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ぴんきーさん、ご相談ありがとうございます。 アドバイザースタッフの保育士、遠藤です。(^^)
少しでも早く集団生活に入れることが、良い意味での親離れにつながるのかどうか、、、迷っていらっしゃるのですね。
「最初から劣等生になり先生方に迷惑をかけてしまいそうです。」とありますが、誰であっても、子どもが「劣等生」ということはありませんので、ご安心ください。 保育士というものは、お子さんのご両親と一緒になって、その子ども一人ひとりの日々の成長を見届けることが仕事です。迷惑がるどころか、一緒にお子さんの成長を喜び合えると思いますよ!(^^)
まず、平均的な子どもの成長過程から簡単にお話いたしましょうか。。。
2歳をすぎた辺りの子どもは、それまで一人あそび中心であったものが、 同年齢や、少し上の年齢のお友達とあそぶことに興味を持ち始めます。 また、その子ども同士の遊びの中から生まれる活動は、その量や、多様性において、大人の想像をはるかに上回るものがあり、その後の身体の敏捷性、耐久力を育み、社会性をも身につけると考えられています。
「親の手から離すとお友達のまねをしてできるようになるのでは・・・」という点では、そういった意味では、おっしゃられる通り「お友達のまねを」することで成長することもあるでしょうし、園の集団生活の中に入れることが、お子さんにとってプラスになることと思います。 ただ、逆に、ご両親との関わりが、「心」の成長にとって、まだまだ重要な時期でもあることを忘れてはいけませんね。 お母さんに愛されていると感じられる感覚、その、自分の「帰る場所」があることによって、安心して、外への興味を示し、外への第一歩を踏み出せるものではないでしょうか。
「手をかけすぎていた」と思えるぐらい、お子さんを大切にしていっらっしゃるなんて素晴らしいことだと思いますよ!(^^)
お恥ずかしい話ですが、私自身は、お預かりしたお子さんに対して、心の中で「なんで、いつまでも自分でできないの!」と感情的になって、接してしまっていたことがあります。 きっと、その時は「鬼のような」形相をしていたことでしょう。。。(苦笑)
1つ1つ物事を教えるということは容易なことではありませんよね。 あせることはありませんので、ゆっくり見守っていきましょう!
ここまでお話させてきていただいたように、早くから同年齢の集団生活になれさせることで、お子さんにとってプラスになる部分があることは確かだと思います。 そして、お子さんを預けるお母さん自身にとっても、預けている間の、その少しの自分だけの時間の有効利用によって、心の余裕もうまれて、あらためて新鮮な気持ちでお子さんと向き合えることもあるでしょう。 ただ、全員が全員、すぐに集団生活にとけ込めるというものではありませんし、お母さんと長く一緒に過ごして、すくすく育っていらっしゃるお子さんもいます。
よろしければ、一度、預けてみようと思う園に、お子さんと一緒に行って、中で遊ばせてもらい、お子さんの様子を見たり、直接、その園の先生方とお話してみるのも、2年にするか、3年保育にするかを見極める1つの方法だと思いますよ。
少しでも、ぴんきーさんの参考になることを願っております。 また、もっと詳しく話して!ほかにもこんな事が!!などということがありましたら、お気軽にご相談くださいね。
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