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アドバイザースタッフに聞きたい!

これまでのQandA
幼稚園・保育園 園や担任の先生への不満
保育園の方針に不満、話し合いの場がない
保育園の園長先生が父母の話に聞く耳を持って頂けない。(私立の保育園です。)
公立の保育園は定員いっぱいです。
4月の入園式際延長保育を依頼している父母だけ残されました。
4月からおやつ代1回100円とし園の方で乳児幼児とも同じお菓子を出します。と言う内容でした。事前に父母には何の相談のありませんでした。
おやつ制度は前の月25日までに申し込んだ家庭のみおやつを出す。
・途中申し込み者はおやつはなし
・保育園を休んだ場合返金はなし
幼児と乳児が同じ内容では、問題がある食べる量が違いませんか、1回100円は少し高くはないでしょうか6時以降はさらに100円が必要です、改善の余地はありませんかと園長に署名を集め申し立てしました。
結果は無回答です。過去にもいろんな申し込みをしたお母さんからは7年前も今も変わらずの態度、異議申し立ては無意味ですよ、と言われました。市役所の家庭児童課や市長にも異議申し立てしました。
しかし、私立保育園には介入できないとの回答です。
同じように、保育料や税金を払っているのに・・話し合いの場を設けていただきたいのです。何かいい方法はありませんでしょうか。

(働くおかあさん さん)


旭幼稚園副園長の井上です。"働くおかあさん"、お仕事と育児の両立はたいへんでしょうね。お仕事を持っておられるお母様方にとって、安心して子どもを預けられる場というものは非常に重要ですよね。それだけに今回のようなご相談をいただくと、ちょっと胸が痛みます。

基本的に福祉施設である保育所(保育園という名称を使うところもありますが、正式名称は私立であっても「保育所」です)は、全国どこでも同じサービスを提供する、というスタンスをとっていました。なぜなら福祉施設なのですから、「あそこはここまでやってくれる」という差が出ては均等に同じサービスを提供する、という福祉の基本に触れる、という考えです。

ところが近年、勤務形態の多様化などに伴い、地域で求められるサービスを独自のものとして行うことが認められるようになりました。例えば通園バス。これも3年前までは使うことを公式には許されていなかったのです。

延長保育については、基本的には「受益者負担」という考え方をしているようです。つまり、保育所で言えば通常の保育時間が終了しても保護者の要望によって保育時間を延長する(それだけ特別のサービスを提供する)のだから、それに応じた費用をいただく、ということです。介護福祉なども同様の考え方をしています。

"働くおかあさん"が「1回100円は高い」とお感じのようですが、これは地域の平均値や出されるおやつの量(質)などにもよりますので、一概にここで結論づける訳にはいきません。私どもの幼稚園でも預り保育を行っておりますが、おやつ代を含め、1日300円頂いております。(市内幼稚園、だいたいこの金額です)決して法外な金額ではないと思います。

ここで問題なのは保護者(利用者)の方々と保育所の意見交換ができる場がない、ということではないか、と思います。例えば1日300円でも、500円でも、「こんな内容で、こんな保育をします。だからどうしても、この金額が必要なのでお願いします」という説明があり、皆さんで相談した結果だったら、ここまでこじれなかったでしょうね。
"働くおかあさん"のお子さまが通っておられる保育所は、このような場が今まで少なかったのでは?と思います。

私の知人に高校教師をしている人がいます。私立保育所に子どもを預けたのですが、やはり「働くためには絶対に預ってもらわないといけない。だから保護者会(PTA)でも保育所に対する要望なんて絶対出ない。『預かっていただくだけで充分です』って感じでしたね」と言われていました。このような時代を長く経験した園長先生ですと、やはり時代の変化に対応できないのでしょう。

このことを知っていただいたうえで、問題解決の方法を考えるなら、やはり園長先生に保護者の意見を聞いていただく場を作っていただくことが最もよいのではないか、と思います。例えばいきなり「話し合いの場を作ってください」では労働組合の大衆団交を連想してしまい、参加する方もちょっと構えてしまいます。できれば運動会や発表会などが終わった後の「打ち上げ会」みたいな場で、「今日は楽しかった。今後は定期的な『園長先生とのおしゃべり会』などを行っていきたい。園に協力したいので、ぜひ時間を作ってください」等の申し入れをし、世間話や雑談をする場からスタートしていくのが得策かと思います。
そこで園長先生の保育に対する考えや保育所を建てられた時の「思い・理想」などを伺うこともできるでしょう。先ずはそこから、その次に「ここを改善していただけると助かります」と申し入れをする。こんなニ段構えで進まれるのが、一番スムーズに事が進むように思います。
私はお酒が飲めないので、「飲み会」の雰囲気はわかりませんが、お酒が飲める方にとっては「飲み会」というのは重要な意見交換の場になるそうです。

ちょっと時間がかかるように思いますが、幼稚園も保育所も「子どもの楽園」にしたい、という設置者の願いは同じと思います。的外れな回答になってしまったかも知れませんが、お許しください。

(アドバイザー:井上智賀)




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