 |
怖がりがひどく、精神的に不安定なのかと心配 |
|
2歳1ヵ月の男の子がいます。
とっても怖がりなんです。
まわりの同じくらいのお友達を見てるとこんな事で怖がる子はあまりいないようです。どんな事で怖がるかというと、
1.アバレンジャーなどヒーローものの玩具(剣と銃が合体してボタンを押すと衝撃音が出るもの)を向けられ音を出されると凄い悲鳴を上げて私の後ろで震えながら「怖い〜〜!!ないないして!!」と叫んでます。最初だけかなと思いましたが、毎回怖がります。
2.お友達が粘土などで人形を作り、後ろから「ガオーー!!」と言いながら息子の顔にこすり付けてくると硬直したまま悲鳴をあげます。「大丈夫よ〜」と言っても「嫌!嫌〜!」と騒ぎます。
3.自分の好きなキャラクター(アンパンマンやドキンちゃん、ドラえもん)の絵で怒った顔をしているのを見たら泣いたりはしませんが、急いでページを変えます。
4.息子がアンパンマンの玩具を投げつけたりして粗末にしたので「アンパンマンに嫌われちゃうぞ〜」と言うと大泣きします。その他にも嫌いという言葉に敏感です。
他にもありますが、上記の事ではしょっちゅう怖がっています。
別に大した事ではないと思うのですが・・。
こういう子もいるのでしょうか。
0歳代の頃から静かな部屋で1人で遊んでる時にいきなり私が話しかけたり、TVをつけたりするとビクッとしていたので敏感な子かも・・とは思っていました。
精神的に不安定なのかと心配になっています。
この怖がりなところ以外は順調に発達していると思います。
どこか専門の先生に診てもらった方がいいのでしょうか。
(向日葵 さん)
|
|
 |
樋口夕子です。
うちの子はもうすぐ3歳になる男の子ですが、うちもかなりの臆病で、ちょっとしたものとかを怖がっています。
今日もビニールを膨らませるとおばけの顔(といってもリアルなものではなく単純な絵)が出てくるおもちゃを作ってやってみせると、「怖い!なんないして!」と慌てて言っていました。
尻尾をひっぱるとブルブル震えるぬいぐるみも怖いと言い、見ただけで逃げます。
音の大きなおもちゃも苦手のようで、向日葵さんのお子さんと同じようにヒーローものの音のでるおもちゃは怖いようです。
「怖い」ものに敏感な時期というのもあるようですが、個人の性格もあるだろうと思います。
私もかなり怖がりなので(笑)
多少のことなら、怖くないこと、それが何でどういったものかをきちんと説明してあげることで、少しずつ安心して怖さも薄らぐのではないでしょうか。
|
(アドバイザー:樋口夕子) |
|
 |
こんにちは、向日葵さん。吉岡です。
2歳1ヶ月というとうちにもほぼ同じ頃の子どもがいます。
1.家でやってみました。やはり怖がる武器もののオモチャはありますね(私、まったく気にしてませんでした^^)。
2.それは「嫌」なことをするお友達が問題ですよね・・。でも、この年齢では、硬直っていうのは激しい怖がり方のようですが、けっこう「苦手」なものってあるようですね。
3.うちの子の場合「ノンタン」の絵本で大きな魚が「食べちゃうぞ!」というページになると、急いでページを閉じて別の場所にしてしまいます。
4.「言葉」というものがもつ意味がようやくわかってきた証拠でもありますよね。私も「嫌い」という言葉は大人になっても嫌な感じですもの、きっと、こころの優しい息子さんなんじゃないでしょうか?
私がうかがう限りでは、普通の反応のうちではないかと思いました。向日葵さんの息子さんも、もう少し大きくなっていろんな経験を重ねていくうちに、「これは、怖いことじゃない」って、判断していけるようになるのではないかと思います。
|
(アドバイザー:吉岡博子) |
|
 |
向日葵さん、こんにちは。はじめまして藤原です。
うちには、2歳2ヶ月の男の子がいますので、1ヵ月違いですね。
ただ、うちの子はあまり怖がりではないのです。
むしろ、喜んでしまう方なので、性格っていろいろだなって思いました。
向日葵さんのお子様は感受性が豊かなんだなーって思いました。
そして、赤ちゃんの頃から静かな環境(雑音のない世界)で育ったのではないかなと思いました。
静かな環境で育つと静かなのが当たり前になります。
賑やかな環境で育てば、少々の音ではびっくりしないと思います。
ですから、育った環境によっても性格(反応)は異なるのです。
驚かされたり、嫌われたり、怒られたり、すごい音がなったりすることに過敏に反応しているようですが、感情をそのまま表現できているだけで、普通のことなのではないかなと思いました。
大人も含めてどれも、好きな人はいないと思います。
怖がらない(嫌がらない)人は、見栄を張って平気な振りをするのがうまいだけです。
そのうち、現実とお話だけの世界と区別できるようになり、過剰反応も減ってくると思います。
大きな音にも次第に慣れてくるのではないでしょうか。
心配なようでしたら、早めに専門機関に足を運んでみてください。
専門の先生に診てもらって「大丈夫」という言葉を先生から聞くことができれば、お母様も安心できるものです。
安心して子育てができるようになれば、心配事もウソのように減ると思います。
|
(アドバイザー:藤原ゆみ) |
|
 |
こんにちは、向日葵さん。加藤田です、よろしくお願いします。
まわりの同じくらいのお友達を見て、お子さんがとても怖がりとのことですが、まだ、2歳1ヶ月ですね、怖がるほうが当然だと思いますが。
怖さを引き起こす要因は、当人がそれに対して準備できていないような、自らを守ろうとすることに突然遭遇するところにあります。
0歳代では、大きな音もその対象となり、2歳代においても、まだその延長上ですので、無理もありません。
怖いという感情は、大きな音や見慣れたものの一部が変わったものに見えると感情的な興奮をおぼえた、軽ければ好奇心、強ければ怖いということになります。
つまり、外から入ってきた情報を次々に型通りに処理していって初めて知的活動が営まれます。
ところがこのように知的な判断がきくようになると、決まった形で処理できない情報が入ってきた時に感情的は興奮が起こるということです。よって、「知」と「情」とは一つのものの表裏一体のようなもので決して切り離しえないということになります。
したがって、向日葵さん、お子さんは順調に発達していることが伺えます。
ここは、情緒が育ち、豊かな心へと形成されている過程でありますから、この怖がりもしっかり受け止め、これからの成長を見守ってください。
また、なお不安のようでした専門の先生に相談するのも良いでしょう。
|
(アドバイザー:加藤田稔) |
|
 |