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ついカッとなって怒鳴り、時には叩いてしまうことも・・・ |
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年長の男の子の母です。先日、幼稚園から書き終えた自由画帳を持って帰ってきました。 年中の時から、画用紙いっぱいにグルグル書きが多かったのですが、先生にイライラしているみたいです。と、先日初めて言われました。
確かに私は、毎日息子を怒鳴っています。白髪が2本位みつかる時もあります。やはり、かなりストレスを感じているのでしょうか?毎日、怒鳴ってはいけないと思いつつ、ダラダラしている息子をみると、ついカーっとなって怒鳴り時には叩く事もあります。自分でこれは、虐待だと思う事もあります。どうすれば、毎日が明るく楽しく過ごせるのでしょうか? 何か良いアドバイスをください。宜しくおねがいします。
(だいちゃん母 さん)
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だいちゃん母さん。こんにちは。
絵を拝見していないので、何ともお答えできません。そうかもしれないし、そうでないのかもしれません。イライラしているのかもしれないし、そうでないのかもしれません。
僕の息子たちは、朝保育園に行く前、必ずNHKの番組を見ています。 そりゃ〜もう、TVの前から離れようとしません。玄関先で「早くして〜」と、悲壮感いっぱいで、いつも妻が叫んでいます。 この間、あまりにもTVの前から離れようとしないので、ここはちょっとビシッと言わなあかんなぁ。と息子たちの近くに行くと、これがまたおもしろいんですよ。番組の内容が。ついついミイラ取りがミイラになってしまって、妻に注意を受けてしまいました。が、その妻も、一緒に見入ってしまってました…。我が家は万事その調子です。困ったものです。
僕の母は、僕がテストで0点を取ってきたとき、てっきり怒鳴り倒されると思っていたら、「仁至、よかったなぁ。まだ100点も点数が上がる可能性があるやないの。こんなん90点やったら、あと10点しか上がれへんもんなぁ。いっぱいあがった方が嬉しいやろ。」と言って、僕を面食らわしたことがあります。要は見方の転換ではないでしょうかねぇ。
ダラダラしているのを見て腹が立つのなら、一度、お子さんのペースに合わしてみてはいかがでしょうか。 ダラダラしているお子さんと一緒に、だいちゃん母さんもダラダラしてみてはいかがですか?違った世界が見えていいかもしれませんよ。新しい発見ができるかもしれません。
ご自分のされていることの認識があるのなら、その認識が枷となっているときに、お子さんがサインとおぼしきものを出しているときに、ちょっとだけ見方を変えて、余裕をかましてみましょう。疲れているんですよ、だいちゃん母さんも。
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(アドバイザー:沼田仁至) |
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