでしょう。
また、お子さんの行動や会話に少しでも満足げなものが見えた時こそ、「大変だったね」「がんばったね」と本人を認める言葉がけをして下さい。
つまり、お子さんにとってプラスの感情が湧く会話が大事というわけです。
したがって、このことで、お子さんにプラスの感情が芽生えれば、自分自身を大切と思い、自信や意欲を高めていくことになります。

(アドバイザー:加藤田稔)




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