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こんにちは、アドバイザースタッフの高橋です。 どこまで、解決をお手伝いできるかわかりませんが、考えてみましょう。
まず、お子さんがなぜ登園を拒否するのかを考えてみましょう。 考えられる点は以下の2点だと思われます。
1)お母さん(家族)と離れて、知らない人間ばかりの社会に入ることの不安。 2)自分の想像していた幼稚園という物と、現実に感じた幼稚園とのギャップ。(三輪車などの事です。)
今まで、家族以外の人間と関わる経験が少なかった子どもにとっては、かなりつらく感じる部分だと思います。むしろ自分の知った幼稚園とのギャップよりも、こちらの方が大きいといえるでしょう。 しかし、それを克服するには自らが経験して学習していくしかありません。(知るという経験ですね。)
家族という自分の不安を常に取り除いてくれていた存在がいなくなるという事は、子どもにとっては計り知れないくらい大きな事です。 自分の中にある幼稚園に対する不安と母親(家族)から離れる不安。 この大きな二つがお子様の心の中でほとんどを占めているのではないでしょうか?
その結果、新しい幼稚園という環境に慣れる前に、不安感等から登園を拒否するようになってしまう。 これって当然のことと思いますが、それを親が許してしまうと“知る”という経験をする場所すらもなくなってしまい、ますます幼稚園という環境に慣れる事ができなくなってしまいますよね?そんな時に子どもの背中をそっと押してあげることも必要なのではないでしょうか?
子どもが何か意思を表したときに自分の感覚で考えるのではなく、子どもの感覚に頭の中を切り替えて一緒になって考えてあげることが大切だと思います。 そして、その子どもに対してなにをしてあげることがBestなのかと言うことを考えてみてください。
その結果、自分なりに「こうするのが良いのではないか?」というものが出てくると思います。 自分の子どものことになると、冷静に・・・というのは難しくもあると思いますが、そこで「自分の子どもだから・・・」という発想ではなく、「まだ人間としての経験が少ない一人の人間に対して・・・・」という考え方で考えてみたりするのはいかがでしょう?
担任の先生にも相談するのではなく、「私自身はこのような想いや考えなんですけれども、どのようにお考えですか?」、「こういう事に対して先生自身はどのような想いや考えをお持ちですか?」という話をしてみる方が良いと思います。
担任の先生が一年目ということで不慣れな部分が多々見られるのはやむを得ないことだと思います。 しかし、彼女らも幼稚園教諭の免許を持って保育をする以上、プロの人間ですからきちんとした対応を取らなければなりません。 「私は一年目だから・・・・」というのを理由にしてはいけないのです。 その子ども達にとっては、一日一日、その一瞬一瞬、無駄な時なんて存在しないのです。
子どもの言葉に耳を傾けて、子どもの言葉でお子さんと話して、子どもが何を求めているのか?を見極めて、子どもの居場所を作ってあげることが大切だと思います。 園でも、そのような居場所(先生にいっぱい関わってもらう、仲良しのお友達を作る等)を見つけ出すことが園に慣れる近道だと思います。
とりとめなく書いてしまい、今ひとつまとまってないのですが、申し訳ありません。 何かの参考になればと思います。 お子様が一日も早く、幼稚園に行くことに楽しさを見つけ出してもらえればと思います。
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